ワイが文章をちょっと詳しく評価する!【240】
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点数の意味
10点〜39点 日本語に難がある!
40点〜59点 物語性のある読み物!
60点〜69点 書き慣れた頃に当たる壁!
70点〜79点 小説として読める!
80点〜89点 高い完成度を誇る!
90点〜99点 未知の領域!
満点は創作者が思い描く美しい夢!
評価依頼の文章はスレッドに直接、書き込んでもよい!
抜粋の文章は単体で意味のわかるものが望ましい!
長い文章の場合は読み易さの観点から三レスを上限とする(例外あり)!
それ以上の長文は別サイトのURLで受け付けている!
ここまでの最高得点79点!(`・ω・´)
前スレ
ワイが文章をちょっと詳しく評価する!【239】
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/bookall/1677413302/ 最初に読者が目を通す書き出し部分。
そこだけを見て貰うことは可能でしょうか。
インパクトというか、惹き付ける要素があるかどうかを見てほしい。 そして世界は終わった。
が冒頭の1行で、1レス内に収まるSSを書け
というようなワイ杯があってもいいな >>488
じゃあ次回はそんな感じでいきましょう。
あれ? そういえばもうそろそろじゃないですか?
来週でしたっけ? 今日、気が付いた。
私がいるこの場所は、頂であると。
あれだけ必死になって、何年かかっても諦めきれなかった、この場所に。私は立っていた。
じゃあ、これから私はどこに行けばいいんだろう? 坂道を、ある人は上り坂だといい
ある人は下り坂だという
どの視点からとらえるかだから、”頂”も
違う視点で見れば、まだまだ人生の”頂”ではない
さあこれからもまだ進むことができるという気持ちも生まれるやもしれず……
みたいな感じに続く? その文の後に、空白を挟んで本文みたいなのに入る、という流れの予定です。
>>491
言いたいことはわかるけど、内容に較べて言葉のチョイスが軽いので、あまり心に響く感じがしません。
まず、こういう台詞を吐くということはそれなりの年齢だと思いますが、それにしては言い回しが若く感じられる。
具体的には「今日、気が付いた」「じゃあ」「いいんだろう」のあたりかな。
それと「何年かかっても諦めきれなかった」ということは、具体的な目標があったということで、それを達成したのなら既に頂に立っているわかっているはず。
なので、今気付いたのか、積年の目標を達成したのかどちらかに絞るべきだと思う。
もし今日気付いたのなら、なぜ今日なのか、何らかのきっかけも欲しい。誕生日というだけでもかまわないでしょう。 ×頂に立っているわかっているはず。
〇頂に立っているとわかっているはず。 >>494
「今日」に特に意味はないんですよね。
ニュアンス的にはそういえば、いつの間にみたいな感覚なので、「ふと、気が付いた」のほうが正しいかもです。
主人公は、相応に人生経験を積んできてはいるものの、若くあろうとしてるので、敢えて若さを演出できるような言葉を選んだのですが、やはり違和感があるでしょうか。 >>496
>ふと、気付いた
俺もそっちが正解だと思う。
>あれだけ必死になって、何年かかっても諦めきれなかった、この場所に。
若々しい言い回しとこの目標のせいなのか、スポーツ選手のように読めてしまった。しかもなぜかボクシングが頭に浮かびました。
年齢を示唆するワードが一つでもあれば、違和感はなくなると思うのですが。 >>497
ありがとうございます。
参考にさせていただきます。 ロックグラスを手に、ホテルの最上階の窓から星空のような夜景を見降ろしながら、ふと気付いた。
私がいるこの場所は、頂だと。
おっさんらしさを強調してみたけど、どうかな。 インパクトや惹きつけることを重視するなら
冒頭に今日、気が付いた。ふと、気が付いた。もどちらもつまらない。いっそ
私が立っている場所は、頂きであると。
今日、気が付いた。
あれだけ必死になって、何年かかっても諦めきれなかった、この場所に。私は立っていた。
のほうが印象は深い。 それを一文目にするなら、もっと簡潔に言ったほうがいい気がするのですが、どうなんでしょうか。
ここは頂である。
ふと気が付いたのだ。ここに辿り着いてる私に。
あれだけ必死になって、何年かかっても諦めきれなかった、この場所に。私は立っていた。
じゃあ、これから私はどこに行けばいいのだろう? >>485
ありがとうごさいます!嬉しいです!
なにかに気づいて、考え方が180°変わるっていうのを書きたかったんですけどただの情緒不安定になってますね…… >>482
ご指摘ありがとうございます!直させてもらいます!
関西弁の人は関西弁で思考するのか、と悩んで自分の場合はそうでもないなと感じたので標準語にしたのですが、やはり読んでる人には違和感ありますよね……
次書くときの参考にさせてもらいます! >>502
最初のよりはずっといい。これでもいいかもな。
ただ、俺だったら「ここは頂である」はつまんないんだよな。単調で。
それよりも「私が立っている場所は、頂であると。」のほうが破調のおもしろさがあるんだよな。そこで掴まれるというか。だがこれは好みもあるしな。
最初のやつよりここは頂きであるのほうがいいよ。 >>502
吾輩は猫である。
みたいでなんかイヤ。 おはよう、諸君!
締め切りの関係でこの時間帯が日常になりそうである!
>>491
>今日、気が付いた。
>私がいるこの場所は、頂であると。
>あれだけ必死になって、何年かかっても諦めきれなかった、この場所に。私は立っていた。
>じゃあ、これから私はどこに行けばいいんだろう?
この文章だけで判断するのであればしっくりこない!
フランクな書き方は若者を想像させる! どの分野の話なのかわからないが、頂とは頂点を意味する!
何年とあるので十年未満に思える! その程度で頂に立てることに違和感を覚える!
