これはもう15年程前に体験した話になりますが、思い出しながら書いてみようと思います。

自分の実家は山沿いのそこそこ大きな村にある、古くから山の神を祀っている家系です。
実家の横に山中に続く山道があり、その先に御神体が納められた祠があります。
御神体は、25歳を超えた本家の人間か毎年秋に開かれる祭りで供物を奉納する役目の人しか直接見る事は出来ません。
また、子供だけで山に入る事は禁じられていました。
厳重ではありませんが、扉に鍵を掛けて管理されています。
普段お参りする時は、山の麓にある神楽殿の様な所に行く事になっています。