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カレー・ダイスキーは正体を明かそうとしてハッとした。
『いかんいかん。俺の悪いクセだ。ここで正体バラしたら何のために潜入したんだ』
『俺はシチュー四天王No.4クラム・チャウダー将軍。現在、シチュー騎士王様が「取り除くべき脅威」と仰る巫女、スゥプ・カリーニナを葬るべく、巫女の仲間に成り済ましているのだ』
『油断させ、目的の巫女をまず確実に殺し、その後で全員抹殺するのだ』
『……しかし俺の力があれば、真っ向から全滅させることも出来る筈……。命令だから従うが、なぜ騎士王様はこんなことをさせるのだ? 俺を信じてくださっていないのか?』