アンカーで繋げてリレー小説を作るスレ
このスレの使い方
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※アンカーもしくは【雑談】がつかないレスはすべてスタート地点になります >>180
あらすじっても今は一本道だろ
【1話「カレー大好き男」ここまでのあらすじ】
主人公の名は田中 彼絵。カレーを愛し、カレーを尊敬し、毎日三食カレーを食べる男だ。
田中はある日、インド人を侮辱したことによりナンで撲殺というされた。
死んで田中が飛ばされた異世界は、シチュー騎士王に支配されていた。
神にシチュー騎士王を倒したら元の世界に戻してやると言われ、何よりカレーを愛する田中はそれを約束する。
そして神から華麗剣を託され、それを呑み、華麗剣と同化した田中は凄まじいカレー力を得、カレー人間と化す。
しかしシチュー騎士王の配下にはシチュー四天王と呼ばれる強敵がおり、田中の地からではまだまだ敵う相手ではなかった。
そこで田中は7人の仲間を集め、カレーなる7人として出直すことにする。 【田中とその仲間】
田中彼絵
神剣華麗剣を体内に内蔵するカレー人間。シチュー騎士王を倒すため、現在仲間を集めて回っている。ニアのことが気になっている。
高橋きょうふ郎
戦う僧侶、モンク。カレーなどどうでもよく、味噌汁が大好きだが、シチュー一色のこの世を変えるべく田中に協力する。
ブラウン
猫獣人の女の子。今のところ一度も戦闘していない。
ニア
魚人の魔女。強大な力を持つ魔法使い。田中のことが気になっている。
スゥプ
ロシア人?の美少女。アイドルで巫女。別の分岐でシチュー騎士に討たれ死んだが、本筋のほうへ転生して来た。
ウコン
日系アメリカ人の転生者。武士。居合い斬りを得意とする。決して名前はウンコではない。 【現在の流れ】
ウコンとの戦いの末、ウコンを仲間にすることに成功した田中は、宿屋に帰る。
宿屋では仲間達が既に休んでいた。
田中に邪険にされたことを恨んだ少年が宿屋に放火しようとしているのを見つけ、ニアが魔法で異世界に飛ばす。
一方スゥプは元いた世界で自分の信者だった38人のヒョロガリ君を懐かしみ、なかなか眠れずにいた。
悪魔の力を借りてヒョロガリ君を召喚することを思いついたスゥプは、早速悪魔と契約する。
しかし悪魔はシチュー信者であり、召喚したヒョロガリ君達は亡者の姿をしており、スゥプに襲いかかった。 >>180
アンカー間違いってどれ?
もしかして場面転換のところか?
たとえば172は163からの繋がりだけど、かといってアンカーを163にすると164〜170が別の分岐の話ということになってしまう。
だから170に繋げるのが正しくはない? >>181
「臨!兵!闘!者!」
結界の外から声がした。
「皆! 陣! 列! 前!」
悪魔の結界が破れて行く。
「行ッ!」
結界が消し飛び、小豆色の中国服を着た三つ編みの少女が厳しい顔をして現れた。
「た、助けてっ!」
犯され喰われかけていたスゥプが叫んだ。 >>186
謎の少女は、ヒョロガリこと巫女の信者連中を素手でボコボコにした。
すると、信者達の爛れきった顔面にみるみると生気が宿っていき、やがて正気を取り戻した!
巫女の信者A「はっ...!私達は一体何をしていたんだ?」
巫女の信者B「つーか、ここどこ?」 >>187
信者達の亡者化が解けた理由...おそらくは、少女の野蛮な暴力的制裁によって“シチューの加護”が強引にかき消された所為であろう。
悪魔はその少女に強い畏怖の念を抱いた。
悪魔『こんな童女が...我の加護を消しただと!?...認めん、認めんぞーー!』 >>188
「どっ、童女じゃないですだ!」
少女は恥ずかしそうにそう言うと、自己紹介をした。
「こう見えて16歳……。名前は豆小花(マメ コハナ)。どうぞ宜しくお願ぇしますだ」
そう言うなり悪魔の顔に札を勢いよく貼り付けた。
「うっ……動けん!?」
札を貼られた悪魔は固まり、その場に姿を現した。
「では、失礼いたしますだ。滅ぼさせていただきます」
小花は一礼すると、掌打を悪魔に放った。
「闘ッ!」 >>189
「あっ……ありがとうっ!」
スゥプは駆け寄り、小花に抱きついた。
「綺麗なおねいさん、悪魔なんかと契約しちゃいけねぇだ」
小花は顔を真っ赤にしながら、小さな声で言った。 >>190
その頃、田中達は7人目の仲間を見つけていた。
「……凄い」
田中はその男が軽く真っ二つにした大木を見つめて声を漏らした。
「強い……。強過ぎる……」
ウコンの頬を汗が伝った。
