>>16
確かにご指摘の通りですね、ベッドの上から窓は見えないはず。
風真がベッドから出るというのはプロローグとしてそろえるべき情報はもう全部そろって物語は次の段階へ進みますよ、という流れの表現のつもりであります。
その点を考慮すると、この時点ではまだベッドにいるままなのは動かせそうにないです。
その代わり、凪にカーテンを勢いよく開け放ってもう昼だよと言わせることで風真に現在時刻を自覚させるのはどうでしょう。

名前と代名詞の出現に規則性がない点は、正直どのような状況において名前を使用すべきでどのような状況は代名詞が適切なのか理解していないところがあると思います。
まとまりごとに一度凪という名前で表記した後、次のまとまりまでは彼女で通すというような形で、英語によくあるような形で代名詞を使用していたつもりです。

気持ちがなかった風と凪の関係が近づく”過程”については、このプロローグの目的が『出会った最初』と『今』の対比をすることで当時と比べて今二人がどのくらいの関係性まで発展しているのかを示す意図がありました。
そのコントラストをパキッと明確にするため、途中の過程は省き出会いと現在の描写だけに集中しています。