【ご丁寧リレー小説】敬語でいきましょう。
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
このスレでは地の文も登場人物の会話もすべての文章を敬語(ですます調OKです)にして下さい。
一人称でも三人称でも独り言でも全部敬語でなければいけません。
「〜だ」「である」調はどんなに面白い展開であろうと無視して下さい。そういうルールでございます。
うっかり間違えた場合、敬語に直して再投稿することをおすすめ致します。 「こんにちは。暑いですね」
小林さんが帽子を取り、挨拶して来られたので、私もにっこりと微笑み、挨拶を返しました。
「地球がどんどん暑くなっていますね」
私がそう言うと、小林さんはポロシャツの首に巻いたタオルで汗を拭き、無言でただ白い歯をお見せになって頷きました。 「日本の夏も終わりだなァ」小林さんは仰いました。「こんな度を過ぎた?暑さの中、かき氷食って花火眺める気分にゃならんわ」
「あら、今日、私夏祭りに出掛けるんですのよ」
私が笑いながらそう言うと、小林さんは吃驚したような顔をされ、私の顔を覗き込みました。
「誰と行くんだい? 1人かい?」 小林さん「私さん、死んでくださいませ」
瞬間、その淑女は隠し持っていた銀色の自動拳銃で、私の心の臓を穿ちました。
私「あ、貴女様...何故...この様な凶行に...及ん...だの...ですか...」
半死半生の私は、精一杯の力を振り絞って小林さんにそう問い掛けると、まるで宗教画の女神の様な表情でこう答えました──── 小林さん「太陽が眩しかったから、でしょうかね?」
小林さんは帽子をかぶり直すと、まるで何でもないように歩き出したのでございます。
後にはご遺体が御一つ残されただけでした。 第2話 「斜陽」
お母さまがスプゥンを落っことしなさったので、オラは給仕係の立花を呼んだんだで。
お母さまは「アラ」と声を上げんさって、こう仰っただ。
「今、この日本において、何かが正に終わろうとしていますわ」 オラは思いました。
「こ、これは...敬語...なのか?」 オラは言っただ。
「敬語にも色々あーましてに。オラが故郷ではこーが正にがーに丁寧ながいな敬語と言われちょーますわ」 「誰に言っているの?」
お母さまはお洒落ぶって東京言葉さ使われよっしゃーけど、オラはオラが故郷さ言葉なくしたくねーだけん、続けら。
「終わるゆって、今、こん日本でなんが終わろうしちょーですか?」
オラが聞くと、お母さまは貴族みてーにほっただ笑みこさ浮かべんさってこがいに言いんさっただ。
「気品……かしらね」 「おえんがな」
突然、桜井ヒナ子が現れ、言いました。
「きょーといす。ほえ〜」 お母さまはヒナ子ちゃんを襲うオラに構わず新しいスプゥンでスゥプをお掬いになると、口へ運んだだ。
オラも見られていることも構わず手と腰をえごかし続けていると、お母さまが仰いましただ。
「あ」
「何?」
オラが優しく聞くと、お母さまは天井を見つめてこう言わんしゃった。
「いけないダンスを踊る時間ですわ」 そしてお母さまは新宿のディスコに向かっただ
オラ「・・・」 デスコに赴かれたお母さまは普段の上品な貴族の殻を脱ぎ捨てさっただ。
きらびやかな白いドレスを派手な金色のお召し物にお着替えになり、大股さおっ広げて宇宙人みてぇな動きでホール中を所狭しとカニ歩きなさいますてな。
それはもう、こがなスレにゃ似合わんやな世界を表現すてらっせぇました。 生まれてすみません。もう未練はないので御座います。織田作(織田作之助)君も逝ってしまって寂寞感愈々(いよいよ)強くなりあゝもうどうでも良いやエイッとの心境で御座います。でも井伏さんは悪人です。富士には月見草が良く似合うのです。 津軽弁は難しい(^^;)
太宰が中原中也に酒の席でからまれたシチュエーション
「中原中也はごんぼほりでたいぎ、君もそう思うんだっきゃ」 第三話「御金持学院の一日」
御金持学院には大勢の資産家のご令息、ご令嬢が通っておられます。この学院は御マネーがすべてなのでございます。
御札束でご学友のお肌をぺちんぺちんと叩きなさっているあのお方は、生徒会長様でございます。 名だたる学院が何故この様な惨状になっているのかを説明しましょう。
そう、全ては『生徒会』一派の御所業なのです。
生徒会は絶対的な権力を有しており、彼女等の矛先に触れると御財産を全て没収され、社会的に御抹殺されます。
この学院では教諭や校長、教育委員会などらも皆、生徒会の忠犬たる存在です。 生徒会長「ああ...現在進行形で暇を持て余していますわ」
生徒会長様は、どうやらお暇のようです。
御札束で学徒の頬を殴打する素晴らしき趣味も、とうとう飽きてしまわれました。 「そうですわ」
生徒会長の姉小路 向日葵さまは思いつきになりました。
「狭い日本に籠っているから暇なのですわ! 目を世界に向けましょう」
そして召し使いの鴫野をお呼びつけになると、こう仰ったのです。
「この御金の力で大姉小路帝国を興国し、世界を征服いたしましょう」 謎の男生徒「生徒会長殿、今暫く待ちたまえ」
突如、謎の男生徒が現れました。
そしてその書生顔の男は続けてこう言い放ちました。
謎の男生徒「汝の思い通りにはさせぬでありますぞ。世界を征服するなどという悪行、私が決して許しませぬ」 姉小路生徒会長さまは札束で男生徒の頬を張り飛ばすと、申されました。
