0777創る名無しに見る名無し
2020/08/02(日) 20:06:50.51ID:nFwodFO1枯れたチンポの後藤がふと見ると、天を摩すような大樹がある。
葉は刃のごとく鋭く、焔を吹いている。
樹上には好みの女が、満面媚(こび)を浮かべて、
自分を招いているではないか。
後藤のかつての恋人である。
後藤は恋しさのあまり、居ても立ってもおれず、
前後を忘れて木に登っていく。
すると刀葉が降ってきて、
後藤の肉を割き、骨を刺し、全身血だるまになるが、
愛欲はいっそう激しさを増す。
やっとの思いで近づいて、満身の力で抱こうとすると、
女は忽然と消えうせて、
今度は樹の下から声がする。
「あなたを慕うてここまできたわ。
なぜ早く来て抱いてくださらないの」
とやさしく誘う。