>>469
うまいと思います。

> ピアノを弾いていた。暗い部屋だ。カーテンから透けて射し込む夕陽以外にこの部屋を照らすものは何もなく、手元の鍵盤が少し見えづらかった。
 「暗い部屋だ。」は「暗い部屋だった。」か「部屋は暗かった。」の方が雰囲気が出るような気がする。最後が「た」の三連発は嫌う人もいるのでアレだけど。
 「鍵盤が」は「鍵盤は」の方がいいような気がする。理由はうまく説明できないけど。問題ないからかな?

>でも、問題はない。
 一見「だが」にしたいと思うけど、あとに出てくる「さみしいわけじゃない」が十五歳(?)っぽくていいのでこのまま。もし変えるならあとの文章も変える必要があるだろう。

>弾き慣れた指の感覚が視覚に頼らずとも正確に音を鳴らしてくれた。
 弾き慣れた指の感覚が、視覚に頼らずとも正確に音を鳴らしてくれた。
 ここに点があるとわかりやすいかも。

>この頃の自分には、訳もなく気分が沈み、ピアノと呼吸以外は何もする気が起きないといった日が、毎日のように続いている。
 読点を打ちすぎかなぁ。「の自分に」は取った方がすっきりしそうだ。
 この頃は訳もなく気分が沈み、ピアノと呼吸以外は何もする気が起きないといった日が毎日のように続いている。
 これでいいんじゃないだろうか。

> いや、多分それは、錯覚などではなかった。
 「多分」がなんか中途半端。一人称なので本人がそう思ったら言い切ってもいいのではないか。と、思ったけど、そうするとあとが難しくなる。

>試しにカーテンを開けてみると、しかしそこには夕焼けの街並みが広がっていた。
 「、」からの「しかしそこには」がいい感じ。分けるとなんか普通になる。
 前文の「多分」に対応すると思われる「試しに」を削ると自分にはうまくまとめられない。前文を考えたいけどもう頭が煙吐きそう。ごめんなさい。

 あと、「何」の漢字は開く人が多いと思う。理由は多分「なん」と「なに」の読みがあるから。何月、とかの場合は人によるかな。