命の危険を伴う高山ではなくて、ピクニック気分で登れる低山なのだろうか!
頂を渇望していながら今日になって気付くと云う点も軽い! 個々の要素の云いたいことはわかるが、
上手く噛み合っていないように思える! おそらく人物設定がしっかり書かれていないことによる弊害なのでは!
まずは主人公から考える! 何の職業に就いているのか! その頂に立つまでに身体的な変化はあったのか!
それらの特徴を決めたあと、どのような場所にいて、ふと頂を認識したのか! 職業に関連した場所がよい!
年齢がわかるような描写も欲しいところ! 動作やガラスなどを使えば可能だろう!
このように設定を決めたあとで冒頭部分を書き出せば、隠れた背景に適したものが仕上がる!
読者にも伝わり、作者が希望する冒頭になるのではないだろうか! 今よりも確実に精度は上がる!
>>504
作者が決めたルールが読者にもわかるように書かれていれば引っ掛からずに読めたと思う!
会話文は周りに合わせて関西弁! 三年前に関東圏から引っ越してきたので、
心の中では長年に渡って使ってきた標準語を使用する、など!
このような内容を先に仄めかしていれば、会話文が関西弁で心の中が標準語であっても大半の読者は引っ掛からず、
すんなりと読むことができるのではないだろうか! 一例なのでこの通りに書く必要はないが、やはりルールは必要だろう!
あとは各々の作者が考えることなのでワイはここまでとする!(`・ω・´)さて、やるか! そこそこ進んだ!
>何年かかっても諦めきれなかった
この何年が実は一番、引っ掛かることに気付いた!
ワイは執筆を始めて二十六年が経つ! その程度の記憶は残っている!
この主人公は何年を使っている時点で奇妙に思える!
諦められずに努力した年数を忘れるものだろうか!
何年は一桁の年数が入っているので軽く見える!
十数年とすればそれなりの長さを感じる!
数十年になればその過程の苦労をひしひしと感じる!
何故、「何年」と云う表現になるのだろうか!
ワイでさえ、二十六年前のことをはっきりと覚えている!
この主人公の努力が二十六年を超えるのであれば、数十年とした方がいいのでは!
やはり主人公の設定の甘さが出た箇所なのだろう!(`・ω・´)ちょっと出かける! この前の流れから、"ふと"が好きな人が一人いるなとは思った TapNovelという小説投稿サイトがあって、そこの何かのコンテストに、ふゆさんの『未来予測システムGI(爺愛)』という作品が予選通過をしたようだ。
前作で入賞しているので予選通過ぐらいではおめでとうでは無いのだろうけど、おめでとう。
何度も言うがふゆさんの笑いのセンスには嫉妬を覚えるな。
久しぶりにぷち笑い系でも書いてみようかしら。 只今、帰宅!
予選通過はめでたい! ふゆ君は上手くなった!
傾向として難解な作品を好む! 故に読者に真意が伝わり難い!
それが改善された今、難解は斬新に切り替わって評価されるようになった!
メスマホだったか、アイデアは瞠目に値する!
それを最大限、活かす文章が課題であった!
もうワイが心配する必要はない!
思い通りに書けるようになったふゆ君は一端の作家である!
実にめでたい!(`・ω・´) 猫君にはおとんと真美があるではないか! ふむ、補足のメールがきたのであと少し書いて寝るとしよう!
さて、やるか!(`・ω・´) おはよう、諸君!
評価文章はないのでこれから続きを書く!
別の依頼もあるので急がなければ!
では、また!(`・ω・´)ノシ ふむ、myがあるとエラーになる! 作者ページのURLのようだ!
モンスター・ハントをやめた理由
https://kakuyomu.jp/works/16817330654316248422
これか! あとで読むとしよう!(`・ω・´) >>518
>捨てれなかった
捨てられなかったのほうがいいな
>スラちゃんも部屋の中をぴょんぴょん撥ねて、尋ねてくる人があると、すぐに近寄ろうとしている。まったくなつっこい。
>妻が人を殺したのは、この家に越してから半年後の事だった。
いきなり、「妻が人を殺したのは〜」に変わったりして、話の転換が悪い
他にも、ところどころそういう話の繋がりが悪い箇所が見受けられる
>なつっこい
「なつっこい」でもわかるが、「人懐っこい」と書いたほうが良さげ
>妻を戻ってくるなり、したり顔で言った
妻は、だな
>お腹を抑え、痛みに歯を食いしばり、体を丸まる。
丸める、だな
>僕の制止も耳を傾けず、妻が部屋から出て行く。
僕の制止にも、だな
>朝の、フクロウの鳴き声や
ホーホーというやつか?フクロウは夜行性なので夜にしか鳴かないのでは?
早朝にホーホーと鳴くあれはフクロウではなくてハトではなかろうか?
内容は作者の感性なので触れず >>518
第1話
>都市の郊外にある家を買い、暮らし始める。
(都市の周辺が郊外なので「郊外」だけでも意味はわかる!
都市を入れたいのであれば「郊外都市」と云う手もある!)
>1匹目は、体長40ゼンヂの、グリフォンの子供だ。
(打ちミス!)
>仲間にしてほしそうな眼で見つめてきて
(スライムに目があるのだろうか! 読者によってイメージが違うので、
もう少し見た目について書いた方がいいだろう!)
>尋ねてくる人があると
(変換ミス!)
>まったくなつっこい。
(珍しい形だが、懐こいと同じ意味なので問題ない!)
>強く顔を売って、鼻血が流れ出た。
(変換ミス!)
>「飼う? ははは、なるほど、跳んだ物好きだ」
(普通、「とんだ」は平仮名! 漢字は確定ではないが「飛んだ」が使用されることが多い!)
