アンカーで繋げてリレー小説を作るスレ
このスレの使い方
○リレーを新しく始めたい人は自由にリレー小説の最初の文章を書いてください。
そこがリレーのスタート地点になります。
○書いてあるレスの続きを書きたい人は、続けたいレスにアンカー「>>」をつけてから本文を書いてください。
アンカーは必ず1レス内につき1つにしてください。
最新のレスの続きにこだわらず、どこのレスに繋げてもOK、同じレスに対して複数アンカーレスをつけて分岐させてもOKです。
連投しても良いですが、レスを跨いだら自分のレスに対してもアンカーをつけることを忘れないようにしてください。
※雑談、相談、指摘などは最初に【雑談】とつけてリレー本文と区別するようにして、アンカーは使わないでください(#で代用するなど)
※アンカーもしくは【雑談】がつかないレスはすべてスタート地点になります >>519
レブレサック
メダルの王様の城を探し、はや数十年・・・。集めたメダルは5枚になった。今では私の宝物である。振り返れば私は冒険家として世界中の土地を訪れたくさんの人々に出会った。
しかし・・・まだ肝心のメダルの王様に出会っていない。メダルの王様は本当にいるのだろうか?そして・・・私は今どのへんにいるのだろう。 >>520
ヌルスケはさ迷っている。
この人に メダル王の城のことを 教えますか?
>はい いいえ >>521
ニア「メダル王の城はここから東の大陸だよ。」
ヌルスケ「おおっ、助かりました。ご親切に有り難うございます」
そう言うとヌルスケは西へ歩いて行った。 >>522
現代、過去の間に世界中を旅して回った風来坊。
故人であるため実際に出会うことはないが、
旅先に残した「冒険家ヌルスケの日記」から彼のことを断片的に知ることができる。
さて、このヌルスケ、主人公たちと同じくメダルコレクターである。
ある日偶然小さなメダルを発見したことが切っ掛けで、メダル収集に命をかけるようになる。
しかし極度の方向音痴で、最後まで【メダル王の城】を発見することはできず、旅先でその生涯を終えるのだった…。
しかし数十年かけて集めたメダルは僅か5枚。
「この3枚のメダルでいったいどんな景品がもらえるのであろうか!?」やら、
「たぶん3枚も同時にメダルを持っていくのは私が初めてであろう」やら、
メダルを10枚単位で集めている主人公から見ると苦笑してしまう。
そもそも、DQ7のメダル王からの褒美で最初にもらえる【どくばり】ですらメダルが45枚必要である。
その1/9しか持ってない彼がメダル王との謁見が叶ったとしても何も貰える事無く、
DQ4の【スタンシアラ王】よろしく「でなおしてまいれ」と突っぱねられて終わりだろう。
ちなみに彼の墓は現代の【レブレサック】にあるが、そこで彼の評価は一変する。
よそ者を歓迎しない土地柄の割には身元不明の怪しいメダルコレクターの墓はしっかり作ってある辺り、
なんだか微妙に釈然としないものを感じる(特に魔王復活後の村人の反応を見ると)。
その旅路は各地の日記の記載から、ダーマ→クレージュ→リートルード→ハーメリア→プロビナ→レブレサックである模様。
また、日記の内容から【エンゴウ】に立ち寄ったり【ユバールの民】と旅をした事が見受けられる。
ほとんど世界二周分ぐらいの距離を移動している。なんだかんだ言ってスゴイ冒険家だ。
なお、レブレサックからメダル王の城は世界地図単位で見ると相当な至近距離である。
最後の最後に目的地間近までたどり着きながら、異邦の地で果てた彼の無念はいかほどか……。 洞窟内は糞尿の臭いが充満し、その空気は肺の中までねっとりと絡み付く。
「うぅっ」
強烈な悪臭にヌルスケは思わず呻いた。
「誰だい?ヘッポコかい?」
洞窟の奥からしゃがれた声がする。 「くせもの!」
そう叫んだヌルスケは臭いの元を切り捨てた。
「ギャー!」
チリーン♪
「!!」
ヌルスケは小さなメダルを手に入れた! ヘッポコくんは勇者の役職を剥奪され今は
風来坊のケンと悪霊のララを仲間に
とりあえずフラフラしていました。 >>527
ケン「大昔の戦争で 神は魔王に
やぶれたんだってよ。
ララ「伝説では魔王も 世界を
闇に封印したあと チカラつきて
消えてしまったそうよ。
アンディ「あが あほ みろり。 >>528
ヘッポコ「ふーん、ケンの言うとおり
神はずっと昔に、魔王にやぶれてたんだな。
もし、オレが神のそばにいたなら…
神を守ることが出来たかもしれないな」
ケン「ファーーーッwww」 >>529
キングスライム戦
ララ「なによ こいつ
かんむりなんか かぶっちゃって。
スライムのくせに ナマイキね。
ケン「キングスライムだな。
何匹かのスライムが 合体して
この姿になると 聞いているが……。
ドゴッ!
ケンの 会心の一撃!
