話体! 一人称小説でよくあるしゃべるような語り口のヤツですね。

話し言葉=口語=話体 とすれば話はしやすいけれど乱暴ですかね。

口語体のうち、口語多めが話体で、文語ばっかりが文学体?
間にハイブリッドを挟むとしてこんな感じでしょうか。

文語体くんの言う、小説は文学体で書くべし! みたいなことは狭量で受け入れられないと思うのですが、かと言ってこのままスルーも惜しい考えなのかもしれません。

というのは、文学体で書こうとする場合、文学賞に応募しようとかする場合に、地の文に口語がうっかり混ざっちゃう人がいるかもしれない。なんか変だな、と感じる文章は口語が入っている場合も多いですね。
口語に気をつけろよな! こういうことを極端な言い方で述べたのかもしれません。
あ、と言っても地の文に心の声とかは口語もありですよ。念のため。

しかし、その方法として文語で考えろ、と言いますが、これも受け入れられない。なぜなら、上に書いたことの他に、書いて、読み直したうえでも口語に気づかない人にそんなことはできないと思うのです。

いったい人はどのようにして口語、文語をマスターするのでしょうか。辞典を引いていちいち調べる? そんなことはしませんね? やっぱり小説を読んで小説的な口語、文語を体感的にマスターし、ときおり辞典に当たる、ということではないでしょうか。
つまり本をたくさん読め! ということでしょう。

なんか変なとこに着地してすみません。