「どうだ? 仲間にしてくれるか?」
大木を軽く真っ二つにした大男は涼しい顔で笑った。
「もちろんだ! 是非とも仲間になってくれ!」
田中が手を差し伸べる。
握手をしながら男が名乗った。
「俺の名はカレー・ダイスキー。よろしく頼むぜ」
「うーん」
ブラウンは男を眺めながら、小さく呟いた。
「なんかあの人……シチュー四天王No.4のクラム・チャウダー将軍に似てるようニャ……。まっ、気のせいか!」 >>191
そこへスゥプちゃんが小花の手を繋いでを連れて来て、嬉しそうに言った。
「新しい仲間を見つけたわよ! この子、めっちゃ強いの!」
田中はチラリと振り向くと、そっけなく言った。
「すまん。今、定員に達したとこだ」
「定員!?」
スゥプちゃんは意味がわからずすっとんきょうな声を上げた。 >>192
スゥプ「なんで7という数字に拘るの!?」
田中「いや...なんかそのカッコいいからだ。7は幸運を象徴する偉大な数字なんだぞ」 >>193
田中「さぁ、7人揃ったぞ。町を出てモンスターを倒して経験値を稼ごう。このパーティーの力を見てみたい」 >>195
スゥプ「まったく……。ついて行けないわ」
小花「……いいの、スゥプちゃん? 一緒にモンスター退治に行かなくて……」
スゥプ「小花の良さがわからない人達と冒険なんかしたくない」
小花「スゥプちゃん……」
スゥプ「こんなに強くて、可愛いのに」
小花「可愛い!? 私が!?」
スゥプ「気づいてないの? 越えられない壁はあるけど私レベルに近いほど可愛いよ?」
小花「め、滅相もねぇだー!(ダッシュ!)」
スゥプ「小花!?」
小花「私なんてただのドジでノロマなカメだーー!」
スゥプ「小花! 危ない!」
小花は切り株に躓いて転び、ヘッドスライディングしながら肥溜めに頭から突っ込んだ。 >>196
「どうしてそんなにオドオドすんの?」
スゥプちゃんは川の水で糞尿だらけの身体を洗う小花を遠まきに見つめながら、言った。
「もっと自分に自信持ちなよ。アンタマジ強いんだから」
「そ、そっただことねぇだよ……」
小花は卑屈に笑う。
「本当、自信持ちなって! イライラするなぁ。普段大人しい子がキレると一番怖いんだよ?」
「ほ、褒めてもらうのは嬉しいだ。けど……」
「けど、何よ?」
「あたしなんか仲間にするより、さっきの強そうな人のほうが絶対いいだ」
「うっわー。イライラする」
スゥプちゃんは立ち上がると、拳を握りしめて天に誓った。
「もぉ決めた! このあたし様が絶対、小花を仲間だと認めさせてやる! そうでなきゃ小花と別パーティー組んで、田中を倒してやる!」
「も、目的変わってるだよ」
小花はとても小さな声で言った。
「あたしはシチュー騎士王を倒して……世界に自由を……(モゴモゴ)」 >>197
その頃、田中達6人のパーティーは、町の外でモンスターと遭遇していた。
弱そうな見た目だけどそこそこ強いモンスターが現れた!
田中は様子を見ている
高橋は味噌汁を飲んでいる
カレー・ダイスキーの攻撃!
カレー・ダイスキー「うぉりゃ!」
クリティカル・ヒット!
カレー・ダイスキーは弱そうな見た目だけどそこそこ強いモンスターに17365のダメージを与えた! >>198
田中「うん、ナイスクリティカル」
高橋「本当に強いなぁ。頼もしいぜ」
ウコン「……しかし、ちと強すぎはせんか?」
田中「???強すぎるのはいいことだろ」
高橋「俺らが楽できていいよな」
ウコン「しかし、あれほど強ければ、拙者や田中殿のように名が知れ渡っている筈なのだが……カレー・ダイスキーなど聞いたことがない」
田中「引っ込み思案なんだろ」
高橋「慎み深いんだよ、俺みたいに」 >>199
カレー・ダイスキー「ふぅ。いい汗かいた」
田中「お疲れ〜」
高橋「ダイちゃんナイスクリティカル」
カレー・ダイスキー「ところでさぁ、なんで巫女ちゃんがいないの?」
田中「ああ。なんか『行きたくない』って」
カレー・ダイスキー「そっかぁ」
田中「あいつ超わがままっ娘だから。いちいち気にしてたら疲れるだけだよ。ぼちぼちと慣れてってね」
カレー・ダイスキー「巫女を殺れって命令なんだけどなぁ……」
田中「えっ?」
カレー・ダイスキー「あっ。いや、なんでもないなんでもない。ハハハ」 >>200
新たな魔物が現れた!
タマゴンは生卵を投げつけてきた!
田中「ここは俺に任せてもらおう」
田中は華麗剣を口の中から抜き出した!
高橋「うわっ。いつ見てもきんも……」
田中は投げつけられた生卵を次々と斬った!
斬られた生卵はゆで卵になった!