キングスライムを 倒した。
ヘッポコ「いきなり おそってくるんだもん
オイラ びっくりしたぞ。 >>530
──────。
ララ「ヘッポコ あたしたち
本当に 魔王を たおしたのよね。
本当に やったのよね?
なんだか…… 夢みたい。」
ヘッポコ「起きろ ララ! そろそろ出発だよ。」
ララ「はっ!? やっぱ夢か……。」 >>531
〜ダップン亭〜
ヘッポコ「よし、今日はここで飯を食べて行こう」
ダップン店主「ああ、やっと来たのんね!みなさんに 食べてもらおうと思って
ウチ、1年前から糞尿シチューを作ってたのんね」
ララ「ふ、糞尿?」
ダップン店主「さめないうちに来てくれて良かったのんね
さあ、た〜んとお上がり…」
>はい
ヘッポコは
糞尿シチューを一口食べてみた
この世のものとは思えない味がした!
>いいえ
ダップン店主「そうですのん?
でも、おなかが減ったときはいつでも言って欲しいのんね」 >>532
>はい
ヘッポコは
糞尿シチューを一口食べてみた
この世のものとは思えない味がした! >>533
ヘッポコ「美味い!美味いよコレ!」
店主「へッへッへ、ドーモ」
ヘッポコ「おい、ララも食えよ」
ララ「嫌よ!お腹壊したって知らないからね」
ヘッポコ「美味いのになぁ〜」ブリッ >>534
ヘッポコは腹痛で3年間寝込んだ
そして、ヘッポコは19歳になった。 >>535
ララ「お前の口は、ケツの穴と逆に付いているのか?」
ララは本性を現していた。腹痛程度で3年間も寝込んでいるはずもなくヘッポコくんはララからリハビリと称したキツい拷問を受けていた。 >>536
ララは生命体の「ソウル」を食らうデーモンだった。 >>537
ヘッポコ「正体をあらわしたな化物め」
ヘッポコくんはこん棒を握りしめた。
ヘッポコ「痛いっ!」
なんと、指にトゲが刺さってしまった。 >>539
「気合いだーっ」
美しいお姫様はヘッポコに往復ビンタをかました。 >>540
ララ「ブーっ! ブーっ!」
猫「にゃお〜ん。」
トゲ姫「え? 私が姫さまか
ですって? イヤだなあ
かんちがい ですよう!
姫さまの 格好が
ステキだったので
服をマネてみただけよ!」
ヘッポコ「そうなんだ…
でも 似てるなあ。」 >>525
ヌルスケ「ふぅ とりあえず
池のそばにある あの建物で
ひと休みしよう。
宿屋「ここは ダーマ神殿をめざして
長い旅をしてきた人が さいごに
立ちよることになる宿です。
宿屋「ここから先は 神殿に着くまで
町はおろか 村さえもありません。
ヌルスケ「時に 店主よ
この 小さなメダルを集めてるという
メダル王の 城について 知らないか?
店主「知らないよ。
ヌルスケ「そうか…。
店主「ここは ダーマ神殿をめざして
長い旅をしてきた人が さいごに
立ちよることになる宿です。
ヌルスケ「……。 >>541
「戦いの最中に雑談とはのんきなものだな、ヘッポコ。」
ブタに化けていたララは、油断していたヘッポコくんとトゲ姫を叩きのめすと、
ヘッポコくんだけを抱えヘッポコハウスに戻っていった。 >>544
ヘッポコハウス
ララ「おい、ヘッポコ!気づいたか?
最近この辺の魔物がやたら狂暴になってること」
ヘッポコ「そうなの?最近ララに襲われたり色々あって気がつかなかったけど」
ララ「なにか不吉なことの前触れだったりしてな」
ヘッポコ「そういえば、お姫様は元気にしてるのかなあ…」 >>545
DONDONDON!!
ヘッポコ「だれだい?」
ガチャ
ケン「メリークソシマス!」ブリッ
ヘッポコ「うわっ!」ブリッ
ララ「わあっ!」ブリッ
3人は脱糞した。 ─────ダーマ神殿─────
神官「ダーマ神殿へよくぞまいられた。
そなたが新たなる生き方を選び、生き方を変えたいと望むのか?」
ヘッポコ「オレ、勇者だったのに、いつの間にか剥奪されちゃったんだ。」
神官「ほう…ヘッポコは再び勇者になりたいと
申すか。だが、その前に……。
糞尿の泉で身を浄めるのがダーマのしきたりなのだ。」
ヘッポコ「わかった!勇者になれるのなら何でもするぜ。」
神官「ならば祭だんの奥にある糞尿の泉に浸かるがよい。
職につくのはその後だ。」
ケン・リュックマン「オレこのバットに誓う、そして救世主になるんだ。早く泉にドボンしようぜ。」
ララ「えぇー、あんな汚い泉に浸かれっていうの?
つ、つま先だけじゃダメかしら?
んーアタシやっぱ、デーモンのままでいいわ。」
神官「何をグズグズしておる!