「わたくしの暇潰しの邪魔は誰にもさせませんことよ。それにもう、わたくしの世界征服遊びは始まっています」
その頃、とある瀬戸内海の港では、巨大豪華客船の造船が完成されようとしておりましたのです! 男生徒「汝よ、今すぐ停船命令を出したまえ!」
生徒会長「お断りします☆」
男生徒「っ...今一度問います、汝────」
男生徒が生徒会長様に問おうとしたその時、黒スーツの大男が男生徒を取り押さえました。
黒スーツの大男「生徒会長様に抗うなど、万死に値します。全財産を以って償いませ」
男生徒「貴公!?何者なのです!?やめたまえよ!!」 黒スーツの大男「おまえ様に名乗る名は持ち合わせておりません。命のお引き取りを、どうぞ」
無表情にそう仰ったその大男は、男生徒のズボンのポケットから財布をお抜き取りになりました。
「この世界では、御金がすべてでございます。御金がなければ死んでいらっしゃるも同然」
生徒会長「さあ! 巨大豪華客船が完成いたしますわよ! ……って、豪華客船? 戦艦ではございませんの!?」 男生徒「ですから、汝の思い通りにはさせぬと、申したのでございます。」
生徒会長「一体、何を仰っているのでしょうか。どうぞ、事細かにご説明頂けますかしら?」
何を隠そうこの殿方、某大手造船会社の御曹司にあられます。
某大手造船会社と言いますと、世界の外交の一翼を担っていらっしゃいまして、お国の経済の要として名を馳せられます、知る人ぞ知る大会社にございます。
ご令嬢が、そのような真実を知る由も御座いませんでした。
時を戻させて頂きまして、御札束でご学友のお肌をぺちんぺちんと叩きなさっているあのお方は、先程申し上げました、ついぞ大きな真実をお知りになられませんでした、ご令嬢にございます。 「おれの名は三ツ石 要。この名前に聞き覚えはあるか?」
と男生徒は申されました。 生徒会長「邪魔物は排しましたわ。さぁ! 豪華客船に乗って、皆で世界一周のクルーズを!」 「……何かが違いますわ!」
生徒会長の姉小路向日葵さまは、手に持たれていたハンケチを床にお叩きつけになりました。 姉小路さまの血は争いを求めてやまなかったのでございます。悔しいお気持ちで姉小路さまの胸はいっぱいでございました。
そのお気持ちは、お叩きつけになったエレガントでラグジュアリーなハンケチーフに伝わり、ハンケチーフはついには床をおぶち抜きになったのでございます。 そしてハンケチーフはブラジルまで届いてしまったのでございます。
その事に旦那様は酷くお怒りになりました。
「ブラジルの人に迷惑をかけてしまった....」
それが旦那様の最後の御言葉でございました。 突如、そこに人ならざる上位の存在...『神』が降臨しました。
神「あなた方人間は失敗作です。死になさいませ」 神様が突如として現れるなどという突拍子もない御クソ展開に、姉小路様は御困惑なさいました。 姉小路様はひとしきりご考慮なさった後、仰いました。
「御クソ神様などとおトイレ紙にくるんでポイして差し上げますわ! わたくしがこの御クソのお尻拭いしてご覧に入れましょう!」
姉小路様は、あろうことか神様に対して宣戦布告なされたのでございました。 大奥様「御ちんちん様と御まんこ様が、御結合なさいましたのよ、昨日…ウフ 小林さんは私の鼻の穴に指を突っ込みました。
「何をするのですか。痛いです」 小林さんは器用に、私の鼻の穴の中で指を動かしました。
「ほら、こんなものがはいっていましたよ」
私の鼻の穴からようやく抜き出された指には、見たこともない機器が摘ままれていたのでございます。
「どうやら発信器のようですね」 アウンサンスッチー東京特別行政長官
「I'm sorry for visiting your thread suddenly. Because I don't know this thread anything.」
「翻訳機能に一時的な不具合があったことをお詫び申し上げます。」 >>44
「どうしてそんなものが鼻の中に入ってるんでしょうか?」
私は狼狽全開でお尋ねしました。
小林さんは発信器を凝視しながら不適な笑みを浮かべました。
「あなたの現在地を調べるためです。つまりあなたは監視されています。心当たりはございませんか?」
少しして私の脳裏に小さく閃くものがございました。 「確か、シュワルツェネッガー主演のトータル・リコールで全く同じギミックが出てまいりました。これはオマージュでありましょうか?」
小林さんは何も言わずうっすらと微笑むばかりでございます。
思うに図星なのでありましょう。 その時でございます。
私どもの横を、超ミニスカで脚の長い、女性が通りすぎていきました。
私たちは鼻から出た機器のことも忘れて見とれてしまいました。 ところで前の投稿を見直す限り、小林さんは男性、私は女性のようです。
以降に小林さんが女性であるかのように描かれたものは何かの間違いかと思われますでございます。
従って女性として描かれた小林さんが私を殺害する場面も成立しません。
パラレルワールドの欠片として闇に消えるのでございます。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています