あなたの文章真面目に酷評します Part107
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あなたの文章真面目に酷評します Part106
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まあ擬古文だけどw。
「」内は口語になっている。 >>319
このシリーズ好き。
もっと読みたい。ほんとに。 ガッツだぜ、愛は勝つ、それが大事
そして2018年は
『人生はリベンジマッチ』
↑
名曲、ユーチューヴ検索 しようがないなあ。今書いている小説の一端を見せてやるよ。特別だぞ。
酷評よろ。冒頭ではない部分。
考えてみれば季節がこの土地に留まる期間は短い。季節の移り変わりが早いことを認識できたのは陽子と歩く散歩道のところどころに根を張る木々や草花を目にする機会が増えたからだ。
瞬く間に季節というものは過ぎ去っていく。昨日咲き誇っていた花々は今日には萎れている光景を何度も目にすると、物の哀れという言葉を思い出す。
凌ぎやすく柔らかな季節である十一月が過ぎ去って空気の冷たい季節が到来したかと思うと、直ぐに年が明けた。この秋から年を跨いだ二月ごろ私はひとつ奇妙な出会いがあった。
私と直也とを引き合わせたのは、紹介派遣の出向先である印刷会社でのことだった。紹介派遣とは、
派遣会社に個人名で登録して、派遣会社が仕事を登録アルバイターに紹介、斡旋するという形態を取る昔で言う日雇いアルバイトのことである。
私と山崎、柴田、直也の四人を引き合わせた派遣先の印刷会社で私たちは同じ班になって、印刷物の断裁をする機械の操作、印刷物の向きを変える、断裁された物を包装して紐で縛るなどの仕事を任された。
私たち、よったりは歳も近いということもあり、直ぐに意気投合した。 >>325
>季節の移り変わりが早いことを認識できたのは陽子と歩く散歩道のところどころに根を張る木々や草花を目にする機会が増えたからだ。
この文章が少しな。
散歩道のところどころに根を張る木々や草花を見かける。季節の移り変わりというのは早いものだ。
これでどうだ?
陽子の情報はイラン。 いるんだ、これが。陽子との散歩シーンは前の章で重要な意味を持つ。 だったら、
「ちょうどこの季節だ。陽子と私が並木道を連れ立って歩いたのは。」
とかなんとかすればいい。むりやり入れるとおかしい。 そう思う理由は?
情報を無理に詰め込むより、自然に描いた方がいいだろ?
季節が変わった。そうだ陽子と一緒に歩いた季節は根を張る木々や草花を見かける季節だったな。今は陽子は関係ないけど。
こんな感じだぞw 陽子と歩いたという情報と、この季節は草木が芽吹いてくるという情報を一つの文章にまとめる必要はない。
分けてもちゃんと伝わる。
もっと直接的に、
この季節になると陽子のことを思い出す。草花が芽吹いてくる季節は、陽子の季節だ。
そんなに変えたくないならこんな風に書いたらどうだ。
変なところにこだわるのは誰しも通る道だが、それを乗り越えないとな。 話聞いてるか?
全くw
後の展開は置いといて、書き直した方が絶対いい。 >>325
ただの導入部にすぎない断片あげておいて酷評もなにもないだろw
まあしかし、どうせ3月末日締め切りの公募賞に応募したりするんだろうな。
他の部分もちゃんと読み直して推敲してから応募しろよ。作品が不憫だぞ。
>季節の移り変わりが早いことを認識できたのは陽子と歩く散歩道のところどころに根を張る木々や草花を目にする機会が増えたからだ。
※どうでもいいが読点を打て! それか2文に分けろ! 書けないヤツと思われたら終了だぞ!
>昨日咲き誇っていた花々【は】今日には萎れている光景を何度も目にすると
→昨日咲き誇っていた花々【が】今日には萎れている光景を何度も目にすると
>物の哀れという言葉を思い出す。
※もののあわれ、とか書くな! もう即一次落選決定だなw センスがないヤツと思われたら終了!
>この秋から年を跨いだ二月ごろ私【は】ひとつ奇妙な出会いがあった。
→この秋から年を跨いだ二月ごろ、ひとつ奇妙な出会いがあった。
>私たち、よったりは歳も近いということもあり、直ぐに意気投合した。
「 よったり」ってw 読点がないのはわざとだ。谷崎潤一郎の文章みてみろ!
読点は必ずしもなくてもいい。とはいえ、やはり新人賞の原稿なので、ちゃんと推敲しながら読みやすいように書く。 >>337
そうだ、その調子だ、言葉のミスは些細なことではないからな。 なんかありがとうございます。
そのうちまたスレを汚させてください。 「政治は正義が勝つとは限らない。毛沢東がいい例だ。蒋介石が中国の指導者になっていたらどうだったか考えたことがあるか? 毛沢東は中国を牛耳ったことで不幸が生まれた。
天安門事件はまさに悲劇だった。劉暁波だってあんな死に方をしなくて済んだ筈だからな。悪が勝つことだってあり得るんだ。
だから政治には愛よりも現実路線と力と正しい理念というエッセンスが必要なのだ」 東京都三鷹市 シティハイツ吉祥寺通り4階
1994.3.7
http://imgur.com/a/TXEgU
@copy__writing
@kotobamemo_bot
莉里子(剛) >>319
このシリーズで何かひとつ書いて欲しい。
習作にするにはもったいない。
投稿サイトに書いているのだったら、情報が欲しい。
読みたい。 >>344
うひ。ありがとうございます。
今319の続きを書いていますけど、ちょっと長くなりそうな悪寒。
投稿サイトなどは使っていません。 >>317
>ちなみに文語体の小説って
>「かくて三年ばかりは夢の如くにたちしが、時来れば包みても包みがたきは人の好尚なるらむ」
>とかだからなw
どちらかというと君のほうが文語体の意を取り違えてる気がす。
古い言葉遣いにするのが文語体ではない。
普段の話言葉で文章、特に地の文を書いても、つまり口語体で書く癖が染みついていると
どうしても出来上がった作品がしまらないぞ。 >>319
個人で好きなものを書くのはいいけど、小説の基本としての体をなしていない。
会話も無駄が多いし、地の文も無駄の多いト書きで終わってるし、逆に描写は一切なし。
会話なしで物語を読者に伝えるために文字にすることを一度やってごらん。
そこまで書き上げた後に、そこに必要最低限と思える会話を入れるようにしていけば
小説として、ちょうどいいバランスになる。 >>325
>考えてみれば季節がこの土地に留まる期間は短い。季節の移り変わりが早いことを認識できたのは陽子と歩く散歩道のところどころに根を張る木々や草花を目にする機会が増えたからだ。
>瞬く間に季節というものは過ぎ去っていく。昨日咲き誇っていた花々は今日には萎れている光景を何度も目にすると、物の哀れという言葉を思い出す。
>凌ぎやすく柔らかな季節である十一月が過ぎ去って空気の冷たい季節が到来したかと思うと、直ぐに年が明けた。
くどいし、季節の移り変わりで物の哀れとか、誰もが思うことをくどく書いても、作者の個性も全く出ていない。
うまく書いたつもりなんだろうけど、凡人の発想で終わってる。
そこはさらっと、冒頭の文を省いて、「凌ぎやすく柔らかな季節である十一月が過ぎ去って空気の冷たい季節が到来したかと思うと、…」で十分に感じ、
減らした文字を、作者独特の感性で語れるように変えたほうがよし。
「し」さんは、毎度のことながら、発想が月並みすぎると思う。
月並みな感性でしかないものをさも、「俺はうまく書いたぞ」と自慢してるのが見え隠れする。
その凡人の発想を超えていかないと、いい文章にはならないよ……。 横スレしないのが基本のスレだけどなw
ほんとに5ちゃんは恥の上塗りレスが絶えないなw
まあ5ちゃんでカキコしている間はスルーされるけど、他所では言うなよw 作者にとって本当に役に立つように真剣に文章を評してるんだが、
聞く耳もっていれば上達するし、君のように聞く耳持たない人は一向に上達しない。
それだけのことです。 >>349
自分から挑発的な横レスしたんだろうに、何言ってんのかねこいつ。
君、ほんと痛々しいからもう二度と来ないで。
創文に帰ってね。粉微塵に消えていいよ。バイバイ。 例えばプレバトで、あれは俳句だけど
夏井先生が、言うとしたらこう言うだろう。
>瞬く間に季節というものは過ぎ去っていく。昨日咲き誇っていた花々は今日には萎れている光景を何度も目にすると、
>物の哀れという言葉を思い出す。
「過ぎ去る季節に物の哀れを思う」なんてのは誰もが安易に発想することで、
100人いれば90人は「過ぎ去る季節、咲いてた花がしおれていること」に何を感じると訊けば
それは「物の哀れを思う」に近いことを思うわけで
それを、いかにも作者自身の独自の文章かのように書くのは、どう見ても凡人の発想。
と言うだろう。小説もまた同じこと。凡人じゃない発想をしなくちゃ。 ほかの文章にしてもそうで、都会の喧騒と田舎の比較とか
そんなもの誰もが描くようなことを書かれても
だからどうした?ってだけで、そんなことをいまさらじゃ、凡人から何も抜け出せていない。
「し」さんは、ほかの人と比べても、そこそこ文章が書ける人なだけに、とても、そして、いつも残念に思うってこと。 >普段、人は頭の中で、しゃべり言葉でお話を考えているので
>どうしても書いたものが口語体よりの文章になりがち。
>それと会話が中心になりがち。
>口語体の延長で、書き手が思ったことを書き連ねていってる
ということの意を理解していない人が少なからずいるみたいだけど、
頭の中で口語体でもって、話を進行していこうとばかりしてるから
書いたものが会話ばかりになる傾向が強いので
もう少しは”文語体で物語を語る”練習をして、それを文字に起こすことを身につけたほうがいいって話。
それができないから、どうしても戯曲の範疇を超えないものになったり
漫画の絵がなく、セリフと擬音だけを抜いた感じの羅列の文章に、ト書きを加えただけのものに見えてしまう。
でもこれも言っても、理解してくれないかもな。
具体的に、簡単に言うと
--昔々、あるところに太郎君が住んでいました。--
という文語体のを、
--これは昔の話なんだけど、ある場所に太郎君が住んでいたんだ。それでな…--
と頭の中で話の展開を口語体で作ると、どうしても会話言葉になっていき
それを文字にした時、会話にしてしまいたくなる傾向がある。
スレ中に「今の時代は会話中心がいいんだ!まったくわかってないな!」と主張する人が居るが
それは小説を書くスキルとしては低いものです。
見てると、口語体で話を作ろうとせず、もう少し文語体で作る訓練も必要だと思う次第。 ま、創作文芸板では、各出版の賞に応募する人たちのスレも多く
プロ作家になるべく、受賞のためのアドバイスは受け入れられる傾向があったのだけど
そもそも、ここ、創作発表板のほうは、アマとして趣味で創作しネットで発表して満足する感じのスレが多く
「プロじゃないんだから、そんなこと言われても無理w」みたいな、板の温度差があるからな。
ある意味、スレを立てる板を移動したのが間違いなのかもしれない。 めちゃくちゃだなぁ。まるで添削係のようだ。
そもそも「会話ばっかり」という認識もおかしい。
ほとんどおなじシーンで会話だけで物語が進むような展開ならそう言うのもわかるが、しかし会話劇とでも言うような小説もある。ミステリーで言えば「安楽椅子探偵もの」がそうだ。一概に悪いとも言えない。
それに登場人物がふたりいれば会話はするだろう。ほかになにをしろと言うのか。アクション?
無駄なセリフなどとも言うが、小説におけるセリフには主にふたつの役割があるだろう。
ひとつは、ストーリーを進めるもの。
もうひとつは、キャラを立てるもの。
あとはギャグとか? 課題だからとか?
同じ言葉を繰り返すとか「え?」って言ったりするのは無駄な場合が多いね!
ト書きについても悪いもののように言うが、ト書き的なものは重要である。セリフを受けてそれに続くものを「ト書き的なもの」と仮に定義して話を進めると、これには三つの役割や意味があるだろう。
ひとつは、誰のセリフがはっきりさせるもの。「と○○は言った」とかだ。これは本来戯曲やシナリオにはない。それらにはセリフの頭にキャラの名前がもともとついている。ある意味、とても小説的と言えるかも。
もうひとつは、発話者の表情や動作を描写するもの。
もうひとつは、説明になるだろうか。
このト書き的なものを書くことによって、キャラクターは生き生きとしてくるし、場の雰囲気もはっきりするのだ。
これをどういう風に書くか、というのは、どういう作品かで変わってくるだろう。テンポよく進めたいならあまり凝ったものは邪魔になるし、情緒をアレしたいならじっくり読ませるように書きたい。
口語体、文語体の謎理論は首肯できない。なぜなら本当に言いたいことはそうじゃないだろうからだ。
言いたいことは遠回しに言わなくていい。
すなわち、
情景描写や説明が足らない! もっと書け!
ちょっと地の文、くだけすぎじゃね? もっとかしこまった方がよくね?
創作文芸板に戻って来いよ!
こういうことだろう。誰かはわからないが。 「安楽椅子探偵」はテレビ用脚本だろ。
だから君はシナリオが書きたいのか、小説が書きたいのかちゃんとしてくれ。
明らかにネタで書いただけのような戯曲っぽいのを「ぼくが書いた"小説"です」って提示されても
「冗談なのかマジなのかどっちよ?」と思うばかり。
ト書き的なものは重要なんて言わず、しっかり地の文で話を書くようにしないと
文章を書けない人が、ごまかしてるだけにしか見えないですよ。
ま、水掛け論になるだろうから、君はそれでいいんじゃない?
「ぼくのやり方が正しいんだ」といって、それで満足してるなら、それ以上は何も求めない。
それだといつまでたっても、小説を書くことは、うまくならないとは思うけど。 極端に言えば君が書こうとしてるのはこういうものだよ。
「あっ、こんにちは」
太郎が言った。
「こんにちは……」
花子が返した。
「えっとね……」
太郎は下を向いた。
「なあに?」
花子は太郎の顔を覗き込んだ。
「えっと、 今日これから時間ある?」
太郎がそういうと
「あるよ」
花子は言った。
「じゃあさ、デートしようよ」
太郎は顔を赤くしながら言った。
「うん、いいよ」
花子が微笑んで大きく頷いた。
こんなのは……地の文で簡潔に書いて
太郎はそこで偶然花子と再会し、思い切ってデートに誘うと、花子も快く承諾し、二人はデートに行くことにした。
とでもし、つまらないやり取りの会話で文字数を増やすのはやめて、さっさと話を先に進めればいいのよ。 添削係が書いた作品を読ませてもらっても似たようなことが言える。
同じような主張や同じようなやり取りの描写ばかり増やしていって文字数だけ多くなっていっても
肝心な本質部分は何も書けてない。
何を削って何を重点的に書くべきか、もう少し、何を伝えたいかを見極め
構成考えたほうがいいと思うが、いやなら別にいいけどね。 そのためにも、口語体でダラダラと会話が続く話を考えるんじゃなく
文語体で起承転結をはっきりさせて話を作る癖をつけたほうがいいということ。 なぜ情景描写や状況説明がないかと言えば、それらを書くのには設定を考えなくてはならないからで、自分を含めて、ぽっと思いついた話をそのまま書くと後回しになるのではなかろうか。
しかし、それが悪いかと言えば、応募作を書くとか構想段階であればそうとも言えないだろう。書き進めながら考えていけばいいし、決めたら書き加えたり、書き直したりすればいいのだ。原稿用紙に手書きじゃなければそう難しくもないだろう。
投稿サイトに連載とかになればそう簡単にはいかないかも。
こう言うとプロットの話になって揉めたりするのだけど、そもそもプロットを書くか書かないかというのは、先に苦労するか、あとで苦労するかなのではなかろうかと思ってみたりするのだ。プロットなしで書いた話は超詳細なプロットなんじゃね? という感じ?
話を変えて、小説らしい小説とはなんだろうかと考えてみると、戯曲と言われた「黒豹出版文芸部〜ロム猫先生の黄昏〜」でも一応お話はわかると思うのである。しかし、一般にいう小説らしくない。
なぜかと言えば、やっぱり描写と説明、内面描写の不足だろう。特に説明、内面描写は小説特有のものではなかろうか。
と、ここまで書いて筆を置こう。
なぜなら「黒豹出版文芸部シリーズ」のネタになりそうだからである(シリーズにするんかい!)。
しまったなぁ。
>>357
「安楽椅子探偵」はアガサ・クリスティのミス・マープルシリーズなどである。
まぁネタです。戯曲っぽく書いたのは文字数制限を守りたかったのでわざとです。
ト書き的なものは地の文である。
>>358
つまらないセリフなのは置いといて、そこをシーンで書かないのはなんだかなぁ。
ト書き的なものは書かないことも含めて重要である。誰がしゃべったかがはっきりしているものについて、「と○○が言った。」と故意に書くのは意地悪である。
>>359
添削係の欠点はそんなことじゃないのである。
>>360
その論はあなたの思い込みである。物語を考えるときにセリフを考えたりしないのである。考えるのは、物語がどう展開していくかだ。
ラストシーンを決め、なぜその場所がわかったか考え、その推理に必要な理由を考え、その推理に使ったロジックっぽいものを前もって書くことを決め、時間調整のために乗り過ごしたことにし、ついでに口論させて、とかである。
セリフを前もって考えないことはないが、だいたいその場の勢いだ。
なぜセリフを口語体で考え話を作るなどと思うのか。
それは、あなたがそうだからである。
そしてそんな話の作り方をするのはあなただけ、かもよ? 頭が悪いんだよ
だからかっこつけてもいいものが出来ない ちょっとな、読んでないからなんとも言えないんだ
勝手にしてくれ
じゃあな
俺のことを添削係だと思ってくれても思わないでくれてもどっちでもいい
俺には関係ないから
さよなら >>352
そんなの関係ねえ
「『いかに哀れに思うらん』僕には片言の詩しか浮かんで来ないけど」
「昨日咲き誇っていた花々は今日には萎れている光景を何度も目にすると、『物の哀れ』というありきたりの言葉が浮かんでくる」
これでよし あるいは
昨日咲き誇っていた花々は今日には萎れている光景を何度も目にすると、『もののあわれ』というありきたりの言葉しか浮かんでこないけれど、どこか繊細な感情が呼び起こされる まあ、書いていて、もののあわれがどうとか意識していなかったが、それならこんな感じ。 ほら、こいつは誰の意見も聞こうとしないんだ
受け止めることもできない
自己顕示欲で書いたものを読ませようとするだけ
だから次々、反省なしにアップしてるだけ
意見するのは無駄 >>367
難しい話は別にして、
たぶん「すばる」じゃなくて「新潮」の応募するんだろうから、「もののあわれ」は自重しなはれ。
どうしてもこの部分が(作者にとって)必要なら、
>「いかに哀れに思うらん」僕には片言の詩しか浮かんで来ないけど
にしときなはれ。
三月末日締め切りだから時間がない、なので理由は省略。
あれこれ言っている暇はないだろ。
グッドラック! こんにちは、お久しぶりです、フカです。
ご無沙汰してまして失礼しました。すみません。
「復楽園」の次に書いた作品ですが、先が思いつかなかったのと、元ネタは友人の小説ですので、賞には応募しない予定です。
noteにて無料公開してます。未完作品の「むぎわらとんぼ」です。
忌憚なくご感想をお聞かせください。
また、先日は色々とアドバイスを頂き、ありがとうございます。
今、新作を書いてますが、こちらでのアドバイスがすごく為になってます。重ねてお礼申し上げます。
https://note.mu/fukamininoue/n/n7f8e20005a49
では、皆さん、よろしくお願いします。 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:aa69868e8407a14ba8117b78f27d82ae) >>370
一章の途中でギブアップ。
相性の問題もあるだろうけど、気になることをひとつ。
冒頭に読者を引きつけろ、ということで苦労するけれど、今回のこれはいただけないだろう。釣りでした、というのは読者をもだましたということである。というよりは、読者を釣るため、だますためだけの冒頭でしかない。
読者をだますということはなくはない。しかしそれには「やられた!」という一種カタルシスをもたらすものでなければ評価されないだろう。もしくは「ふざけんなw」と笑わせるとか。
こういう書き方で次の展開に繋げるというのもあるのかもしれないが、その他の要因(キャラクターとか会話とか変な読点とか)もありがっかり感が強くリタイアとなった。
わがままでダメな読者でごめんなさい。 >>370
>「復楽園」の次に書いた作品です
>元ネタは友人の小説です
誤字とか用字用語の乱れとかが目立つね。応募前だとこんな感じで書いているのかな?