第2話
特に引っ掛かるところはなかった!
第3話
>事務報告のような言い方だった。
(事後報告のような気がする!)
>なんでだよ!
>内臓が破裂したんじゃないってくらいの痛みだった。
>お腹を抑え、痛みに歯を食いしばり、体を丸まる。
(内臓が破裂したと思うくらいの痛みをしっかり説明している!
過去の話を思い出しているとは云え、リアルタイムに徹した書き方がされているので引っ掛かる!
最後の一行は「お腹を押さえ」と「体を丸める」か「体が丸まる」のどちらかだろう!)
>朝の、フクロウの鳴き声や
(この世界ではモンスターが普通に存在する! フクロウは夜行性なので夜に鳴くが、
飼われているフクロウは餌欲しさに朝であっても鳴くことがある! あと作者がキジバトの鳴き声と間違えている可能性がある!
そこでキジバトやドバトの鳴き声とした方がいいように思う!)
全てを読み終えた! 某ゲームが現実になったような世界!
それはいいのだが強盗とは云え、妻は魔力剣で切り殺した! その後、普通に生活をしているように見える!
この世界では人を殺しても罪にならないのだろうか! または強盗が人型のモンスターであれば気にならなかった!
設定が少し甘いように感じた!(`・ω・´)点数は控える! おふたりともありがとうございます
すいません、リンク間違えたみたいで
言われる通り鳴き声は、鳩みたいでした。違ったんですねあれ。
また点数なしか……。 今回の作品で云えば、タイトルは悪くなかった!
妻に云われて渋々やめたと思わせて、実は違った!
妻が強盗を切り殺したことにショックを受けて、やる気を無くした!
オチとタイトルが繋がっていた!
点数を控えた理由は、その妻の行動に納得ができなかった!
強盗は殺してもいいと云う世界なのか! そのように書かれた箇所はない!
モンスターを狩る行為は認められていた! 強盗を人型のモンスターにすれば解決した問題である!
その場合、あまり流暢に喋ると違和感を覚える! 無口を装い、その実、人語を理解していない!
そのような状態で主人公達を行動で脅し、他のモンスターに危害を加える!
真の目的は主人公の家に置いてある家宝! あとは妻の行動の通り!
切り裂かれた甲冑の中から人とは思えない異形の姿が現れる! 人型モンスターとわかれば、
読者もこの展開に納得するだろう! 最後のオチは悪くないので、点数を控える必要がない!
ワイの考え!(`・ω・´)では、また! おはよう、諸君!
少し寝すぎてしまった!
評価文章はないので急いで続きに当たる!
では、また!(`・ω・´)ノシ 時にワイスレを見にくる! >事務報告のような言い方だった。
>(事後報告のような気がする!)
話の流れから”事後”ではないし、感情がこもってない報告といい意味での
「事務報告のような言い方」は決して間違いではないだろう >>518
国語的に怪しい箇所が多い。
助詞の使い方が変なのはまあ個性の内として読めないこともないけど。
第1話
片足を振りかぶる←振りかぶるというのは頭の上まで振り上げることなんだけど
男はそそくさと←それまでの堂々とした振舞いにそぐわない
第2話
他の子には←2匹の他にまだいたの?
戸惑う僕を知らぬ顔で、←日本語になってない
第3話
事務報告←事後報告ではないけど、事務報告という用語もない。事務連絡ならあるけどそれも変。事務的な口調であることを言いたいのはわかるけど。
最後まで読んだ感想
妻の狂乱ぶりが唐突すぎて違和感がある。大切なモンスターを殺されて怒りに燃えるのなら理解できるけど、やったのは自分だよね。
それと、武器を使えるのになんで罠に固執したのかも。最初は、格闘はできないけど捕獲のための罠なら使えるということかと思ったけど、魔剣を普通に使ったので、えっ? ってなった。
妻の変貌は、少しずつボルテージが上がっていく形にするか、ずっと非戦主義を通して最後に大きなきっかけで変貌する、のどちらかにするのがいいと思う。
あと、モンスター相手に散々渡り合ってきたはずの夫が、ヘタレすぎ。
こんなところかな。
でも、作品として言いたいことはわかります。 事務報告書というのがあるので、そういった類のものだろうというのは察しが付く しかし、最近のファンタジーはかなりなんでもありの水星の魔女よりなんでもあり
かと言って設定を邪推するおもしろさもない ファンタジーといえるかどうか知らんけど、小野不由美や辻村深月がおすすめ >>528
察しはつくけど、全体的に語彙や文法など国語力が不十分という印象を受けた。
文学とは言わないにしても、ネットではないちゃんと出版された本をもっと読むべき。 作者はカクヨムで書いている!
KADOKAWA文芸
https://kakuyomu.jp/users/kadokawa_bunko/works
今が旬! とも云える「第43回横溝正史ミステリ&ホラー大賞の最終候補作」がずらりと並ぶ!
他にもいろいろと作品があるので読んでみてもいいだろう!
では、今日はこれで!(`・ω・´)ノシ >>531
いまのここで文章作法から先の内容の感想まで行くのが1/3ぐらいか 角川のそれは元は横溝正史賞という賞のミステリ専門で
ホラー色が強い傾向があってか
ホラーは後年の後付けだった むしろ勧めるべきは作者の作風からして、ラノベやファンタジー系の賞であろうかと ラノベを書いていて市販のラノベを読まないとは考え難い!
そこで足りない部分を補う意味で紹介した!
最終候補の実力を見れば自分の位置も自ずとわかる!
内容よりも引っ掛からずに読める文章を目指して貰いたい!
そのあとで内容を活かす文章を意識すればよい!
