といいつつ、"「」の末尾の句点の有無は統一した方がよい"は現時点でも知らなかった基本事項なので、まだまだ勉強不足だなあと思います。
2018年当時においても、この物語の要点は『凪に義兄妹の兄として認めてもらい"お兄ちゃん"と呼んでほしい風真と、便宜上妹のふりをしているが実際は憧憬からくる恋心のようなものを抱いておりどうにかして風真に気づかせようとしている』という感情の対立構図と定めていたので(当時はそれを定めていながらその要点がまったく反映されていないプロローグとなっていた)、この関係性のもどかしさが稚拙な作品ながらもずっと自分の中の記憶に残り、こうして今の自分の手直し作業へつながったのではないかなあと。
基本的に自分の経験や境遇から引き出して物語を作るタイプの人間であるのに、今回のようなもどかしい義兄妹の片思いを一発で出力できたのは奇跡だと思います