元ネタというより、友人の電子テキストに手を入れただけなんじゃ…と思うぐらい文章がゆるいね。
まあ内容と文体がよく合っているとも言えるから、書き分けているのだろうけど。
今回の投稿テキストは「男のファンタジー」を描いた小説だね、そうとしか言いようがないよ。 >>371
ご感想ありがとうごさいました。
わがままでダメだなんて、とんでもないです。
一章だけでも読んでくださって、ありがたいです。
確かに、半日でざっくり書いてみただけの作品だから、前の二作よりも劣るとは思います。
友人が書き迷っていたので、ひとつの例として書いただけなのですが。
でも、やはり読者を騙すつもりはなくても
、そう思わせてしまい、申し訳ないです。たとえ原案がそういう始まり方だから、私よりも友人が騙したとも言えなくはないでしょうね。でも、晒した罪は同じかも。
つまらないものを読ませてしまい、失礼しました。
今度はもっとちゃんと書いた作品を作ります。
今書いているのは、新人賞に応募するので、みなさんには落ちても受かっても、ご報告させて頂きますね。
お読み頂きありがとうです。 >>372
お読みくださりありがとうございます。
確かに、友人が書き迷っていたので、一例として、私ならこう書くよ、と軽い気持ちで書いたのが、バレバレですね。失礼しました。
やはり、異性を演ずるのは限界があるのでしょうか。難しいですね。
文章がゆるいのは、数時間か半日で、練らないで書いたせいかもです。
自分ではまあまあの出来かなと、甘く考えていましたが、やはり酷評スレの方々の目は誤魔化せませんね。
いつもは、大抵原稿用紙で書いてからパソコンに移して推敲します。が、今回は直接パソコンで書いています。やはり手抜き?感はあるのかもです。なんだか悪い事してしまいましたかね
本当にすみませんでした。
今は秋の〆切の新人賞の物を書いてますので、発表は来年の今頃です。落ちても受かっても、こちらの方々にはお世話になりましたので、ご報告させて頂きますね。
ありがとうです。 >>370
まあ、文章はやはりうまいのでそれなりには読める。
だけど軽い。深みがない。ドラマのダイジェストみたい。
昭和は終わった、平成なのよ、みたいなセリフがあるけど、平成も終わりの時代に何言ってんの? と思った。
文章力と持続力あるんだから、読みやすいものだけじゃなくいろんな本を読んで言葉のセンスを磨きなよ、と助言したい。
DVなんて一単語で済ませるべき言葉ではない。
ただ、ミミさん同様、キャラは立ったいる。猫、うまく使いなよ、せっかくキャラがありながらあの使い方ではもったいない。 >>375
ありがとうございます。
確かに、平成も終わりですよね。鋭いツッコミ痛み入ります。
実は原案者は六十代のおじさまです。(あくまで小説仲間であって、男女のあれはありませんよ。笑)
ミミさんを覚えていて下さり、嬉しいです。あれは初めて書いた純文学だし、7年かけて書いたので、思い入れがあります。
確かに、猫のキャラは私も気に入っています。
もう少し頑張りますね。
あと、やはり表現が凡庸ですよね。一応国文科にいたのですが、もうだいぶ昔の話なので、最近はあまり難しい本は避けているかもです。
自分では、シンプルで伝わりやすいものを好む傾向があります。でも、おっしゃる通り、もっと表現を磨くべきですよね。
ご指摘、ありがとうございます。 >>370
45歳で"僕"っていうのと、作者を反映していそうな"僕"の自分語りな独白に共感を得るのが、読んでいて、しんどい。
話が進むにつれ、文節が長くなりすぎな感じで、雑さを感じる。
文章全体は、こなれてる感じで悪くなく、"今"を描けてるだろうし、でもやはり、この登場人物に感情移入できそうにない。
好みの問題なのかもしれないけど。 相対的に、こういうスレに文章を載せる人は
自分語りというか、書き手自身を主人公に置き換え語らせているような作品になりがちで
ようは書き手の主張や価値観に感情移入できるかどうか次第だな。
書き手を反映していないような(自己主張しない)登場人物の出てくる作品なら、もう少し気楽に読めるんだがな。
どうして皆、作品の主人公に書き手の価値観を反映させたがるんだろうか?
書き手の価値観に好感が持てるならまだいいが、いい意味でも悪い実でも、
こういうスレに投稿したがる連中は、偏屈な価値観を持った連中が多く、読者が共感もって読むのがしんどい場合が多い。 いい意味でも悪い実でも、×
いい意味でも悪い意味でも、〇 『むぎわらとんぼ』(未完)
筆者は女性。
原案は60歳代男性。
主人公=僕=45歳。 百人いれば百人の価値観があるものだが、人それぞれの価値観ってのは、共通項はあっても
こだわりな部分までは、他人は共感得るのは難しいもの。
これが売れっ子のプロ作家の場合は、その作家の価値観に共感を覚えてくれるファンが読んでくれるのだが、
素人作家さんの場合は、それを前面に出しすぎると、そもそも共感を得て読んでくれてるわけじゃないので、個人の好みもあるだろうが、しんどいのだ。
なので、偏屈な価値観に見えてしまいがち。
ブロ作家を真似ず、汎用的に共感を得られるような、こだわりのない主人公(要するにあまりにも作家自身の価値観を反映させないように)を書くことをまず目指すべき。 >>381
作者の男女の差とか年齢とか言ってるんじゃなく、
要するに。こういうスレに投稿する多くの作品で"僕"の自分語りで比重を占める作品が多くみられるが
自分語りの比重が大きいと、感情移入できる人とできない人に分かれてしまうので
私の場合は感情移入を妨げる結果を生んでると思った次第。
この本に金出して読みたいか?と訊かれると読む気は起きない。
繰り返しになるが、好みの問題ではあるけど、ファンに読んでもらうプロ作家の場合と違い、
素人が書く場合は、あまりに自分語りに書くと、読んでくれる人を限定させると思われ。
” 具体的に言うと、"僕"の一人称なので
"僕"がどう思ったか、”僕”にどう見えてるかで延々と読まされる。
その”僕”が語る感想に少しでも感情移入させない部分が起きると、その先を読むのが、しんどくなるのよ。
それをさせないように”僕”の思い入れを抑えて、読み手が共感してくれるように書くのもまた書き手の技量だとは思う。
まあ、"僕"の語り口に全面的に同感だと思う人にには、読み進めるのがしんどくないことなんだろうけど、と。
かつて添削係が、なろう等に投稿してた長文なんかでもその傾向が強かった。
"僕"の体験。”僕”の思考に延々付き合うのがしんどいな。もう少し”僕”の思いは端折って話の筋に文字数を割けばいいのにな……とね 「し」さんが書いたものでも、主人公がやたら自分の価値観で語りたがるのが多いでしょ?