田中「カレーに生卵もいいけど、俺はグレたゆで卵派だぜ」
タマゴンを倒した!
カレー・ダイスキー「面白い剣だな。斬ったものがカレーの具になるのかw」 >>201
ダイスキー「それはそうと、巫女は何処に居る?」
田中「...なんで巫女の居場所が知りたいんだ?」
ダイスキー「おい、さっさと答えろ、騎士狩り!お前から先に始末してやろうか!?」
田中「!?」
突如、カレー・ダイスキーの言動が一変した。
高橋「こいつ、なんか様子がおかしいぞ!?」
ウコン「貴様!何者だ!?」
ダイスキー「ククク...俺の正体、それは───」 >>202
カレー・ダイスキーは正体を明かそうとしてハッとした。
『いかんいかん。俺の悪いクセだ。ここで正体バラしたら何のために潜入したんだ』
『俺はシチュー四天王No.4クラム・チャウダー将軍。現在、シチュー騎士王様が「取り除くべき脅威」と仰る巫女、スゥプ・カリーニナを葬るべく、巫女の仲間に成り済ましているのだ』
『油断させ、目的の巫女をまず確実に殺し、その後で全員抹殺するのだ』
『……しかし俺の力があれば、真っ向から全滅させることも出来る筈……。命令だから従うが、なぜ騎士王様はこんなことをさせるのだ? 俺を信じてくださっていないのか?』 >>203
田中「ところでダイスキー君、その大剣は名のある剣と見たが、何て名前の剣なんだ?」
ダイスキー「あぁ、これはシチュ……」
田中「シチュ?」
ダイスキー「シチュエーション・オブ・イーティング・カレーという剣だ。略してSOES。そんな名の知れたもんじゃないよ」
高橋「SOECじゃねーの?」
ブラウン「なんだかクラム・チャウダー将軍の愛刀シチュー剣に似てるニャー……。まっ、気のせいか!」 >>204
田中「ところでダイスキー君、一番好きなカレーは何だい?」 >>205
ダイスキー「カレーなんていう庶民の食べ物なんか好きじゃねーよ」ボソッ
田中「ん?」
ダイスキー「お、おっと、今のはもちろん冗談だよ。ハハハ」
ブラウン「なんか怪しいニャ...」 【雑談】
>185
150台でよくわからん流れになってて混乱しただけ
ごめん
あとアンカーがないと流れが採用されてるのか採用されてないのかいまいち分からなくなる
たとえば>55は効いてるのだろうか?
不採用だと思ってたけど >>206
田中「さぁ、ぼちぼち昼メシにしよっか」
ブラウン「賛成ニャー!」
田中「ブラウンには鮮魚があるよっ。俺達はもちろんカレーだ」
クラム「……」
田中「どうしたんだい、ダイスキー君? 君の愛するカレーだよ」
クラム「……い、いただきます」 >>208
田中「そう言えばさぁ、前々から思ってたんだけど……」
高橋「なんだよ?」
田中「敵の四天王の1番下っ端にクラム・チャウダーっているじゃん?」
高橋「ああ」
田中「クラムチャウダーってシチューじゃなくね?」
カレー・ダイスキー「!」
田中「あれってスープだからコンポタやコンソメの仲間だろ」
カレー・ダイスキー「なんだと貴様ーーッ!!!」 >>209
クラム・チャウダー将軍は怒りに自分を抑えきれず、大剣『死中剣』を抜いた。
一番近くにいた高橋の首が飛んだ。 >>211
田中「何すんだアンタ!?」
ブラウン「やっぱりコイツ敵ニャ! シチュー四天王No.4、クラム・チャウダー将軍ニャ!」
田中「ええーっ!?」
クラム「俺の能力は『確変クリティカル』」
ウコン「なんだと?」
クラム「クリティカル・ヒットを一度でも出せば、その後確変する。通常1/271の確率で出るクリティカル・ヒット率が1/1.6まで跳ね上がり、
その後も67.8%の確率で連チャンする。ただしビッグなら7000以上出るが、レギュラーだと1500ぐらい」
田中「4号機のパチスロかよ!?」
クラム「とにかく全員ここで死ねっ!」 >>212
田中「ダイスキー...貴様、許さんぞーー!!」
田中は我を忘れ、クラムに襲いかかった!