早く飛び込むのじゃ、糞尿の泉はそなたらの目の前にあるであろう!」 >>548
ケン「匂うぜ臭うぜ…泉の事じゃない…あんただよ神官さんよ…
人を転職させる事が出来るのは…大神官さまじゃなかったかい?」
ケンはバットで神官の肩を小突いた
神官「ひっ!」 >>549
神官「…バレちゃ仕方がねえ、俺はただのおっさんさ。ここに居た神官様たちは皆引退したか死んだんだよ。」
ヘッポコ「えっ、なんで?じゃあ勇者になれないの?」
おっさん「…まあ、元々後継者もいなけりゃ、こんな山奥に来る物好きも年々減ってきたしな」
ララ「じゃあ、貴方は誰だ?」
おっさん「俺は昔ここで神官見習いをしてたんだが、ここが閉鎖になってからは職を失い、病気の妻は他界…」
ララ「あ ほ く さ。もうこんな辛気くさいところ帰ろうぜ」 >>550
おっさん「ちょっと待ちなさい」
プシュ
ヘッポコ「うわ〜臭い!」
ララ「嫌だ、なにコレ!?」
ケン「キサマ何をかけたんだ!」
おっさん「……くっくっくっく…どうかな糞尿スプレーは?
くっくっ……まるで身体に力が入るまい。」
ヘッポコ「なぜそんな物をかけるんだ!」
おっさん「まだ分からぬというか?
ワシの正体を知って、無事に帰れると思ったのか?おめでたい奴らよのう。」
ケン「ああっ、力が抜ける。」
ララ「ちょっと!呪文も唱えられないわ…」
おっさん「がははは!さあ、糞尿の牢獄で苦しみながら生きてゆくがいい!」ドカッ
ドボーーーン
ヘッポコ達は糞尿の泉に落とされてしまった。」 >>551
ララ「どういうこと? 何が起こったの?
ここって どこなのよっ!
ヘッポコ「あれれ? 何だここは。
ケン「糞尿の泉に 入ったつもりが…。
温泉に 飛ばされちまったぞ。
*「はぁ〜 ごくらく ごくらくと。
ヘッポコ「だっ、誰だオマエは!?
湯じじい「ありゃ!
これは珍しい お客じゃな。
さては ニセ神官に 騙されおったな。
ヘッポコ「おじいさん 神官を知ってるの?
ケン「いやいや そんな事より
どこかに 出口はないのか?
湯じじい「温泉の外は 山と海に
かこまれておって 出口なんぞ
どこにもありゃしないぞい。
ヘッポコ「な、何だって?
湯じじい「さながら ごくらくの牢ごくじゃな。
ララ「何よそれ!
ケン「じたばたしても しょうがないな。
ここはヘッポコに 全部まかせたぞ。
なんとか出口を 探してくれ。 >>552
ケンは水風呂で気持ち良さそうに泳いでいる
「みんなおいでよ、気持ちいいぞ」 >>553
ヘッポコは 本棚を調べた。
ヘッポコは
「脱出に成功する100の秘訣」
という本を 手に取って読んだ。
嘘か真か 脱出に成功した人の
経験談が 豊富に載っている。
ていうか 殆ど自慢話だ! >>554
ダーマ神殿
おっさん「ふふふ、また誰かを糞尿の泉に沈めてやりたいねぇ〜
最近は金を奪う事よりも、人を沈める事にオレは夢中なんだよなぁ〜」
そこへ小さなメダルを握りしめた冒険者が現れた
ヌルスケ「すいません、メダル王の城はここですか?」
おっさん「ちょ、ちょっと待つのじゃ」
おっさんはローブを羽織り、冠を被った
偽メダル王「わしがメダル王じゃ!」 >>555
ヌルスケは、偽メダル王に小さなメダルを渡した。
「よし、これでヌルスケから預かった小さなメダルは12枚。
あと8枚メダルを集めて来たら素晴らしい物と交換してやろう。」
そう言うと、偽メダル王はヌルスケを追い払った。 >>556
パリン!
ヌルスケは壺を割った
チャリーン♪
「小さなメダルみっけ!」
「よし、メダルを預かろう」
ヌルスケはメダル王に小さなメダルを取られた >>557
ヌル スケ は どう の つるぎ で
メダル おう の くび を はね た! >>558
一方、ヘッポコくんとララは糞尿の泉の周辺を探索していた。
「あ、ヘッポコくん」
ヘッポコがさまよっていると、マセガキのアナと再会した。
「ヘッポコくんもおじさんに騙されたのですか?」
アナはヘッポコに尋ねる。だがヘッポコは無愛想な顔で「違うよ、偽神官の悪事を暴きに来たんだよ」とうそをついた。
アナは神に選ばれた勇者だったが、年下でマセガキだったのでヘッポコは彼女が嫌いだった。またバカそうだったので見下してもいた。 >>559
ヘッポコくんはお利口さんだったが魔法はつかえず体力もなかった。近頃は引きこもりがちで友人とは疎遠だ。
アナはバカだが好奇心の塊で体力もあって友人もいた。魔法も使うことが出来た。
ヘッポコはアナに嫉妬していた >>560
ヘッポコは 温泉近くの 石碑をしらべた!