ワイの考え!(`・ω・´)少し早いが寝るとしよう! 土曜日の夜の住宅街のUR団地がある駅からのバスの終点駅にある商店街のスナック。この先は山でもう人は住んでいない。
客はこの団地に住んでいる男女だった。
地元スナックにラブアフェアなどないはずだったのだが…
また、ママは僕のボトルを他の客に出して安い悪い酒でも補充したのだろうか?やけにいけない酔い方をしていた。意識は飛ばないが、いつもより、いい気持ちになった。いつもシーバス・リーガルの12年で、これは酔い方が上品だった。
ママと商店街の八百屋のおやじがカラオケを歌えとうるさかった。いつもは空気を読んで、昭和のアイドルポップスを歌っていた。昭和と言っても70年代の新御三家からスマップぐらいまでだ。ここのおっさん、おばさんたちが知っているというか少年、少女時代にレンタルCDで借りてダビングしたカセットテープが伸びきるまで聞いていた曲だ。MDの時代は仕事が忙しくて音楽を聴く時間は減っていた。
僕はなにを考えたのか、永遠の新人歌手の鈴木雅之のアニソンを歌ってしまった。それも3曲全部を立て続けに。1曲目でママは客たちがわかっていないと察して、僕からリモコンを取り上げようとした。だが、僕はリモコンを離さなかった。2曲目がサビに入ってくると店中が普段と違う盛り上がりをしてきたのだ。
もともと、この鈴木雅之のアニソンはノリがいい曲だ。そりゃ、店も盛り上がる。調子に乗った僕は続いて、水星の魔女のYOASOBIなどを歌った。そこに金物屋のおやじが残酷な天使のテーゼを歌ったら、一気に盛り下がり、再び、僕にマイクが戻ってきた。まだ、エヴァがなうなど思っている金物屋。だから、あんたのところの品ぞろえはいまいちなのだ。このノリについてこられた八百屋は有機野菜や地場野菜を扱って、大手スーパーにはない品ぞろえで団地の若い夫婦に人気がある。
俺は鈴木雅之メドレーをはじめた。酔いが回りすぎていた。だが、これは歌う方も気持ちいいが、聴く方も気持ちがいい。そろそろ締めようと、よせばいいのにロンリーチャップリンを入れた。ママが一緒に歌うだろうと思ってだ。いままで店で見たことがない女性が僕の隣で歌いだした。
年齢は僕と同じくらいだろうか。団塊Jr。また、よせばいいのに、サビで左手など握ったのだ。左の薬指に指輪がないと気付いた。独身か?髪は肩まであった。ちょっとグレーが混ざっているが、それが生きてきた年輪を感じさせた。ユニクロのブラウザの部屋カジュアルだったが、この年齢の女性としてはスタイルがいい。20代の頃はさぞかし美人で会社の課のアイドルだったろう。
歌い終わると、僕の隣に座った。
「ママ、この人と同じものをお願い」と彼女は言った。
ママは困惑していた。そりゃ、そうだインチキなボトルを飲んでいた僕の酒を出せない。僕はママをレスキューした。
「いいよ、僕のボトルで」
ママは、グラスを彼女に出し、アイスと水を交換して、水割りを作った。
僕たちは乾杯をした。この後は覚えていない。
朝、目覚めた。僕はパンツをはいていなかった。隣に彼女がいた。天井を見ると、僕の家と同じ天井だった。壁と戸が僕の部屋と左右が逆だ。同じ団地の同じタイプの部屋か。
彼女が目覚めた。開口一番。
「わたしをかぐや様にしてくれてありがとう」 >土曜日の夜の住宅街のUR団地がある駅からのバスの終点駅にある商店街のスナック。
~の~の~の~の……で情報を詰め込みすぎだから、文を分けたほうがいいだろうな
たとえば、こんなふうに
土曜の夜の住宅街。UR団地がある駅前から出ているバスに揺られ終点まで行くと、
そこの商店街に、そのスナックはあった。 >また、ママは僕のボトルを他の客に出して安い悪い酒でも補充したのだろうか?
この「また」だと、「また他には」という意味に読まれてしまうので
ここでは、
ママはまた僕のボトルを他の客に出して……のほうがいいのではないかな? >俺は鈴木雅之メドレーをはじめた。
それまで「僕」と書いていて、「俺」にするのはどうかと思う
「僕」か「俺」のどちらかで統一すべき >ママが一緒に歌うだろうと思ってだ。いままで店で見たことがない女性が僕の隣で歌いだした。
「〜と思ってだ。」と「いままで店で〜」の間がつながっていないので
何かつながるように言葉をを入れたほうがいい
たとえば、「そのとき」とかだ
「〜と思ってだ。そのとき、いままで店で〜」という具合に その他、全体的に文章がたどたどしく感じる
思いついた言葉をただ羅列してるだけに見受けられてしまうので
もう少し、京葉表現や心情描写を交え、読み手に対し、文章の”波”やメリハリといったものを感じ取らせる書き方にしたほうがいいだろうな >>538
>土曜日の夜の住宅街のUR団地がある駅からのバスの終点駅にある商店街のスナック。
(一文が少し長い! 「の」が続くので見た目もよくない! 冒頭から読み難いと読者に思われないようにした方がいいだろう!)
ワイの場合
土曜日の夜。住宅街のUR団地がある駅からバスの終点駅となる商店街にスナックがあった。
(ほとんど文章を変えていないが、句点を増やした。余計な「の」を減らすことで少しは読み易くなったのではないだろうか!)
>客はこの団地に住んでいる男女だった。
(スナックの立地を説明した直後に店内の話に切り替わった! 展開が早すぎるのでもう少し緩やかにした方がよい!)