そこに共感得るものがない場合、最後まで読まされるのは、とてもしんどいのだ。
もう少し抑えて、読者に汎用的に共感を得れるところでやめておけばいいのにってね。
そういう共通項がこのスレの書き手の作品には、多い気がす。 ようするに、ここに載せる人の大半がそうなんだけど、
そんなに長い作品でもないのに、そのうちの比重として登場人物の過去とか、エッセイ的な要素が多すぎでバランスが悪い。
短編に、それは必要以上には要らないから、エッセイ的な要素を削って物語を読まさせてほしいのだ。 >>377
ご指摘ありがとうございます。
確かに、女性が男性を演じるには限界があるのでしょうか。その結果、僕、に読者が感情移入できないと言う事になってしまったのでしょうか。好みの問題と言う一言では片付けてはいけない問題かもですね。
やはり、私自身も感情移入しながら書いていないのが原因かなと。
なんだかつまらない物を読ませてしまい、申し訳ないです。 >>378
ご指摘ありがとうです。
なるほど、偏屈ですか。
でも、私の私見ですが、書いてるのは人間ですし。どうしても主観と言うか、書き手の価値観などが出てしまうのは仕方ないと思います。
そもそも、客観なんて他者の主観に過ぎないと、恩師が言ってました。
ほかの方々どう書くかは分かりませんが、私は偏屈と言われても、やはり自分の価値観をもとに書くしかないように思います。
なんだか、生意気言ってすみません。 >>382
なるほど。勉強になりました。ありがとうです。
つまり、もっと作者の考えよりも、主人公が 独立したもの?として表現されるべき、と言う意味でしょうか。
作者=主人公ではつまらないですよね。
確かに一人称語りは作者の声がダイレクトに現れやすい反面、作者と感覚が合わない場合は読んでいてしんどいですよね。
一人称は諸刃の剣のように思います。
私は器用ではないので、これから先上手く書けるか自信はありませんが、皆さんのアドバイスを作品に活かせるように努力します。
重ねてお礼申し上げます。 >>383
ご指摘ありがとうございます。
確かに一人称は読む人にとってつらい時もありますね。よく気をつけます。
でも、我が師匠は、
自分が好きなもの、書きたいものを書かないと意味がない!
とおっしゃってます。
周りの意見や他の作品の事に振り回されないように、とも。
なら、こんな酷評スレになんか来るなと言われそうですが、やはり私は自信がないので。
それと、こちらの皆さんがきちんとした目をお持ちなので、ついつい…。
いつも勉強させて頂きありがたいです。
今書いている作品に、こちらで学んだことが生きていて、自画自賛になりますが、自己最高の作品になりそうです。
みなさん、本当にありがとうございます。 >>384
なるほど、何となくわかってきた気がします。
つまり、読者にもっと寄り添って書いて欲しいって事ですよね。
心に留めておきます。
ありがとうです。 >>385
なるほど、ありがとうです。
もっと頑張ります。 >>386
はい、気をつけます。
ありがとうございました。 『むぎわらとんぼ』(未完) はフィクションとして成立しているので、改稿するなら「構成」を替えることだね。
人称とかそういうことは実は大したことじゃないよ。 >>396
ありがとうございます。
なるほど、構成ですか。考えてみます。
今は他の、新人賞に出品したい作品が優先ですが、いつかまた書いてみたいです。
とりあえず、今は戦争に関する話を秋の〆切までに…と思います。
こちらでのアドバイスが生きてる筈なので、もし受賞したら、皆さんに何かお礼がしたい気持ちです。
頑張ります!(^^)ノ 「構成」とはなんですか? と聞き返さないところがめんどくさくなくて素晴らしいですねw
さて、老婆心ながら、
公募文学賞のトレンドのひとつは「戦争を知らない若い世代による戦争小説」らしいですよw
2014年新潮新人賞・高橋弘希『指の骨』、2016年太宰治賞・夜釣十六『楽園』なんかがそうだ。
だからどうした、なんだけど、一度、あなたの師匠に相談してみたらどうだろう。
オリジナリティをどこにおくべきか、とかについてね。
『楽園』なんかは、あなたの書きつつある作品とアウトラインが似ているかもしれないし。
だって、祖母が出てくるんでしょ?
まあ、少なくとも参考までに読んでおいたらどうだろう。
>パチンコで稼ぎを食いつぶす三十歳の青年が主人公。
一枚のはがきをきっかけに九州の元炭坑村で“祖父”と暮らし、
不思議な南洋植物を育てながら太平洋戦争の体験を繰り返し聞くうち、
日本の過酷な現地支配や文化工作が自分の記憶と重なっていく。
(北陸中日新聞) 【投稿テキスト早見表】
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>>319 「黒豹出版文芸部2〜赤い標的〜」 バディもの文言・白話(文語体・口語)
>>325 「し文学」
>>370 ファンタジー 外部テキスト >>398
アドバイスありがとうございます。
一応、一昨年に群像に出した作品をリライトしてます。本来なら新作を出すべきなのですが、どうしても力を出し切ってない感じがあったので。
内容は、傭兵(ボランティア兵士)とその恋人の女性の話です。傭兵に恋した女性の内面にクローズアップしたラブストーリーと言うか。私にとっては、戦う男たちへのラブレター、またはオマージュ的な作品です。
祖母というか、ミミさんも出てきます笑。戦争経験者として、さらりと、ですが。
戦争について、キャラごとに違う考え方があって、それぞれの立場から戦争を語る感じ?です。
『楽園』と『指の骨』ですか。チェックしてみますが、多分ネタは被ってないと思います。
情報、恩にきます!