そこには こう 書いてあった……。
”読むだけで簡単 きゅうきょくの魔法。
……ギガ・ボッシュート。
”願わくば 清き心のものが
これを 使うように……。
ヘッポコは ギガ・ボッシュートを
おぼえた!
アナは 石碑が 読めない! >>561
ハッケヨイの石碑がある
ハッケヨイの石碑にはこうかかれている
『ギガボッシュートを、体得したものよ、その技を、世を救うため、悪を倒すために遣うでごわす我の名はハッケヨイ・ノ・コッタ』 >>562
ヘッポコはギガ・ボッシュートを唱えた!
ベコン!!
湯じじい「のわーーーっ!」
温泉の底に大穴が開いて湯じじいが飲み込まれた。
ヘッポコ「あらら…」
ケン・リュックマン「やったなヘッポコ!やっと出口を見つけたな」
ララ「これ出口って言うのかしら?」
マセガキのアナ「クスクス…地獄の入口発見!」 >>563
ヘッポコ「おおっ、やっぱ俺って勇者だわ」
ヘッポコ「みんなあの穴に飛び込むぞっ!」
ヘッポコが飛び込もうとするとアナが話しかけてきた。
ヘッポコ「これが真の勇者の力だ。ガキんちょのお前には真似できねえだろ?お子ちゃまは黙って俺についてきな」
ヘッポコ「ああ?穴なんてどこにもないじゃないかだと、お前の目は節穴か?目の前の泉は破壊され大きな穴が空いてるじゃあないか。おれは飛び込むぜ」
ヘッポコは大穴にダイブした。 >>564
穴へ飛び込んだはずのヘッポコくんは糞尿の泉の上を恍惚たる表情で漂っていた。
そうこれはヘッポコくんの心の弱さと泉の効能が魅せた幻惑だった。 >>565
ハッケヨイ・ノ・コッタ『目を覚ますのだ、息子よ……。』
天空から聞き覚えのある声が響き、ヘッポコの頭に雷が落ちた!
ずがどーーーーーん!!!
ヘッポコ「ぎえぇー!」 >>566
─あなたは死にました─
王様『よく戦った、勇者ヘッポコよ。
そなたの死は我が国の誇り!
しかしまだ死ぬべき時ではない、再びゆけ、勇者ヘッポコよ!
そなたはこの世界の唯一の光なのじゃ!』
ヘッポコ『はい!頑張りまつ!!』
・
・
・
・
※「ヘッポコ」
※「おい、ヘッポコ!」
ヘッポコ「むにゃむにゃ」
王様「ヘッポコよ、死んでしまうとは何事じゃ!
とっとと魔王を倒してまいれ、それまで2度と顔を見せるでない!」
ヘッポコ「あわわゎ…」 >>567
「みんなも死んでしまったのか。」
ヘッポコはケン、ララ、アナの棺桶を引きずって教会へ行った。 >>568
牧師「祈るのですぞ、ヘッポコよ、お前の気持ちが天に届くとき御霊が降りるですぞ!」 >>569
実は皆生きておりヘッポコの修行のために
死んだふりをして棺桶に入り
ヘッポコに引きずらせていただいたのだ。
もちろん牧師もグルだ。 実は皆生きておりヘッポコの修行のために
死んだふりをして棺桶に入り
ヘッポコに引きずらせていただいたのだ。
もちろん牧師もグルだ。 >>571
実は皆生きておりヘッポコの修行のために
死んだふりをして棺桶に入り
ヘッポコに引きずらせていただいたのだ。
もちろん牧師もグルだ。 若者「もしやアナタは 勇者ヘッポコさまではっ!?」
ヘッポコ「うん そうだよ。」
若者「いやー さがしましたよ。」
ヘッポコ「ボクに なにか用かい?」
若者「ちょっと 金貸してくんない?」 >>573
ヘッポコ「ボッシュート!」
ズンッ
カツアゲ君は地面にめり込んだ。
若者「ぐえっ!たっ助け…」
ヘッポコ「ボッシュート!」
ズンッ
カツアゲ君の身体は潰され糞尿を垂れ流した。
若者「…………。」
ヘッポコ「ギガ・ボッシュート!」
ベコン
地面に大穴が開き、若者は奈落の底に落ちていった。
ヘッポコは10の経験値と、6ゴールドを手に入れた! >>574
ヘッポコ「はーっ…はーっ…」
ヘッポコくんはヘトヘトだ。肩を上下させるほど呼吸が荒くなり、額からは汗がこぼれ落ちる。
顔色も悪い。
ヘッポコ(めっちゃ疲れるなこの呪文。技名叫んでるだけなのに…)
アナ「ヘッポコさん、顔色悪いですよ。この近くに休憩所が…」
ヘッポコ「いや、へ、平気だ。お前に心配されるほど俺は、や、ヤワじゃないし」 >>575
ララ「もう暗いから町の外へ出るのは明日にしようケン兄、ヘッポコ。」
ケン「ああ、そうだね。目の前宿屋だし」
ヘッポコ「ちっ、しょうがねーな」 >>576
酔っぱらいのオッサンがヘッポコに話しかけた。
「坊やどんなツライことがあっても負けちゃダメだよ」 >>577
さらに酔っぱらいがヘッポコに話しかけきた。
酔っぱらい「なあ旅の人よ。若い頃のあやまちは誰にもあるものだといわれておろう。
ヘッポコ「ワシにはわからん、アホじゃけえ。
酔っぱらい「だからこそおそれずに信じた道を進むべきじゃと・・・。
ヘッポコ「ワシにはわからん、アホじゃけえ。
酔っぱらい「そして人は成長すると・・・。
ヘッポコ「ワシにはわからん、アホじゃけえ。
酔っぱらい「ならばわしのおかしたあやまちもわしの人生にとって意味のあることだったのじゃろうか?
