「チンハオ流・我田流水!」
ハオが核ミサイル『ベンダン7号』に掌打を加えると方角を変え、真上へ向かって飛びはじめた。
太陽を見ながら、眩しさに目を細めながら、二人は言った。
「これで……やがて推進力を失ったミサイルは海へ落ちる」
「誰も傷つかなくて済むのね」