てんきゅー!^ - ^ >戦う男たちへのラブレター
なるほど、これは意表を突かれた、オモシロイいテーマだと思うけど、
群像に出したとも言うし、どんなテイストの作品なのかなかなか想像ができないw
時代物なのかな?
まあこれ以上の質問は、ネタバレしるし、応募に支障がでるだろうから自重。
グッドラック! >>403
ありがとうです。
自画自賛ですが、過去最高傑作の予感です。
これで箸にも棒にもかからないなら、群像さんは…と他社に乗り換えるくらいの気持ちです。
いい結果、つまり群像新人文学賞受賞なら、一年後に、こちらにお知らせします。
予選通過なら、またネット公開します。皆さん、手ぐすねひいて酷評して下さい笑。
箸にも棒にもかからないなら、他社に放り込むので、一年半後の公開…かな?
なんにせよ、皆さんに早く読んで頂きたいです。
頑張ります!
(^^)ノシ >>404
手ぐすねひいてお待ちください、の間違いw 杞憂に終わればいいのですが、群像だったら「反戦」が底流にないとハネられるでしょ。
とか思っちゃいますね、大丈夫なんでしょうか? 傭兵になった理由にもよるかなあ。
師匠は一昨年、Go!サインだしたの? とかいろいろ興味あるマッチングですねw
「野性時代フロンティア文学賞」なんかどうかなあ。
できるだけフィットする賞を選んだほうがいいのは確かですが…。 >>406
師匠は、一昨年の段階ではGoサインでした。
非日常と女性心理が上手く書けてると、褒めて下さいました。でも、なぜか予選敗退。
一応反戦小説をと思って書いてますが、夢物語な反戦小説ではなく、リアルな意味での反戦小説をと思って書いてますが。でも、思想面ではねられるんじゃ、とも心配ではありますが。
師匠が大丈夫だとは言ってますから、まず大丈夫かと。
野生時代も魅力的ですが、テーマが、女性心理なので、純文学だとは思います。
ご心配、ありがとうこざいます。 なるほど。
リメイクして同じ賞に出すのは筋が悪いと思うけどね。
まあ師匠が今年もGo!なら。 >>408
下読みの人が被る可能性もあるので、不利ではありますが再応募を選びました。
他社に出して、これ群像落ちた奴じゃん!と思われたらもっと不利かなと。
とりあえず、完成したらまた師匠に提出します。
ありがとうこざいます。^_^ 黒豹出版文芸部2を小説的に書いてみたのだけれど、面白いと言ってくれる人は戯曲的なものがよかったのだろうか、
とか、
鈴子のアンニュイ設定外したらめちゃ元気になってしまって、こんなのがっかりだ! とか思われたらどうしよう、
とか、
前のは戯曲的だったので内面描写皆無だったのだけど、やっぱり鈴子寄りで内面を書くべきか、などと迷いながら書いたら中途半端になってしまって、がっかりだ、
とか、
読み直せば読み直すほど訂正入って終わらない、
とか、
悩みはつきないのですが、三レス分だけお願いします。
あ、タイトルは「黒豹出版文芸部2〜赤い標的と緑の毒薬〜」に変更します。
割と神視点です。
ネタになった人は笑って許してね!
酷評お願いします。 黒豹出版は、東京都○○区に八階建ての本社ビルを構える中堅出版社である。本社ビルといえば聞こえはいいが、竣工からかなりの年数が経っており、鈴子などは出社の折にそのビルを見上げては、
「やっぱりちょっと傾いてる気がするなぁ」
とつぶやくのが常だった。鈴子の配属されている文芸部は六階にある。
黒豹出版では年に一度、一般から広く小説を募集する新人賞を設けていた。有望な作家を発掘するためである。つい先日、その募集が締め切られ、選考作業に入っていた。
鈴子ら若手編集者は、その一次選考の下読みという作業に当てられていた。応募作品を読み、いいと思った作品を次の選考段階へと送るのである。実力のある新人を発掘するとともに、力のおよばない者には引導を渡すことになる。楽しくもあり、また辛くもある仕事だった。
「これ、退屈であくびが出るよ、ふあーあ。あ、あくびしたら涙が出てしまった」
花代はわざとらしく言うと、ティッシュで両目を拭った。めんどくさい男である。
「で、どうするんだ、それ?」
そのティッシュで鼻を拭ってゴミ箱へ放った。
「うーん」
鈴子は花代から受け取った応募作を両手にうつむいた。
文章でいえば即アウトである。鈴子と花代、ふたりの文章のプロが脳内補正しながらやっと読み解いて内容を理解したのだ。しかし、その内容は素晴らしい。花代と鈴子の涙がそれを証明していた。
ある程度の瑕疵ならば校正、書き直しを経て出版にこぎつけることは可能である。だが、この文章はどうか。ある程度どころではないのだ。編集者らが一言一句ああしろこうしろと言ってそれなりのものにすることはできるだろうが、それでは作品はこの作者のものではなくなってしまう。
ちょっと前なら編集者自身が手を入れることもあっただろうが、今は時代が違う。少なくとも黒豹出版ではそうだ。この作者は書き直せるだろうか?
