>>190
その頃、田中達は7人目の仲間を見つけていた。

「……凄い」
田中はその男が軽く真っ二つにした大木を見つめて声を漏らした。

「強い……。強過ぎる……」
ウコンの頬を汗が伝った。

「どうだ? 仲間にしてくれるか?」
大木を軽く真っ二つにした大男は涼しい顔で笑った。

「もちろんだ! 是非とも仲間になってくれ!」
田中が手を差し伸べる。

握手をしながら男が名乗った。
「俺の名はカレー・ダイスキー。よろしく頼むぜ」

「うーん」
ブラウンは男を眺めながら、小さく呟いた。
「なんかあの人……シチュー四天王No.4のクラム・チャウダー将軍に似てるようニャ……。まっ、気のせいか!」