>>514
優しいほうの批評スレにも投下されているようですので、こちらではスレタイ通り酷評しますね。

「さらりと書いてみたので」←これは要らない。
予想される酷評に対して「さらりと書いてみただけのものだから〜」という逃げを予め用意しておくのはいきなり印象が悪い。

内容についてはとにかく拙い。
表現がいちいち固く、開かれていない。開かれていないとは、言葉が言葉のままでしかないということ。
ごつごつした手の輪郭? 掌がちくちくする?
すべて表現があなたの中でわかったつもりになっていて、読者には言葉しか伝わらない。
せいぜい具体的に伝わるのはあなたの自己陶酔ぐらいだ。もっとこちらにも感じさせてほしい。
「どぎまぎしながら繋いできた雑談」なんて、「手を繋ぐ」の「繋ぐ」と被っている。
もっとわかりにくくならないよう、言葉に気をつけるべき。

情景の飛躍を狙っているのはわかるが失敗している。
絵に描いてみるといい。彼の顔が見えない。彼はただの「道具としての言葉」に過ぎない。
勿忘草もそうだ。語感がオシャレだから持って来ただけの言葉にしか感じない。特に勿忘草がどんなものか知らない人には「蒼いらしい」という以外、何も見えない。
絵がなく言葉しかないのに情景の飛躍を狙っても無駄なことだ。まずはその情景を描かなければ。