ワイの場合
そのスナックへUR団地に住んでいる二人の男女が客として訪れていた。
>地元スナックにラブアフェアなどないはずだったのだが…
(三人称のような書き出しで、ここから一人称に変わる! それならば冒頭から一人称とわかる書き方をした方がよい!)
>まだ、エヴァがなうなど思っている金物屋。
(なうはナウとした方が意味を取り易い!)
>「わたしをかぐや様にしてくれてありがとう」
(主人公に告白させて、この女性と付き合うことになったのだろうか!
漫画の「かぐや様は告らせたい」であれば! ただし、その漫画を知らない読者には意味が正しく伝わらないだろう!)
全体的に詰め込み過ぎていて読み難い!
主人公の僕からすればいつもの面々でもあるので、
ここまで個々の説明をする必要がないように思う!
初めてきたスナックで仲良くなった人々であれば、興味深く書いてもおかしくはないが!
もう少し書き慣れる必要はあるが、内容としては読み取れる60点!(`・ω・´) >>545
これで長文なんて言ってたら来るスレを間違えていると思われ それは良かった!
カクヨムのアカウントを持っているのならば、
星で気持ちを伝えて貰いたい!
結果、受賞すればその作者が今後も面白い話を書いてくれることだろう!
さて、やるか!(`・ω・´) >>551
全然面白く無い。
なので飛ばして読んでオチも見てない。 >>551
20
>以外に赤間はアウトドアらしく1人で山に登るほどだった。
(変換ミス!)
>そんな赤間がみんなで釣りをしようと言うのだ。
>僕らの高校の近くには名のしれた有名な川が流れている。そこで釣りをしようということになった。
(同じ内容なので下の一行は不要に思えた! 意味が重複しない状態で一行に纏めてもよい!)
>この川の周りにある村6個の長が
(普通は個を使わない!)
ワイの場合
この川の周辺にあった六村の長が
(このような書き方をする! 似たような箇所の指摘は省く!)
>例えば花言葉ならブロッコリーの花言葉は「小さな幸せ」
(「花言葉なら」の部分は削れる!)
嘘のオカルト話を見破れるものだろうか!
関田ではなくて話した赤間がブリモドキを見せて、
関田に「マジかー」と言わせた方が自然に思える!
ここまでは読んだ! 今日は来客があるので、
残りは明朝に読む!(`・ω・´) >>551
文章が悪い。余りにも稚拙だ。具体的に指摘してあげたいけれども、向上する気の無い人に時間を割きたくないというのが正直なところ。
最初から最後まで、厳しい言い方をすれば、よくこれを他人に読ませようとしたな、と思う。なんの成長も見られない。
文痴は仕方ない。ただ、文痴は正せる。技術だから。才能も器用不器用もない。訓練で治すことができる。
ただ、それは「治す」気持ちがある人限定だ。
「文章を読む」という極めて能動的な行為を甘く考えるな。新曲作ってみたのでちょっと聴いて下さい、とは訳が違うんだ。
世の中、優しい人は一定数いる。この世の中で「優しい」といわれるポジションにいることは大変な苦労をともなう。その一定数の「優しい人」たちの優しさにつけこむような、稚拙を装った怠惰を不快に思う。内容云々のレベルではない。プレゼンの未熟を指摘したのにも関わらず、似たような未熟抱えたプレゼンをしてくるような行為は、意訳すれば「恩を仇で返す」ようなもの。
しっかりと自分の文章と向き合ったものを発表したほうがいいと思います。あなたの評価文章は毎回最後まで我慢して読んでいましたが、これで最後にします。
今後、少なくとも、冒頭二百字ていどで一度でもセンスではなく技術的に引っかかるようであれば、それはもう怠惰であるとしか言いようがない。まず、自分でよく見直して、アドバイスがあれば真剣にかみしめてみて、それを最大限に努力して噛み締めた文章にこそ読む価値がある、例えそれがまた、稚拙であったとしても。 >>551
川遊びに行くのに「オカルトも好きだが」は唐突過ぎて、知らんがなと言いそうになったけど。
よく見たらこれ連作短編だったんですね。それなら納得。
日常の中に潜むオカルトというテーマは悪くない。
筆致の乱れもなく文章は読みやすい。
ただ、作品としての完成度は決して良いとは言えない。
何が悪いかというと、主要な部分がストーリーではなく説明になってしまっているところ。
しかも謎解きではなく主人公が勝手に自己解決してしまっている。
トラブルも葛藤もなく、他の人物との絡みも希薄。つまりドラマ性が足りないのだと思います。
例えるなら、ナレーションばかりの映画を見ているようなもの。
もっとキャラを動かしましょう。それだけで作品が生き生きしてくると思います。 >世の中、優しい人は一定数いる。この世の中で「優しい」といわれるポジションにいることは大変な苦労をともなう。
>その一定数の「優しい人」たちの優しさにつけこむような、稚拙を装った怠惰を不快に思う。
大袈裟な文章だなあw >>552から>>555
ご指摘、アドバイスありがとうございます!
やはりまだ文章が拙いようです。
ゴールデンウィーク明けになると思いますが、死ぬ気で再度読み直してみるので完成したら是非またアドバイスお願いします! >>556
俺も、何もそこまでと思ったけど。
>>551の文章と読み較べると、>>551に足りないのはこういう外連味かも知れないとも感じた。
良いお手本じゃないかなあw >>551
他の人は酷評が多いようだが、自分が読む限りにおいては、文章に作者独特の癖はあっても悪くない出来だった
以下は、思ったこと
>関田は「『人間が完全に自然から離れることはない。あくまで人間は自然の一部だ』とエーリッヒ・フロムは言った。
と
>また、ゲーテの言葉にも、『人はたとえ自然に反抗する場合でも、〜〜
の間は、関田が話してるなので、そこは1行空けずに行間を詰めるべき
>それからこの川の魚には怨念が着いているとか着いていないとか
「着く」より、「憑く」がいい >>559
ここ作者は検索でもしたのかな?
