「お客さん、いらっしゃい!
 いつもの炙りトロでいいですかい?
 え、そんなものをポロンされても。
 本当にいいんですね? 直に握りますよ?
 わかりやした。こっちも客商売なんでお客さんの為にがんばりやす!」

場繋ぎに出した握りに客は舌鼓を打つ。
その後、大将特製のお稲荷さんを口いっぱいに含み、笑顔で味わった。

お稲荷さん!(`・ω・´)