>>682
「なによ、結局あんた達仲良しに戻ったワケ?」
スゥプちゃんが呆れながら言った。

「まぁ、お前はこれでも食べろ」
田中がカレーを出して勧めた。

「毎日3食カレーじゃさすがに飽きるわ!」
スゥプちゃんは田中のカレーを叩き割ると、小花の腕を取った。
「女の子は甘いものが必要なんだよ。ね、小花?」

「あ……甘いもの?」
小花の口からヨダレが垂れた。

「うん。町に行ってなんか甘いもの食べよ?」

「も、桃まんじゅうがいいだ!」

外へ出て来たスゥプちゃんを銃口が狙っていた。
ボル7の部下、ボルゴ13は民家の屋根の上でスコープを覗き込みながら、言った。
「俺はプロだ。一発の銃弾で二人とも仕留める」