クラム「フッ...所詮は人間か。よかろう...“騎士狩り”の首、頂戴致す...!!」
田中VSクラムの死闘が今始まる─── >>213
クラム「ぐわぁーーああーー!」
クラムは案外弱かった
田中「貴様!“シチュー四天王”の名が泣いておるわ!お主は深淵に沈むのがお似合いぞ!」
田中は高橋の死によってショックを受け、そのせいで性格が豹変し、変なキャラになっていた。
クラム「い、命だけは...」
田中「小賢しいぞ!騎士王の忠僕めが!死を以て償え、下衆め!貴様は売女の忌み子なのだよ、フハハハwww」
ブラウン「・・・」 >>214
クラム「お、おのれ...騎士狩りめ...仕方ない...俺の“真の力”を見せてやろう」
田中「真の力だと?笑止!!妄言を吐くのはやめにしたまえよ。負け犬の遠吠えほど見苦しいものはないぞ」
クラム「ククク...妄言かどうかはその目で確かめるがいい...うおおおお!」
クラムは力を溜め始めた! >>215
その様子を少し離れた丘の上にバイクを停めて見守っているセクシーな女性がいた。
女性の名前は峰ストローネ。別の名をストローネ・フジコ。クラム・チャウダー将軍の側近である。
峰「ウフフ。チャウダー様のアレが出るわよ」 >>216
クラムはどんどん容姿が醜く変貌していき、やがて巨大な怪物と化した。 >>217
「ステキ☆」
峰ストローネ・フジコが股間を濡らした。
「的が大きくなった〜♪」
田中がそう言いながら剣を振ると、クラムはあっという間に巨大なジャガイモに姿を変えた。
一撃必カレーの華麗剣の能力である。 >>218
巨大なジャガイモが崩れ、ボタボタと降り注いで来た。 >>219
じゃがいもが田中に勢いよくぶつかった。
田中「痛っ!!!」
田中は激痛によって、我に返った。 >>220
「ハハハ、何やってんだお前」
高橋が笑った。 >>221
田中「なんでお前生きてんだよ!?」
高橋「ふん、教えてやろう。それは──」 >>222
高橋「俺、キョンシーになれたんだぜ」
田中「キョンシーって何だよ?」
小花「オ……オラがやっただ!」
田中「君は……酒場でストーカーしてた……後でスゥプが仲間にしようって連れて来た娘?」
小花「んだ。オラの名前は豆 小花(マメ コハナ)。霊幻道士だ」
田中「霊幻道士?」
小花「死人をキョンシーという妖怪に変えて、額に札を貼って大人しくさせることが出来るだ。えと……その……」
スゥプ「ほら、勇気出して!」
小花はめちゃめちゃ小さい声で言った。「ナカマニシテホシイダ……」 >>223
田中「おう、いいだろう。丁度枠が空いたからな」
地面に転がってる“じゃがいも”を見つめながら、田中はそう言った。
高橋「よし!なんやかんやで7人揃ったな!」
遂に七戦士が結成した! >>224
田中「じゃあ、まず弱そうな奴からやろうぜ。No.2のクリームとNo.4のクラムは片付けたから、No.3のボル・7をやっつけよう」
高橋「簡単に言うよなw」 >>225
その頃、シチュー四天王No.3ボル7はとある暗い部屋の中で椅子に座っていた。
鉄の鋲が無数に打ち込まれたレザージャケットを着て、マスクで顔を隠したボル7は、部下のボル六を呼びつけると、言った。
「クラムがやられたらしい」
「あ、あのクラム様が!?」
ボル六は腰を抜かす勢いで言った。
「まぁ、巫女と仲間達はオレがやるさ」
そう言うとボル7は巨大なライフル銃を持ち上げ、ジャキンと鳴らす。
そして言葉を継いだ。
「オレの部下が、な」
「7様直々には手を下さないので?」
「バカ野郎。直接仕事をするのはいつもお前ら部下の役目だろうが。オレ様はここで命令だけ下して座ってんのが仕事なのさ」
「ハァ……」
「じゃあ任したぞ、ボル六。ボル5サーティーンも他の奴らも好きにお前が使え」
部屋を出たボル六は、思わず呟いてしまった。
「あのひと……実は物凄く弱いんじゃね?」 >>226
ボル7の手下達はしぶしぶと田中達を探しに行った >>227
その頃、田中は7人そろっパーティーの実力を試すべく、魔物狩りを続けていた。
「また……つまらぬものを斬ってしまった」
ウコンは胴を真っ二つにしたドグロマゲロス(見た目のキモいゲロのような魔物)を背に決め台詞を呟いた。
ドグロマゲロスははらわたをぶちまけ、どす黒い血を海のようにして倒れた。
「グロいわ!」
「お前、もっと綺麗に斬れんのか!」
「こんなもの、子供に絶対見せらんない!」
田中と高橋とスゥプになじられながら、ウコンはうざそうな顔をした。
「ごちそうニャ!」
