>>423
そこへフーミンがおっぱいを揺らしてきた。
「勝負しなさい!」
不敵な笑みを浮かべ、ヘッポコを指差すフーミンにヘッポコは、答えた。
「いいよ」
「ヘッポコ、いいのかよ?」
「所詮は、女子だろ。軽くあそんでやるよ」
ヘッポコは、ケンの制止を振り切りリングに上がった。
ーーまずは、お手並み拝見、と……
「かかってきなよ」
ヘッポコは、胸を貸してやるくらいの気分で軽く言ったその次の瞬間だった。
強烈なフーミンの蹴りがヘッポコの無防備な体に炸裂した。
「うげぇっ……」
油断していたヘッポコは、もろにフーミンの蹴りを食らい、体をよろけさせた。
「ヘッポコっ!」
ケンが叫ぶ中、面食らったヘッポコをフーミンは、獲物を狩るような目をニンマリ細め、性悪そうな表情で言った。
「ヘッポコさん、お楽しみは、まだまだこれからですよ」