鈴子は答えを出しかねていた。
「こんにちは」
おだやかな声に鈴子は顔を上げた。にこやかに微笑む若い男がすぐそばに立っていた。鈴子よりはるかに若い。
「阿々楠《ああくす》くん」
早熟の天才作家、阿々楠先生である。ふたりは担当していないが花代と馬が合い、よく訪ねてくる。すでに中ヒットを二本飛ばしていて、いずれ大当たりがくるとふたりは踏んでいた。作品もいいし、若いうえになかなかのイケメンなのだ。営業部に活を入れなければ、と普段花代は息巻いている。
「ごるぁ! 先生をつかまえて君付けとはなんだ!」
花代が丸めた誰かの校正ゲラを振り上げた。
「あっ、す、すみません!」
鈴子が体をすくめて花代のデスクからさっと離れた。
「や、やめてくださいよ、先生なんて。君付けで結構です」
阿々楠先生は面映ゆそうな顔で言うと、ふたりの間に割って入った。
「いや、そういうわけには――」
「ところで花代さん、なんで泣いているんです?」
「泣いてねーし」
先生にずいぶんな言いようであった。
「あ、これです。新人賞の応募作」
鈴子がその作品を鼻まで掲げて阿々楠先生に示した。
「へー! そんなにいいものが送られて来たんですか!」
目を輝かせる阿々楠先生の言葉に、ふたりはなんともいえない微妙な顔をした。
「読ませてもらえませんか?」
「えーと」
鈴子が花代の顔を見ると、花代は小さく頷いてみせた。
「ではここ以外には持ち出し禁止でお願いしますね。パクったりしないでくださいよ」
鈴子の果てしなく失礼な言葉に花代は一瞬にして青ざめた。しかし、当の阿々楠先生は気にした風もなく、もちろんです、とにこにこしている。
壁際にあるミーティングテーブルに阿々楠先生を案内しかけた鈴子は、花代のデスクにあるティッシュの箱をひょいと取りあげた。
「あ、おい」
「いいじゃないですか、減るもんじゃなし」
「いや、減るし」
花代の言葉を無視して阿々楠先生を案内し、鈴子は給湯室に行った。コーヒーメーカーのポットを嗅いで煮詰まっているのを確認すると、ドリッパーで新しくコーヒーを淹れ、阿々楠先生の元へ持っていった。
「あ、どうも……」
いくらか読み進めたらしい阿々楠先生は困った顔をして鈴子を見上げた。文章のひどさに戸惑っているのだ。
「あの……」
「大丈夫です」
鈴子は力強く頷いた。読めばわかる、という意味である。
「あ、そういえば阿々楠先生は、今日はどういう用むきでこちらへ?」
「ああ、次回作の打ち合わせに」
そう言った阿々楠先生の顔はどこか憂いを含んでいるようだった。 「うまくいかなかったんですか?」
「前途多難なようです」
阿々楠先生は寂しそうに苦笑した。作家の書きたいものと出版社が求めるものが食い違う場合がままある。そういうときに両者を上手にすり合わせるのも編集者の腕の見せどころだ。しかし、中には作家に有無を言わせない編集者もいる。阿々楠先生は若いのでそんな目に遭っているのかもしれない。
鈴子は言うべき言葉を見つけられず、ただ黙礼すると、給湯室にお盆を下げに行った。
戻ってくるときに阿々楠先生がぶつぶつ言いつつ応募作を読むのを見て、鈴子は笑いをこらえながら自分の席に腰をおろした。ふんっと鼻から息を吐いて気合いを入れる。読まなければならない作品は、まだまだたくさんあるのだ。
阿々楠先生は最初こそ、うーん、とか、マジかー、などと唸っていたが、やがてやっぱり静かになり、最後には溢れる涙を拭ったのであった。
その後すぐ阿々楠先生は帰っていった。なんだか元気が出たようである。応募作のコピーはしっかり鈴子が受け取った。
「そんなにすごいの? ちょっと見せてよ」
デスクに戻った鈴子の手にした問題の応募作を、島の向かいの席からひょいとさらっていったのは、桃ちゃんこと坂下桃子《さかしたももこ》である。
桃ちゃんは大きい。身長は鈴子よりちょっと高いだけなので百五十五センチくらい。横に大きいのだ。桃ちゃんの肩を横から押せば、くるんと回ってまた元通り立つんじゃないかと思うほどである。年齢は鈴子よりふたつ上だが、ほとんどの編集者は桃ちゃん≠ニ呼んでいた。鈴子も例外ではない。
「あ、ちょっと、桃ちゃん」
「いーじゃん。あたしの分はあまりピンとくるのなくてさぁ」
そう言って桃ちゃんはどっかりとチェアにお尻を落とした。桃ちゃんも新人賞応募作の下読みを何作か当てられているのだ。ぎしりとチェアが悲鳴をあげた。
「ま、いっか」
鈴子は次の応募作をデスクに置いて、背筋を伸ばすと鼻から息をふんっと吐いた。鈴子なりの下読みの際の儀式である。精神を集中させるのだ。ゆっくりと一ページ目をめくる。数行を読んだ鈴子の目が大きく見開かれた。
桃ちゃんが向かいで「うわー、なんだこりゃ」と言うのも耳に入らない。
「こ、これはすごい――」
鈴子は夢中でページを繰った。
最後のページを読み終えてページをもどすと、鈴子はチェアに背を預け両の腕を組んだ。その顔に浮かぶのは戸惑いだった。眉尻が下がっている。
ふと顔を上げると桃ちゃんがぽろぽろと涙をこぼしていた。
「どうだった?」
「泣けるわー。でも、これを通すのはなんというか抵抗あるねぇ」
桃ちゃんが鼻の下にティッシュを当てて言った。やっぱりぶつぶつ言いながら読み進め、黙って、ほろりときたのだろう。そのまま出版しても話題になるのではなかろうか、などと考えたが今はこの新しい難題だ。
「なんだかまた難しい顔をしてるな。今度はなんだ?」
「あ、花代さん」
すぐ後ろに花代が立っていた。
「今度のはですね、素晴らしい文章です」
「ほう、いいじゃないか」
「ええ、全体が、これ美文! という感じで、特にこの――」
鈴子は応募作のページを繰った。すぐに目的のページを見つけ、花代に渡す。
「主人公が出かけるときに下駄を履くんですけど、下駄の描写が素晴らしくて――」
「は? 下駄? 一体なにを――」
その部分を読む花代の言葉が止まった。
「これはすごい……下駄をここまでの言葉で語るとは……それに、まるで今実際に自分が下駄を履いているようだ……」
「その下駄が、戻ってきたときにはサンダルになってるんです」
「なんで?」
「わかりません」
鈴子はふるふると頭を振った。鈴子は「でも」と言って、応募作を取り返すとふたたびページを繰って、花代に渡した。そのページを花代が読む。
「ああ、サンダルを擬人化してこう書くと、かくも美しくなるのか……」
花代は体を震わせた。
「そ、それでどういう話なんだ?」
興奮冷めやらぬ様子で花代が言った。
「話らしい話はありません」
鈴子はまっすぐ花代の目を見つめた。
「……ないの?」
「ありません」
鈴子は力強く頷く。
「話らしい話のない話かぁ」
花代の肩がすとんと落ちた。
話らしい話のない小説はあまり一般受けしないのだ。ひらたく言えば――。
「売れないんだよなぁ」
花代の言葉を聞いた鈴子は、やや強い口調で言った。
「小説は売れないとならないんですか?」
「そりゃそうだろ」
「うわ、即答ですね」