ヘッポコ「ワシにはわからん、アホじゃけえ。
酔っぱらい「わしにもよくわからん。50年の月日は・・・・・あまりにも長すぎた。 【究極的穴掘重力】ギガ・ボッシュート
ヘッポコ最強の呪文。
地面に超重力波で巨大な穴を開ける。父親のハッケヨイ・ノ・コッタから受け継いだ一子相伝の呪文。しかし、その威力の代償に、唱える度に癌の発症率が倍になってしまうのだ。
【芸術的爆発地獄】ウロタトモカーオ
アナ最強の呪文。
あまりにも強力な呪文で周囲にも甚大な被害を与えるため、その使用はジュネーブ条約で禁止されており(ケン・リュックマン談)
勝手に使うと死刑にされるが、呪文を使用しなければそれを上回る被害が出ると予想される化け物が出現した場合に限り、王様の許可を取れば使うことができる。
【ルシール】
ケン・リュックマン愛用の武器。木製バットに有刺鉄線を巻き付けてある。死んだ妻だか恋人の名前らしい。 ハッケヨイ・ノ・コッタは伝説の井戸掘りだった。
彼は勇者ではなかった。 勇者とは滅び行く世界を延命させるための生贄である。
だから人々の家に押し入って金品を強奪されても誰も文句は言わなかったし逆に歓迎することすらあった。。
ハッケヨイはこの真実を知っていたため勇者にならなかった。 ヘッポコ・ノ・コッタはなぜ父親がギガボッシュートを封印したのか、ウロタトモカーオの呪文の謎について調査を始めた
ヘッポコ「アナがウロタトモカーオを唱えたとき、世界はどうなったんだ?!そして、世界を脅かすほどの化け物とは何者だったんだ?!」
その時、フォースをヘッポコは感じた
ハッケヨイ『ヘッポコよ、西へ、西へと向かうでごわす…』 >>582
ヘッポコ一行は王都を出て西へ向かうと、ペンペン草も生えない荒野が広がっていた。 >>583
ヘッポコ一行はさらに西へ向かうと廃村を発見した。 >>584
廃村に足を踏み入れた一行。
そこで待っていたのは、
この世と切り離された世界「モルゲッソヨ」での絶望の一夜だった……。 >>585
「ワッ!」
「フヒィ……びっくりしたぁ〜」
ヘッポコが情けない声を上げたのを聞いてか、ララは犬歯を見せつけるような悪魔的な笑い方をした。
「何か臭くないか?嫌な感じがするぜ……」
ケンは辺りを見回しながらバットを握りしめている。 1時間ほど歩いたころだろうか、急に視界が開けた。
─三日前─
廃墟。そう形容するのが一番ふさわしい光景が目の前に広がっていた。
窓ガラスは割れ、建物自体も崩れているところもある。そんな建物がいくつか見受けられる。
ヌルスケはそれらにはあまり近づきすぎないようにその廃村を見て回った。
ヌルスケが通ってきた道がちょうど南に位置しているようだ。その入り口の正面とその左隣には家のようなものがある。
プレハブ小屋のような形の建物で、コンクリートでできているように見えるが正確なところは不明だ。壁にはひびが入っており、つたも這っている。
南側にドアと小さな窓がある。窓ガラスは割れている。
その2つの建物の間には細い道があり、階段のようになっている。ヌルスケはそちらへ向かった。
人一人が通れるくらいの幅の道で、石を積んで作られた階段が続いている。
2つの建物の右側の建物の後ろにも同じような形の建物があった。同じ形のものは他には無いようだ。
階段を上る。石の大きさが不揃いなせいか足場が悪い。
左手は開けた土地のように見えたが、どうやら違うようだ。細長い石がいくつか並んでおり、何かの目的があって並べられたものだとわかる。おそらく、墓地だろう。 >>587
階段はそのまま右の方へ進んでおり、右奥の方へ続いているようだ。
途中から階段は終わり、土の斜面があらわになってきた。
つきあたりまで進むと二手に分かれていた。右の道は下り坂で、おそらくヌルスケが最初にいた場所へ向かっているのだろう。こちらは後回しにして、ヌルスケは左の路へ進んだ。
こちらの道はすぐに終わった。目の前には小さな祠のようなものがあり、何やらお札のようなものが貼られていた。
辺りを警戒しつつ祠に近づく。なにが書いてあるのかは分からない。紙も古く、今にもはがれそうだ。
その周辺には特に変わったものもなく、ヌルスケは一度入口に戻ることにした。
先ほどのわかれ道を通って行くことにする。やはり入口へ続いているようだ。道は緩やかな下り坂になっており、カーブを描きながら入口の方へのびている。
坂が終わり、最初の場所に着いた。先ほどは気付かなかったが、入口のそばにあるものがあった。
井戸だ。ここに来るまでには川もなかったし、生活用水をくみ上げるためのものだろう。
中を覗き込む。底が見えないほど暗い。ヌルスケは手近にあった小石を中に落としてみた。
