>>363
「ううっ……あぐっ!」
ニアは自らの巨大すぎる魔力に身を冒されはじめていた。
紫色の魔管が全身に浮き出し、心臓が今にも破裂しそうに膨らんでいる。
「猫殿、これを早く!」
「ニア! 口開けるニャ! これ突っ込むニャ!」
しかしニアは口を手で覆って断固拒否した。
「嫌だ! 田中さんのカレーが食べられないなら私、死んだほうがいい!」