ブラウンがドグロマゲロスの内臓を喜んで食べはじめた。 田中「ところで高橋よ、キョンシーになった感想はどうだ?」
高橋「悪くないな。ってか何も変わった感じしねぇ」
田中「この額のお札取るとどうなるんだ?」
小花「取ったらダメだよ。理性のないケダモノになるだ」
田中「もう取っちゃったよ」
小花「じぇじぇじぇーーっ?!」 >>229
高橋「ウキキキキキキキキニキキキー!!ぐぎぃぃぃヌホォぉ!!」
高橋は奇声を発しながら衣服を脱ぎ捨て、両手を縦横無尽に振り回し暴れ始めた。 >>230
「縛霊光芒」
小花が印を結ぶと光の縄が高橋を縛り上げた。
「もうっ。ダメだよ、特に強い人のキョンシーは手に負えないんだけん」
そして札を額にぺたりと貼ると、高橋は正気に戻り、言った。
「よう」 >>231
「しかしこの札、邪魔だなぁ。前がぶつけによく見えねぇや」
高橋は自分でお札をペロリと取った。 >>232
「ぬがあぁぁぁぁ!!!!ちんちん勃起!」
高橋の赤フンが盛り上がり、天を衝いた。
「キヘヘヘヘヘ!!!」
高橋は獣のような声で笑うと、小花の背後を取った。
「はっ!? しまった!!」
高橋の腕が小花の胸を羽交い締めにした。 >>233
田中「落ち着け!」
田中はお札を再度貼った >>234
しかし既に小花の尻に勃起した逸物を埋めていた高橋は札を貼られても止まらなかった。
「ウオォォォオ!人間暴走機関車ー!ッ!!!!」 >>235
そこに王国の衛兵がやってきた。
衛兵「貴様!民衆の目前で何をやっているのだ!」 >>236
高橋「せっくすだよせっくす! これからせっくすすんだよ見ればわかるだろ!」 >>237
衛兵「正気か!?逮捕権を行使するぞ!?」
高橋「うるせえ!」
高橋は、隠し持っていた刺突武器を衛兵に投擲した。 >>238
しかし高橋きょうふ郎はモンクである。
モンクが一番強いのは素手である。武器を使うとむしろ弱くなる。
高橋の投げた刺突武器はヘロヘロと飛んで行き、衛兵の鎧にコチンと音を立てると弱々しく地面に落ちたり
田中「シチュー騎士王の兵隊か……。敵だな」
ウコン「どうする?」 >>239
そう、衛兵はシチュー騎士王の手下だったのだ
衛兵「全員逮捕してやる!うおおお」
衛兵が襲いかかってきた! >>240
田中「ドバドバ来たな!」
ウコン「数が多すぎる! ニア殿、全体魔法を頼む」
しかしニアはもじもじしている。
ブラウン「ニアは魔法を使う時バケモノに変身するニャ(>>169-170)。田中の前でその姿になりたくないんニャ」
ニア「いやぁっ、猫ちゃん、そんなこと大声で……」 登場人物紹介
【田中とその仲間】
田中彼絵(勇者)
神剣華麗剣を体内に内蔵するカレー人間。シチュー騎士王を倒すため、現在仲間を集めて回っている。ニアのことが気になっている。
高橋きょうふ郎(モンク)
戦う僧侶。素手での攻撃力は凄まじく、簡単な回復呪文も使える。味噌汁が大好き。
現在キョンシー化しており、額に貼ったお札を剥がされると理性を失いケダモノになる。
ブラウン(?)
猫獣人の女の子。今のところ一度も戦闘していない。語尾は「〜ニャ」。
ニア(魔法使い)
魚人の魔女。強大な魔力を持つ。田中のことが気になっている。
スゥプ(巫女)
ロシア人?の美少女。アイドルで巫女。別の分岐でシチュー騎士に討たれ死んだが、本筋のほうへ転生して来た。
シチュー騎士王に「脅威的存在」と見なされ、最優先で命を狙われている。
ウコン(サムライ?)
日系アメリカ人の転生者。武士。居合い斬りを得意とする。決して名前はウンコではない。
豆 小花(霊幻導士)
小豆色の中国服を着た三つ編みの少女。16歳。引っ込み思案で声が小さいが、導士の術と拳法を使い、強い。 【シチュー騎士王とその部下】
シチュー騎士王
この世界をシチュー一色に染め、カレーを疎外している最高権力者。
ビーフ・ド・カレー伯爵
シチュー四天王No.1。田中より遥かに強いらしい。
クリーム・ド・シチュー侯爵
シチュー四天王No.2。オカマ。ウコンに両手首を斬られ、新宿二丁目ネオン街へ堕ちた。
ボル・7
シチュー四天王No.3。顔をマスクで隠し、ヘビメタな格好をしている。部下にばかり戦わせ、自分は動かない。
クラム・チャウダー将軍
シチュー四天王No.4。大剣「死中剣」を振るい、クリティカル・ヒットを連チャンする豪傑。田中にジャガイモにされ死亡。 >>241
ブラウン「仕方ない...なら私が全体魔法を使うニャ」
ウコン「そなた...魔法使えるのか?」
ブラウンが魔法を詠唱し始めた ヘッポコ「ジャーーンプッ!
着地ッ!
すかさず――…
…見たな…
そして、聞いてしまったなッ!