気になった
エンタメなら、こんな作者の上から目線はいらん
作者が古典をちゃんと理解しているわりには、
いくら高校生と言えどからっぽなキャラクター
ここキャラクターの言葉になっていない
みんな言いたいと思うけど、この作者はなにが書きたいかがわからない
人間の苦悩とかではなさそうだし
読者を物語世界に引き込みたい感じもないし ハナから作者をどうだとか決めつけて貶すの目的で読んだりはしないので 今週からリアル・オフィスへ出社だ。
いまの会社はコロナのパンデミックの最中に入社して、入社初日からフルリモートの勤務だった。同僚との仕事はインターネット越しでしかしたことがない。と言っても、前職はフルリモートではなかったから、はじめてのリアル・オフィス勤務でもなかった。それでも三年ぶりだ。
久しぶりに朝、早く起きて、オフィスで見栄えがいいビジネスカジュアルに着替えた。数年ぶりにジャケットへ袖を通した。玄関のドアを開けて、外で出る時は緊張した。女性が久々にセックスする時はこんな感じかもしれない。この状況を受け入れるのにとまどった。身体がまだ、リモートモードのままだった。リモート勤務中にコンビニにランチを買いに行くのとは違う感覚だった。
駅について電車に乗る。あれ、こんなにも空いていたかと思った。座れるほどではないが、スマホを出せないほども混んでいない。肩や背中もぶつからなかった。パンデミック前より快適だった。
急行に乗り20分するとオフィスについた。オフィスに着いて、マネージャーにLINEをした。マネージャーが受付へ来て。オフィスを案内してくれた。オフィスには固定座席がない。フリーアドレスだった。いつも使っているノートPCでそのまま仕事をすればいいということだった。今日は、マネージャーの隣の席に座った。
一番、おどろいたのはマネージャーがよくしゃべることだった。リモートだと丸一日、チャットをしないこともあったが、リアルで隣にいるとよく話す。
もちろん、ビジネスをやっているから仕事に関することが一番、多かったが。今年の夏は暑くなるよね??コーヒーはジョージアとボスのどっちが好き?このノートPCは使いづらいよね?とか、他愛のない話も多かった。この人がこんなに話好きとは思わなかった。だが心地いい。リモートより一緒に仕事している満足感があった。仕事自体もマネージャーと細かなところを詰められて順調に進んだ。
ランチはマネージャーがおごるから一緒に食いに行こうと誘ってくれた。居酒屋ランチへ二人に行った。二人とも日替わりのポークジンジャーを食べた。久々のビジネス街でのランチ。リモートの時はコンビニ・ランチだったから、ご飯の多くみそ汁もついている居酒屋ランチは食べ応えがあった。できたての暖かい食料。おいしかった。
マネージャーは日曜日、家族で出かけたアウトレットで子どもが迷子になって大変だったことを話してくれた。子どもが迷子になり、泣き止まないので、泣き止ますために遅い時間だったけど、子どもが好きな回転ずしへ行ったこと。子どもが好きなサーモンを家族であわせて10皿も食べて、みんな幸せになったと。
ランチからオフィスへ戻ると、総務からチャットに経費精算で僕のミスがあったから、来てくれないかと入った。僕は総務部に行った。しかし、担当の女性が見当たらない。
そんな僕に総務部の担当は気づいたのか、声をかけてくれた。一瞬、誰かがわからなかった。リモートのディスプレイ越しに会ったことがある同じ女性だが、輝きが違う。マスクを外して、きちんとした服を着て、薄い化粧をしていた。声もネットワーク越しより澄んでいた。なによりも黒々としたショートカットがモニターで見るよりうるわしかった。
僕は彼女に見とれていた。それに彼女は気づいて。
「あの、手続きをしないと」と恥ずかし気に言った。
僕は恋をしたかもしれない。 >>562
はっきり言って作文は拙いと思う。
でも久々のリアルコミュニケーションにウキウキしている感じは読み取れるし、最後の一行は良かった。 誉め言葉としての感想
気持ちはわかるけど、浮かれすぎだろ。 >>562
>それでも三年ぶりだ。
>数年ぶりにジャケットへ袖を通した。
三年ぶりといい、数年ぶりというのがよくわからない
どちらか削ってよくないかな?
>20分するとオフィスについた。オフィスに着いて
これも、”オフィスについた”と”オフィスに着いて”のどちらかは省略出来るな
>居酒屋ランチへ二人に行った。
些細なことだが、”二人に”ではなく”二人で”かな
マネージャーが、マネージャーは、と何度もマネージャーと云いすぎなので、
さっさと、男女の区別を示し、”彼は”、とか”彼女は”とかにしたほうがよさそう
マネージャーの出番が多いのに、オチは総務部の女性に対してなのが
話の構成としてバランスが悪い気がする たまによくいるのが、とりとめなく話がダラダラと非常に長いのに
その話の中身がぼんやりしていて、いったい何を言いたいのかよくわからない人がいるが
それと似たような感じを持った
読み手に何を伝えたいかをはっきりさせた文章にしたほうがよかろう
たとえば、リモートだった仕事からリアルオフィスに通勤することになり
それまでモニター越しだった総務部の女性と直に会ってみて
恋に落ちたというのを言いたいなら
正直言ってマネージャーとの流れはもっと簡潔に済ましていい >>565 >>566
概ね同意。
付け加えるなら、基本中の基本である起承転結をもっと意識すればいいんじゃないかな。
このシーンは四つの展開のどこに位置するか、ならばボリュームの配分と味付けの濃さをどうすべきか。これを頭に置きながら書く。
それから、書いた後は何度も読み返して推敲を繰り返す。 >>566
マネージャーの件については同意。マネージャー、マネージャーと来て、最後にちょろっと出た総務部が攫って行った感、笑いとしてならなくも無いけれど、まあ、無しだな。
>たまによくいるのが
偶にいるのか、よくいるのか、どっちじゃーい! >>568
いっそのこと総務部カットでマネージャーに恋をしたならアリかも? >>562
全体的に拙い文章なんだけど、最後の一文が妙にいい。
「僕は、恋をしたのかもしれない」の一文で締め括るオリジナルの文章を一レス以内で書いてもらいたい!