・・・・・・・・・・。 >>588
音は聞こえなかった、相当深いようだ。
そばにはロープがあった。だいぶ古く、痛んでいるが、ヌルスケはそのロープを井戸の中に放り込んだ。この後井戸の中を調べる際に使えるように。
村の全体像は分かった。ヌルスケはここで休憩することにした。
しばしの休憩の後、ヌルスケは調査を再開した。
手始めに民家のような建物に入ってみることにした。
建てつけが悪いのか、古すぎるせいか力を入れないと開かなかったが、素材自体はしっかりとしている。
やはりそこは民家だったようで、テーブルと食器、台所のような場所もある。
入ってすぐのところがキッチンとダイニングに相当するのだろう。奥の壁には窓もある。
他に目ぼしい物も無かったため、外に出る事にした。
時刻は昼を過ぎたころか。ここで一泊するわけにもいかないので手短に済ませよう。
続けて隣の民家、道の途中の民家にも入ってみたが、最初の民家を大差はなかった。
この村には何人くらいの人がいたのだろうか?椅子の数等で確認できないこともないのだが、村民名簿のようなものは無いのか?
そこで思いついたのが墓地だ。
墓石の数で大よその把握を試みることにした。
しかし、それは出来なかった。
文字が読めないのだ。
時間がたち、雨風にさらされたせいかあちこち欠けており、文字らしきものが書いてあることはわかるのだが
読めないものや、墓石なのかどうか判断がつかないもの、砕けてしまっているものもあり、この方法は使えないことが分かった。
現段階ではある程度の人がいて、葬儀の習慣もあった。また、弔う人がいたことくらいしか分からない。 >>589
突如、強い風が吹いた。草木が揺れ、大きな音を立てる。
風がやみ、静寂が戻る。
長年の経験が警鐘を鳴らしている。嫌な予感がする。
ヌルスケは祠へ向かうことにした。何かが起こっているとしたら、あそこしか考えられない。
祠の周辺の空気が重く感じる。先ほど訪れた時と何かが違う。
注意深く見るまでもなく、明らかに変化している点がある。
「お札が、無くなっている・・・?」
祠の正面に貼られてあったはずのお札が無い。
ここにいてはいけない。本能がそう告げている。ヌルスケは駆け足でその場を立ち去ろうとした。
「動けない!?」
まるで金縛りにあったかのように、ヌルスケの体は祠の前から動けない。
すると、祠の扉が、お札で封印されていた扉が開き始めた。
まずい。とにかく逃げなければ。
不意に体が動くようになった。態勢を崩しつつも急いでそこから走り去る。
坂を下る。後ろから見えない手が追ってきているような感覚に襲われる。
入口の近くまで来た時、再び体の自由がきかなくなった。
「!?」
見えない力によって、ヌルスケの体は引きずられる。その先には井戸。
「なにをする気だ!」ヌルスケの声だけがむなしく響く。
そして、ヌルスケは―――。 ヘッポコくんたちは共和国の国境警備隊に襲撃を受け応戦するも
摩訶不思議な道具によりなすすべも無く拘束され
馬のいない馬車に乗せられた。
ケン「俺たちを何処へ連れてく気だ。」
隊員「近くに街がある。そこに我々の基地がある。そこへ行く」
奇妙な馬車は唸り声を上げ煙を後ろから吐きながら荒野を走る。
アナは奇妙な乗り物に好奇心を躍らせるが
ケンは何処へつれてかれるのか不安になった。
ヘッポコ「やべえよ…やべえよ…」 >>591
30分後、
ヘッポコくん一行を乗せたトラックはニューモルゲッソヨシティの中央に到着した >>592
ニューモルゲッソヨシティの横にヌルスケがピンチになっている廃村がある
ヘッポコ一行をのせたトラックはそこで一時休憩をとることにした
隊員「ここは、昔の隊長が入るなと言われてた場所だぞ?!」
隊長「大丈夫だ、俺たちの装備、この人数で何か来たとしても負けるわけがないだろうよ」 >>593
国境警備隊の隊員たちは奇妙な形をした杖のような武器で武装していた。
30分前のことである。ヘッポコ一行が隊員たちと戦闘になった時のことだ。
彼らはそれを構えると雷鳴のような音が響いたかと思うと
鋼の肉体を持つ、あのケンが倒れ足から血を流していたのだ。
ヘッポコくんは降伏し今にいたる。 >>594
ララ「アナ姫ー!早くあれ使っちゃいなさいよ」
ケン「そうだ、ウロタトモカーオを!」
アナ姫「えーっ、王様に許可とらないと…それに、あの呪文は疲れるし」 >>595
アナ「まだ完成形ではないですし、今みたいに狭い所や小型の敵に対し使うものではありません。」 >>596
アナ(私は皆に姫であることもウロタトモカーオのことも秘密にしてたのに、何故知っているのだろうか…?)