俺の独り言をッ!!」 >>246
ケン「ああ、聞いたさ」
ケンはヘッポコを見るとリュックサックを歪ませ笑った
ケンの横に見たこともないような真っ白い肌青い髪の毛をした男がたっていた
ヘッポコ「そいつ、誰だい?」
ケン「ああ、こいつは『ユミル』だ俺の命を救ってくれた」
ヘッポコ「ユミル?お前を助けたって?」
ユミル「俺はユミル、雪と氷の魔法を司る聖霊ジェドマロース族のものだ」
ヘッポコ「へー、おまえそんで強いのかい?」
ケン「やめとけよ、こいつは命の恩人だぜ」
ヘッポコ「ボッシュート!」
バリリ!!!
ユミルの頭の上の空間に氷の壁が現れ、重力魔法を防いだ!!!
ヘッポコ「ほー、やるねぇ」 >>247
ヘッポコ「でもさあ、キミ…ちょっと格好よすぎじゃない?」
そう言うとヘッポコはユミルの鼻の穴をマジックで大きくした。
ユミル「……。」
ケン「ヘッポコ止めとけ!そいつ、あんまり冗談が通じないんだ。」
ユミル「アイスエッジ…。」
ザクッ
なんと、ヘッポコの頭頂部の髪が、氷のナイフで剃り落とされた。
ヘッポコ「あわわわわわ。」 >>248
ヘッポコ「とりあえず何か依頼がないか村の掲示板を見てみよう」
ケン「そうだな、ここで立ち話しててもしょうがないからな」
『幽霊退治
最近、この街の東にある古井戸に幽霊が出るとの噂があります。
村人も恐ろしがって夜道を歩くことも出来ません。
腕に自身のある方、何とぞ幽霊を倒して来て下さい。
村長
報酬100ゴールド』
ケン「これなんか簡単そうじゃないか?」
ヘッポコ「よし、幽霊退治だ!レッツゴー!」 >>249
それは古井戸のくせにやたら賑やかな場所にあった。
若者で賑わう村一番のオシャレなストリートに面した防具屋の店先に、
まるでリサイクル・ショップが非売品で置いているレトロな自動車のように、自慢げにそれは飾られていた。 >>250
防具屋の看板には「リコール社」と書いてある
ヘッポコ「どっかで…見たような??」
ケン「あ!!!この井戸危ないぞ!空間魔道師リコールが作ったものだぞ!」
ユミル「リコール??」
ケン「ああ、ユミルは知らねーか、リコールってのはもうひとつの裏の世界を作り出す魔道師だ」
ユミル「へー、なかなか凄いやつがいるんだねぇあえてこの井戸に入ってみないか?」 >>251
井戸の中を覗き込むと、白い着物姿に長い黒髪の女の人がおにぎりを食べているところだった。 >>252
「ち、ちょっとなに見てんのよっ///」
女の子が皿を1枚、投げつけてきた。
「ぐはぁ、いてぇ」
ヘッポコは30ポイントのダメージを受けた
呪われた >>253
ヘッポコ「一時撤退!一時撤退!」
そう言うとヘッポコは教会に駆け込んだ。
神父「こんな夜更けに何のようですかな?」
ヘッポコ「幽霊に皿を投げられて呪われたみたいなんだ」
神父「皿を…これは厄介な呪いですよ」
ヘッポコ「マジかよ!?」 >>254
そして神父は静かに語り出した。
神父「それはリコール社の皿洗い係りの女性、サラヤシーキの霊です。
サラヤシーキが投げつける皿が、9枚まで当たると狂い死にし、8枚でも脱糞病に犯されると言われています。
」
ケン「何だよそれ?じゃあ、奴が7枚投げつける前に倒せばいいのか?」
神父「しかし、そう上手くいくかどうか…」
ヘッポコ「へっへーん、やってやるぜ」
そう言うとヘッポコ達は古井戸に戻った。
すると、井戸からサラヤシーキが現れ「一枚〜、二枚〜…」と、皿を投げ始めた。
ヘッポコ「いだっ!痛っ!」
ケン「イテテ…ん?よく見たらコイツいい女だなぁ」
ユミル「幻惑の結界が張られているのでしょうか?」
皿を食らいながら見とれているうちに6枚目が投げつけられた。
ヘッポコ「撤退!撤退!」
そして全員一目散に古井戸から逃げ出した。 >>255
ヘッポコ「水攻めの計だ!」
ヘッポコ達は古井戸に放尿をした。
ケン「こんな量じゃ足りないぞ」
ヘッポコ「村のみんな!オレに力を貸してくれ!」
村人「あー?あんだー?そんなとこに小便なんかして」ジョロロロロ
酔っぱらい「うぃ〜〜」ゲロロロロ
道具屋「テメーら人の店先で何やってやがる!」 >>256
ヘッポコ「うるせー!!!店主!!!テメーもこの井戸にションベンしやがれ!」
店主「ヒイー!!!」
店主は井戸にションベンし始めた
神父「私も協力しますぞ!」
ジョジョジョジョ
村人はほとんどが古井戸にションベンや糞を流し込んだ
ヘッポコ「へへ…これだけ糞尿を垂れ流してやったんだサラヤシーキは倒せただろ」
ヘッポコは古井戸をのぞきこんだ >>257
サラヤシキは古井戸のなかに見当たらない?!