なんて、ワイスレ杯のお題に出来そうだ。 >>558から>>560
アドバイスありがとうございます!
私としては、この話を読んで少しでも面白いと言ってもらいたいなと思っています。確かにキャラクターの言葉が拙かったり、ナレーションのような言葉になってしまっています。再度読み直したいと思います。m(_ _)m デートカー
息子が俺の書斎のドアをノックした。俺は「入れ」と言った。
息子はお願いがあると言ってきた。
「俺、今日、免許が取れた。それでお願いがあります」
まぁ、ここで察した。マイカーが欲しいということだろう。息子が中学生になってからは仕事が忙しくなり、ほとんど付き合えなかった。その罪滅ぼしとしては安いものだ。
「なんだ?」
「車を買う金を貸してほしい」
「いくらの前に車はなににするんだ?」
これは重要だ。どうせ、SUVだろう。俺の趣味ではないがそんなものだ。
「S13 シルビア。100万円で全部やってくれとるところを探した」
息子よ。ずいぶんと渋い趣味だ。俺と妻にとっても思い出深いクルマ。そして、息子がこの世に生を受けるきっかけのクルマ。もうちょっと、話を聞いてみよう。
「お前、AT限定だよな?ありゃ、ATで乗ってもつまらないぜ」
息子はあきれた顔をした。
「話しただろ?MT免許にするって。だから、おやじは」
これは俺のミスだ。息子への関心が薄かった。もう少し息子に話を聞こう。
「あの年式だと、そのぐらいの価格か。そんなものだな。状態はどうなんだ?」
「年式相応だけど、あの時代の日産だから、そんなに悪くもない」
「なんでR32 GT-Rとか言わないんだ?」
ちょっと、からかってみた。
「さすがにおやじ殿がいまをときめく企業の執行役員でも、それは言えない。で、シルビアはOKなの?」
「基本的にはOKだ。ただなぁ、あのクルマは俺とかあさんにとって思い出深いクルマでさ。なんか、照れくさいんだよ」
「どんな話があるの?」
俺はノートPCのクラウドドライブのフォルダを開いて、一枚の写真を息子に見せた。
2000年対応の仕事がひと段落して、俺のPRJでBBQをやろうということになった。場所は湾岸の公園で電車で行きにくい場所だった。ただ、そのBBQ自体はこの話に関係がないので、またの物語にする。妻とは同じPRJにいたがチームが違い、話したことはなかった。
BBQが終わり、荷物をクルマで持って来ている人のクルマへ運ぶことになった。その時、妻が乗っていたのがライムグリーンのS13 シルビアだった。
俺は、そのS13 シルビアのトランクに荷物を積む彼女、いまの妻に声をかけた。
「なつかしいクルマだね。俺は学生時代にあこがれたよ」
妻は照れることもなく、返してきた。
「いいでしょ?もう、最終型から10年も経っているから安かったの」
当時のS13 シルビアは俺の会社の賞与なら一回分でおつりがくるくらいだ。
「まさか、チューンしている?」
「どノーマル。隣に乗って帰る?」
いきなりストライクな子だと思った。
「いいの?それなら、お願いするか」
「ただし、最初、運転はさせない。わたしの運転を見ていて」
「それでいいよ」 当時はもうSUVの時代に入っていた。バブル時代のデートカーは珍しくなっていた。助手席に座って、一番、最初におどろいたことはMTだったことだ。
「え、AT限定じゃないの?」
「わたしたちが高三の時ってAT限定なかったでしょ?」
あれ、あまり若くない。いや、それをつっこんではだめだ。話を合わせろ。
「よく考えたら俺の時もそうだった」
「そんな、わたしに気をつかわなくても」
そう言い、彼女はまんざらでもない感じになった。
彼女はキーを回して、エンジンをかけ、数分、暖機運転をして、クラッチを踏み、ギアを一速に入れ、走り出した。
彼女のクラッチ操作はスムーズだった。俺よりうまいかもしれない。俺は当時、都心部のマンションに住んでいてクルマを手放していた。学生時代はMTのシビックに乗っていた。
ブレーキも静かだけど、ちゃんと停止位置はあっている。彼女は運転がうまかった。
「どう?なんとなく、このクルマがわかってきた?次のPAから乗ってみる?」
「ああ、そうしてくれれば」
「ところで、あんたの家はどこなの?わたし、意識しないで走り出したけど」
とっくに俺の部屋はすぎたところだ。
「とっくにすぎた。まぁ、いいや。よければ二人だけの時間をもうちょっと過ごしたい」
彼女が変わった。
「いやー、まー、あんたはいい男だし。わたしは別にいいけどさ。でも、いきなりはだめよ」
最後に妻が言ったこと以外は息子に話した。ちなみにこの日に息子を授かったわけではない。ただし、この晩は第三京浜を港北で降りて、新横浜へシルビアを走らせた。
「お前が生まれてくるまでこのクルマに乗っていたよ。お前が生まれてくるから、オデッセイに乗り換えた」
「いまはレクサス RXっすか?」
息子も嫌味だ。趣味でないのをとっくに見透かしていたか。
「ありゃ、ゴルフ場でクライアントに見栄を貼るためだけだ。ドライブ自体はたいしておもしろくない。いいぞ、シルビア。ただし、条件がある」
「なに?」
「俺とかあさんにも貸せ。どうせ、大学へ行っている日は乗らないだろ?」
「ああ、大学は電車で通う。でも、おやじ、平日に休めるの?」
「お前をほっといて、本当に悪かったと思う。ただ、かあさんのことも少し考えないとな」