ヘッポコ「つかえー、つかえー!」 >>597
アナ姫「では、試しにウロタトモカーオの初級である最小呪文のトモカーオをお見せしましょう」
アナ姫はヘッポコに向け「ツハクバツジイゲ!!!」
とさけんだ!
ヘッポコのからだが宙に浮かび上がる
ヘッポコ「う、動けない!トロールである僕の怪力でも解くことができない!」
アナ姫「トモカーオ!!!!」
ボン!!!!!
ヘッポコのあたまが破裂した!かに見えた
アナ姫「解除」
ヘッポコは気を失い地面に倒れた
アナ姫「今のはあくまでも練習用のイミテーション、現実のものではありません」
ヘッポコは目を覚ました
ヘッポコ「やるじゃねえか、姫よぅ」 >>598
井戸の横で気を失っていたヌルスケは雷や爆発音にビックリして飛び起きた
「な、な、なんだー?」
恐ろしくなったヌルスケは急いでモルゲッソヨ村を後にした >>599
ズンッ…ドガァーーーーーン!!
いきなり井戸が大爆発した。
そして地底から巨大なモルゲッソヨが現れた!
小型のモルゲッソヨも穴からわらわらと這い出してきた。
国境警備隊もモルゲッソヨの大群に襲われている。
このままでは全滅必至だ。 >>600
国境警備隊の戦闘種族部隊が回転しながら飛び出してきた!
隊員「おお!特殊部隊か!」
戦闘種族部隊は数十名だが、とんでもない能力の持ち主の集団である
眼力だけでモルゲッソヨをくだけらすものもいるほどである >>601
戦闘種族たちはカラクリと人体を融合させる技術を有した賢者の集団だ。
国境警備隊…すなわち共和国側では彼らのことを「みゅーたんと」または「さいぼおぐ」と呼んでいる。 >>602
サイボーグたちはあっという間に味方諸共、モルゲッソヨの群れを殺戮していった。
隊員「うわーっ、やめろっ、俺たちは味方だ!」
サイボーグ「ここは立ち入り禁止区画だ。スパイ容疑で粛清する。」 >>603
隊員「勘弁してくれぇ!」
サイボーグ「しかし、貴様らはなぜここに入ったのだ…処刑はそのあとになる…犯罪者データをとってからだ…」
隊員「う、ウロタトモカーオだ!」
サイボーグ「!!!!!???」
隊員「こ、このむらにウロタトモカーオの呪文の謎を秘めたものがあると聞いた」 >>604
ヘッポコ「よく分からないけど、何か仲間割れしてるのかな?」
ケン「今のうちに逃げるぞ!」
ララ「やつらウロタトモカーオを知ってるみたいだし…アナがヤバいんじゃない?」
アナ「んー、そうなの?あっ!」
※『ピピッ……高レベルの魔力を感知…』
四人の前にサイボーグが現れた。
ララ「アタシが時間を稼ぐから、みんな逃げて!」
ヘッポコ「ララ!」
サイボーグ『…ムダな抵抗はスルナ』
ララ「あついよ〜あついよ〜メラメラあついよ〜」
ケン「うおっ、あれはララの火炎属性の魔法で破壊力は相当な物…」
ヘッポコ「みんな逃げろぉ!」
ララ「メラメーラ!!!」
コンッ
サイボーグ『……。』
ララ「こ、コンって……。」 >>605
ドゴッ!
「ぎゃぴ!」
サイボーグは巨大なモルゲッソヨに踏み潰された。
「アナ……アナ……オマエを……待っていた……。」
モルゲッソヨはアナに話しかけた。
アナ「モルゲッソヨ……?」
────────10年前────────
召し使い「アナ様〜?何処にいるのですか。」
アナ「誰もいないわよ。」
王様「ハハハ……アナ 、何をふざけとるんじゃ?」
アナ「来ちゃだめー!なんにもいないったら!