ケン「へ、ヘッポコぉ!!!」
ヘッポコ「あん???」
ケン「お前のかたのうえぇ!!!」
ヘッポコが肩を見ると真っ白い手が乗っていたんですねぇ…
いやだな〜なんか怖いな〜と思いながらヘッポコは振り返った!!! >>258
井戸かと思ったら土管だった。
いやだな〜なんか怖いな〜と思いながらヘッポコは振り返った!! >>259
振り返るとそこは原っぱだった。
さっきまで街中だったはずなのに
見渡す限りの草原が広がっている。
ヘッポコ「おーい、ケーン!」
ヘッポコは慌てて仲間を呼ぶが返事はない。 >>260
草原の彼方から一角駿(ユニコーン)が走って来て、ヘッポコ氏の眼前で馬糞を漏らして去って行った。 >>260
なんとかユニコーンを捕まえたヘッポコくん。
ユニコーンをさばいて馬刺し?にして食べてみました。
ヘッポコ「旨い!超旨い!」
ケン「マジかよ!オレにも食わせろ」
そう言うとケンはリュックの中からニンニク醤油を取り出した。 >>262
そう言うとケンはユニコーンを、モモ、バラ、こうね、ロース、ヒレの5種類の部位にカットした。
ケン「これをニンニク醤油で食べてみな」
ヘッポコ「うぉー!美味すぎる!」
あまりの美味さにヘッポコは脱糞した。
ケン「おいおい、漏らすなら井戸に行けよ」
ヘッポコ「すまんすまん」
ユミル「馬刺しほど臭みがなく、噛むほどに肉の旨味を感じますね」
ケン「この赤身と油が舌で絶妙にとろける感じ」
ヘッポコ「みんなー、糞尿味噌で鍋にしてみたんだけど、どうかな?」
ケン「ボエーーーーッ!」
ユミル「ブーーーーーーーッ!」 >>263
「ィヒィヒィーンィ」
突然ユニコーンが甦り暴れだした >>265
ケンはリュック以外が白骨化し、リュックだけで生きていた!
ヘッポコは特殊な遺伝子が発動し白骨化を防いだ!!!
他のものたちはみな白骨化してしまった!
ユニコーン(一角獣)は猛り狂っている
ヘッポコ「こいつ、ただの馬じゃねえぞ!ユミルは?!大丈夫か!」
ユミル「大丈夫、自動発動壁魔法(アンチマジックシェル)をはっておいて良かったです!ケン、大丈夫ですか?!」
ケン「ああ、リュックだけになっちまったから体が戻るまで数日かかるけど…俺は亜人だからな」
ユニコーンは更に全身を震わせると凍てつくような波動が広がった!
ヘッポコはそれに向かって歩いていく!
バリバリ!!!バリバリ!!!
ヘッポコの周りの草木だけが枯れていき波動が割れるようにヘッポコの左右を流れていく! >>266
ユミル「この『氷』のちから、もしかして僕たちと同じ属性の?!まさか!?あのときの子馬?!」
ヘッポコはユニコーンの角をむんずとつかんだ
凍てつく波動の力でヘッポコの服はすべて粉のように吹き飛び裸の姿でユニコーンの角をひねりあげた
ヘッポコ「お前が弱いんじゃねえ、俺が強すぎるんだ、見せてやるぜギガボッシュート!」
ユミル「ま、待ってください!そのユニコーンは、僕の!友達です!」
ケン「な、なんだと?!」
ユミル「クルス!お前は僕の雪の国の友達だったユミルだ!」
クルス「?!」 >>267
「ダメだ許さん」
ヘッポコはユニコーンの眉間をひのきのぼう改で殴った。
ヒンッと哭いて倒れるユニコーンをさばいてニンニク醤油で食べた。
「ケン、これをニンニク醤油で食べてみな」
「あ、ありがてえ…モグモグ…お?」
なんとユニコーン刺を食べたケンの胴体が復活した。
ユミル「……。」 >>268
ケン「ユミル、気にするなよ」
ユミル「するよ!当たり前だろ!」
ケン「ユニコーンもみんなのために肉となったんだ、俺たちを応援するためにな」
ヘッポコ「ユミルくんよぉ、おまえまだまだガキだなぁ」
ヘッポコはリブステーキ風にきれいに焼いた馬肉を食いながら呟いた
ユミル「なんだと?!」
ヘッポコ「俺たちの旅はよぅ、いざとなれば仲間を失うかもしれない危険な旅だ、それを馬の友達だのなんだの?笑わせるんじゃねえよ」
ユミルは怒りに体を震わせた
ユミル「ケンの言葉を信じた俺がバカだったのか?!世界を平和にする戦士ヘッポコの姿がこれか?!」
ケン「ユミル、落ち着け!ちなみにこのユニコーンはお前の友達のクルスではない」
ヘッポコ「この村を荒らしに荒らした荒くれユニコーンの『ドルガ』ってやつだ、以前から依頼が来ていたのさ」 >>269
というのは嘘だ。
ヘッポコ「すまんなwww、でもオレは世界を救う勇者だからw」
ケン「そうそう、勇者ヘッポコの血肉になれたんだからありがたく思いなw」 >>270
それから数日後、ヘッポコは古井戸の幽霊を倒して100ゴールドをゲットした。
村長「あなたこそまことの勇者です!」
ヘッポコ「へっへーん、当たり前だろ」
ユミル「くっ…」 >>271
ヘッポコ「んー?、なにお前なめてんのか。」
ユミル「…それはお前がオレの友を…」
ヘッポコ「オレは世界を救う勇者だよーん?お前なんてこの場でこの世から消すこともできるんだよ!」 >>272
ヘッポコはギガボッシュートを唱えた!