「いいんじゃない。おやじ、忙しすぎたものな。おかげで俺は金のかかる私立へ行けて、なにも言えないけどな。でもさ、いまさら弟や妹は勘弁だぜ」
あの頃よりS13 シルビアが似合う女性に妻はなっている。
あるかもしれない… >>574 >>575
悪くない。いや、良い。
ただ、俺にはドストライクだけど今どきの若者や車に興味がない者にこれが響くかどうかは分からない。
それでも、分かる奴だけ分かればいいという潔さが感じられて、そこが尚更良い。
ちなみに俺はR32 GTS-Tに乗ってました。 あと、車に興味がない人にお知らせしますが、昨今はかつてない旧車ブームで、10年前や20年前にブイブイ言わせてたスポーツカーが、ゾンビが墓から出てきたようにゾロゾロと街中を走り回っています。
なので、この作品は時事ネタとさえ言えるタイムリーなものです。
ちなみに、旧車は中古市場でもあり得ないほどの高値で取引されていて、S13シルビアともなると300万(新車価格より高い)くらい当たり前で、100万なんてちゃんと走るのか?と心配になりますが、それで苦労するのも楽しみの内なのでアリでしょう。 >>562
>それでも三年ぶりだ。
>数年ぶりにジャケットへ袖を通した。
(三年ぶりのような気もするが、数年ぶりなのだろうか!)
>玄関のドアを開けて、外で出る時は緊張した。
(「外へ、外に」のどちらかのような気がする!)
>マネージャーが受付へ来て。オフィスを案内してくれた。
(中程の句点は読点のような気がする!)
>居酒屋ランチへ二人に行った。
(「二人で」だろうか!)
>ご飯の多くみそ汁もついている居酒屋ランチは食べ応えがあった。
(「ご飯が」だろうか!)
>できたての暖かい食料。
(温かいの変換ミスだろうか! 食料は食事のような気がする!)
主語の多さが悪い意味で目に付いた!
「だった」の多用もあって文章が拙く見える!
「てにをは」の使い方が不安定!
内容としては悪くない! 長く続いたリモートを上手く展開させた!
推敲に力を入れて貰いたい65点!(`・ω・´) >>574-575
>息子が俺の書斎のドアをノックした。俺は「入れ」と言った。
(最初の「俺の」は省いてよい!)
>またの物語にする。
(珍しい表現! 「またの話」でもよい!)
>BBQが終わり、荷物をクルマで持って来ている人のクルマへ運ぶことになった。
(一文にクルマが二回出てくると拙く見える! そこで「クルマへ」を「ところへ」と変えてもよい!)
>あるかもしれない…
(締めの一文の前に妻の件があるので、少し足してもいいかもしれない! このままでもいいが!)
ワイの場合
息子の予想は当たるかもしれない……。
文章としては読み易い! 車種を知らなくてもわかるように書かれていた!
少し拙い箇所もあるが話としても面白く読める!
オチも悪くない69点!(`・ω・´) >>574
ひっかかるのは冒頭だけだな
出だしのつかみが肝心なんで、こういう書き出しはどうだろう?
デートカー
「俺、今日、免許が取れたんだ。それで父さんにお願いがあって……」
書斎にやってくるなり息子がそう云ってきた。
マイカーが欲しいということだろう。
息子が中学生になってからは仕事が忙しくなり、ほとんど付き合えなかった。
その罪滅ぼしとしては安いものだ。 >>576
>>577
実際には200万の予算があると楽ですね
それをおねだりはちょっとかわいくないw
中古車情報は見たけど、シルビアだと100万ギリギリはなくはない
これがR32 スカイライン、S13 180sxになるときつい
R31 スカイライン、S12 シルビアはあまりシンボリックでなくて
プレリュードだと100万はあるけど物語としてつまらない 補強すると
>俺は「入れ」と言った。
>息子はお願いがあると言ってきた。
>「俺、今日、免許が取れた。それでお願いがあります」
俺は「入れ」と言った。とかはべつに省いていいし
「それでお願いがあります」としてるのに
息子はお願いがあると言ってきた。って地の文での説明も重複になるので要らない。
文章の中でも、冒頭の始まりはとくに、読み手を惹きつける書き出しにするということを
意識して書いたほうがいいかと 普通、こうは重複して書かないでしょ?
○○はお願いがあるといってきた
「お願いがあります」
○○はこんにちはといってきた
「こんにちは」
○○はどうなさいました?と訊いてきた
「どうなさいました?」
そういうことです お願いがある〜の箇所における指摘は多くの方々のいう通りなので、別の切り口から。
重複をしてまで強調したいのであれば、例えばこんな文はどうでしょう。
お願いがあります、若干の恭しさを含んだ調子で息子は話しかけてきた。
「お願いがあります、実はおれ今日、念願の運転免許が取れたんです。それで、あの……」
私は察した。自分の車が欲しいのだと。
会話文の一部を先に抜粋して地の文に落とし込む手法です。ただ、注意しないといけないのは、あくまで抜粋であること。先に示した文と後に続く会話文で相違があると台無しです。
参考までに。 それは文がくどいな
冒頭はあっさりと、そしてインパクトつけて
注意を引くようにして書いたほうがいい ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています