ヒョロガリ達の体は焼けただれ、目玉や舌が垂れ落ちていた。

「スゥプちゃぁぁあん」
「ぼくら、なんかおかしいんだ」
「からだが焼けるように熱いよ」
「スゥプちゃんを食べれば治るかも」

悪魔の低い笑い声が響いた。
「亡者ども、その小娘を犯し、喰らい、その肉を我に捧げよ」

「バカにしないで!」
スゥプちゃんは巫女の力を放った。
「アンデッド退治なら専門よ!」

しかし巫女の力が亡者達に通じない。

「なんで!?」