バキッ
ユミル「おごっ!?」
ユミルの頭部がひゃしゃげ、眼球が飛び出した、そして顔の穴という穴から血を流しながら倒れた。
ケン「流石ヘッポコ!俺には出来ないことを平気でやってのける!そこにシビれる憧れるぅ!!」 >>273
女神「やめなさいヘッポコ」
女神はヘッポコとユミルの間に割って入ると
ユミルの怪我を治し逃がしてあげた。 >>274
ヘッポコ「なんだこいつゥ!?」
ケン「おう、やっちまおうぜ」
ヘッポコ「おう、ギガボッシュート!」
ドドン!
女神は地面にめり込んだ。
ケン「止めだ!」
ケンはルシールで叩き潰した。 >>274
ヘッポコは女神をレイプした。
ヘッポコ「全く、懲りない奴だぜ」パンパンパンパン
女神「…くそぉ」ビクビクッ >>276
馬王来訪者がごろつき二人の背後から尻を蹴飛ばした。
ヘッポコ「・・・なんだぁ?てめえ」 >>277
女神はいまだにケンにバックで突かれまくっていた
女神「馬王様!こいつらごろつきを倒してください!」
ヘッポコ「あ〜ん?俺の名前をいってみろぉ!」
ケン「このかたはなぁ〜!救世主ヘッポコ様だぞぉ!」
馬王「貴様らか、ユミルを傷つけ、村人を困らせ、金をたかっていると言う二人組は」
馬王は巨大な馬の神獣である
馬王「しかも、ユニコーンを食ってしまったと言うのは、本当か?」
ヘッポコ「ヒャッハー!食ってやったぜぇ?!最高の味だったぁ!」 >>278
馬王「愚かな人間め、ヒヒィーーーン!」
雄叫びを上げる馬王の額から角が3本生えてきた。
馬王「こうなってしまったからには手加減できんぞ」
ヘッポコ「ふんっ、偉そうな事言ってもオマエは魔族しゃないか」
ケン「やってしまえヘッポコ!」 >>279
ユミル「馬王様!悪のヘッポコ、ケンをやっつけてください!」
ヘッポコ「ユミル!生きとったんかいワレ!」
馬王「うむ、しかし、こいつらの雰囲気おかしいぞ…ダークサイドに取り込まれておらんか??」
【ダークサイド】
本能の裏側にある悪意が表側と入れ替わってしまった状態
魔女、魔神等を倒すと呪いとしてダークサイドに取り込まれることがあると言う
ダークサイドから引き戻すには『魂の浄化』が必要 >>280
馬王「馬族流ソウルクリーン!ヒヒィーヒヒィーーヒヒィーーーン!」
ヘッポコ「うぎゃーーーーーっ!」
馬王「ヒヒィーーーーーーン!」
ヘッポコの身体から黒いもやのような物が引き剥がされていく。
ベリベリベリ
ヘッポコ「イッてまう、イッてまう!」
馬王「仕上げじゃ」
パカーン
ヘッポコは馬王の後ろ足で蹴り飛ばされた。
その瞬間、ヘッポコに取りついていた黒いもやも消え去った。
ケン「やったか!?」
ヘッポコ「……あ、あれ?」
そこにはお肌がツルツルのヘッポコの姿があった。
ユミル「ヘッポコさん、大丈夫ですか?」
ヘッポコ「あっユミルじゃないか?わっ、何だこの馬人間は!」
馬王「ヒヒヒヒン、成功したようじゃな」 >>281
ヘッポコ「ふーん、何か色々あったみたいだね」
そう言うとヘッポコは馬王に跨がった。
馬王「きっ貴様!無礼者め!降りぬかっ!」
ヘッポコ「この左右の角で方向転換するのかな?じゃあ、この真ん中の角は」
馬王「その角に触れてはいかん!」
馬王の言葉を無視してヘッポコは真ん中の角を握った。
ヘッポコ「えいっ」
馬王「ブヒヒィーーン!!」バサッ
馬王の雄叫びと共に背中から四枚の羽が生えた。
ヘッポコ「こりゃスゲエ、馬王ペガサスの誕生だ!」