あっ、出て来ちゃだめ。」
モルゲッソヨ「ゲッソ……。」
召し使い「モルゲッソヨの子供です」
王様「やはりゲッソにとりつかれていたか……渡しなさいアナ!」
アナ「いやーっ!なんにも悪いことしてない!」
王様「モルゲッソヨと人とは同じ世界には住めないのだよ。」
アナ「ああっ!お願い、殺さないで!お願い……。」
─────────────────────
アナ「あなた……あの時の……?」
モルゲッソヨ「……ゲッソ。」 >>606
「ギャアアアッッ!!」
だが巨大モルゲッソヨは他のサイボーグやミュータントたちから攻撃を受け、悲鳴を上げながらあっという間に死んでしまった。
「くそっ、油断した。」
踏み潰されたはずのサイボーグaも何事もなかったように立ち上がりながら、巨大モルゲッソヨの死体を持ち上げ横に投げた。
「ウロタトモなんとかってなんだ?漫画の技か」
共和国側では魔法が実在すること知っている人間は少なかったのだ。 >>607
サイボーグb「こいつらはなんだ?」
ミュータントa「さあ?、浮浪者か東にすんでいる原住民なんだろう」
戦闘種族部隊隊長「役所的な手続きは面倒だ。皆殺しにせよ」
戦闘種族サイボーグ及びミュータントたちはヘッポコたちに襲いかかろうとしていた。 >>608
ケン「なんだそれは!?」
アナは右手を上にかざすと、手のひらに稲妻がほとばしると稲妻の槍が生成されたのだ。
アナは槍投げの構えを取ったあと、その稲妻の槍を戦闘種族の軍勢に投げつけた。
稲妻の槍は敵軍の目の前で無数に分裂すると
そのまま降り注いだ。
降り注いだ稲妻は戦闘種族たちが持つ強靱な皮膚をやバリアを破り、切り裂き致命傷を与えていく。戦闘種族部隊の兵たちは悲鳴をあげる暇もなく次々と倒れていった。生き残った者達も
突然のことに混乱状態に陥った。
その技は神代から伝わる名前のない技であり、
ヘッポコどころか賢者であるケンすらも知らない技だった。
ヘッポコ「マセガキのくせに…!」
ヘッポコくんはアナに嫉妬の炎を燃やした。 >>609
「主人公をナメるなよ〜!」
ヘッポコは恐慌状態になったサイボーグをつかまえた。
「キサマ〜歯を食いしばれ!」
ズムッ
「ぐはあっ!」
顔を殴るそぶりを見せながら、ヘッポコはサイボーグのボディを殴った。 >>610
「歯を食いしばれ!主人公パンチ!!」
ズムッ
「グゲッ!」
ミュータントほヘッポコにボディを食らった。 >>611
ヘッポコくんの殴っている相手は
後方支援を担当するサイボーグやミュータントたちだったので
彼のへなちょこパンチでも通用した。
だがヘッポコくんもノーダメージでは済まない。殴っている内に拳は砕けそれどころか敵に囲まれリンチを受けそうになったのだ。
ケン「おい、ヘッポコ逃げるぞ。アナもドヤ顔はもういいから!」
ヘッポコはアナを抱えるケンに手を引かれ、その場から撤退した。 >>612
ヘッポコたちは近くのニューモルゲッソヨシティニューモルゲッソヨシティに潜入するとまずは宿屋に泊まった。 モルゲッソヨの宿長「客人どの!敵襲だ!すぐさま、避難所に移動のほどを!」
ヘッポコはアナとケンをたたき起こした!
ヘッポコ「敵襲だ!早く起きろ!!!」
ヘッポコが窓の外をみると全身を武装し槍を持ったモルゲッソヨの騎士達が六本の足を持つ野獣に乗り、村の入り口に疾走していく!
その中に金色の兜と鎧を身に纏ったモルゲッソヨが真っ白な長髪の六本の足を持つ野獣にのり、駆けていく姿が見えた
ヘッポコ「あ、あいつは?!な、なにもの?!一人だけ気の力が半端ないぞ…」 モルゲッソヨの騎士達は廃村寸前のモルゲッソヨ村の守り神のような存在だ。
ヘッポコ一行から見れば味方ということだ。
では敵襲とはなんなのか…?
モルゲッソヨ村の入り口に陣を構える騎士達が迎え撃つのは、
なんと大都市「ニューモルゲッソヨシティ」の戦闘部隊だった。
ヘッポコ「同じモルゲッソヨの民が何故?」 宿屋「こっちじゃ!」
ガタン
宿屋が床板を外すと地下通路が現れた。
一行は梯子を使い地下へと下りた。 ジメジメとした地下道は一本道ではあったが
いけどもいけども出口は見えない。 30分程歩くとやっとドアを見つけた。
ケン「みんな気を抜くなよ」
ヘッポコ「開けるぞ」
ララ&アナ「……うん」
ガチャ
ヘッポコ母「誰だい?ヘッポコかい」
なんと、地下洞窟はヘッポコの実家と繋がっていた! 母「うわっ、あんたたち酷い匂いじゃないか。早くお風呂にはいりな!」
ヘッポコとアナは風呂場につれてかれた。
アナ「わー、温泉じゃないですか、広いし。ヘッポコさんが羨ましいです。ヘッポコさん?」
ヘッポコくんは目を背けている。
アナ「…ああ、お子ちゃまには刺激が強すぎましたねえ」
ヘッポコくんはマセガキのアナの挑発に激怒した。