鈴子はのけぞった。なに言ってんだ、こいつ、というような花代の視線が刺さる。 改行が多過ぎて書き込めなかった。4スレになります。勘弁。
「で、でも、本当にいい物を出版するのがわれわれ出版社の義務だと思います」
「じゃあなぜその本当にいい物が売れないんだ?」
「う」
「読者が求めていないものがいい物なのか? 誰も求めない物をいい物だというのは欺瞞じゃないか? いや、それはむしろ驕りだ!」
「でっ、でも!」
鈴子は食い下がった。
「でもなんだ?」
花代は霜がつきそうなほど冷ややかな目で鈴子を見下ろした。
「――売れるかどうかは出版してみないとわかりませんよね?」
「う」
花代が怯んだ。鈴子の目がきらりと光る。
「売れる売れないというのは結果論です。先の見えない世間に対して自分たちがいいと思った物を問いかける、それがわたしたちの使命です! 売り上げがなんだというのです。売れなかったらなにが悪いんですか!」
「それじゃ会社が潰れるだろ」
「それは困りますね」
「だろう?」
「この間買ったバッグのローンも残ってますし」
なんだか小さい話になってきた。
花代は大きく息をついた。
「俺だってなにも売り上げだけが正義だと思っているわけじゃない。どうしても世に出したいという作品を、幾度も上に掛け合ってなんとか出版にこぎつけたことだってある」
「ど、どうだったんですか?」
花代の顔に暗い陰が差した。
「あ、いいです。なんとなくわかっちゃいました」
「いいと思うものを出すのも大事だ。しかし、売り上げを度外視するわけにもいかない。会社が潰れるということの前に、作家の生活もかかっているからな」
「そうですね」
鈴子は素直にうなずいて視線を落とした。
作家の小説での純粋な収入は、主に原稿料と本の出版による印税である。印税は発行部数に応じて支払われる。売れて重版がかかればそれだけ印税が発生し、作家の収入が増えるのだ。反対に売れなければ執筆に集中することが難しくなるだろう。
「それで、この小説は売れると思うのか?」
鈴子の頭にぽんと話のない小説が載せられた。鈴子はそれを受け取り、
「デビュー作では難しいかもしれません」
「ほう」
「でも何作か出したあとだといけそうな感じはしますね」
「つまり?」
「最終まで残して担当をつけ、ほかの出版社に渡さない。名前が売れたころ、この本を出す」
鈴子はやや邪悪な顔でにやりと笑った。
「じゃあそういうことで俺から言っといてやるよ」
花代は自分のデスクに戻っていった。
「今度はどんなの?」
桃ちゃんがまた向かいから話らしい話のない応募作を取り上げた。ほとんど自分のデスクに乗っている。
「あっ。もうー、桃ちゃんだって割り当てあるでしょう?」
「休憩だよーん」
桃ちゃんはどこからかおせんべいの袋を取り出していた。
「下読みの休憩にほかの応募作を読むなんて、好きだねぇ」
と鈴子は笑った。
「それくらいじゃなきゃ編集者とかやってられないでしょ」
「まぁねぇ。あ、汚さないでよ」
「わふぁっふぇるっふぇ」 わかってるって、と言った桃ちゃんを疑わしげに見ながら、鈴子はデスクに肘をついた。開いた両手に顎を載せ、
「小説家ってさぁ」
と言った。
「ん?」
「ストーリーだけでもダメだし、文章だけでもアレだし、大変だよね」
応募作を読んで思ったことだった。物語を紡ぐ能力と文章を編む能力があわさって小説が生まれるのだ。どちらか一方しかないと一部の例外を除いて広く読まれるものは書けないのではないか。それをひとりの人間に要求されるのだ。ほかにも人物造形力や構成力などが必要となるだろう。大変だ。
「なにを今さら」
「でもほかのエンタメ作品なら分業みたいなことができるじゃない? 漫画なら原作と作画が分かれてるのって結構あるでしょう?」
「そうだね」
桃ちゃんはおせんべいをぱきんと噛み割った。
「小説じゃそういうの、ないよね?」
「なくはないけど、あまり聞かないね」
「出来ないのかな?」
「ひょうふぇ」
と言いかけて、桃ちゃんはおせんべいをごくんと飲み込んだ。
「小説のさ、ストーリーと文体って重なってると思うんだよね。その文章じゃなきゃ物語が成立しない、みたいな。だからきっと、原作と文章を分けちゃったら面白いものができない」
「そっかあ」
「多分ね。それに――」
桃ちゃんは真面目な顔で鈴子の目をのぞき込んだ。鈴子の喉がごくりと鳴った。
「な、なに?」
「収入が半分になっちゃうじゃん!」
破顔大笑する桃ちゃんだった。
「もう! 夢のない話! わたしも休憩!」
鈴子はデスクに両手をついて勢いよく立ち上がった。
そりゃあ悪うござんしたね、と笑う桃ちゃんを残して鈴子は給湯室に向かった。 率直にいって、前回までの投稿は面白かったけど、今回はどうかな……。
パロディ的な面白さはないし、ありきたりだよね、やりとりが。
下手だけど泣かせる、上手いけど筋がない、良いけど売れない、とかさ。
書き方も前回みたいでよかったんじゃない?
きっと一番大きいのは書き方を変えたことだと思うな。 「瑕疵」なんて表現は、編集の現場では使わないでしょ?
欠点という意味があるからといって、これってどちらかというと法概念用語だよね。
瑕疵担保責任とかさ。
それに、たかが編集者を「文章のプロ」とはいわんだろ。とくに当の編集者は尚更使わんだろ。
そんな編集者がいたとしたら、そいつは単なる「威張り」だろ。
あくまで「文章のプロ」は作家だよ。建前上でも。
社内にいるとすれば、それは編集者ではなく、校閲係が「文章のプロ」的な存在といえるかな。
黒豹出版では違うのだろうがw なんか読んでいてリアリティは削がれるのは、こんな細部の違和感だよ。 あっ、続きがあったw
そうか、思い出した、バディ物のパロディだったから勢いがあってよかったんだな。
今回は編集部とかでありがちな、ダラダラ働くとかいう感じがよく出てけど、バディ物的要素はなかったね。
まあ創作論を読ませようとするテキストを、バディ物的に読もうとして文句いっていたことになるかなw
つうことは、まるっきりスレチだったかしら。 売れる売れない、いい小説とは何か、ここに書かれているほど単純な話じゃないよね。編集だってこんな単純に選り分けているわけじゃない。失礼だよ。
百田の糞小説の劣化版みたい。 >>416
ありがとうございます。
戯曲的な書き方はそれはそれで結構しんどいのです。やっぱり説明や描写はしたいのです。
え? なんちゃって古文風のやつですか? あれで新人賞の説明をしようとして気が遠くなりました。
それでも今回の後半は戯曲的かもです。というか……。
>>417
「文章の瑕疵」という表現をどこかで見た気がするのです。それで「なるほど!」と思った気がするのです。
「欠点」というと、なんだか書き方の悪い癖のような感じですが、「瑕疵」だと誤字脱字やてにをはの間違いや書き方の悪い癖などを全部含むような感じです。
あと、一般的に使われていると思います。
編集者は「文章のプロ」だと思います。校閲も文章のプロ。作家は文章のプロという言葉では足らないような感じですね。
それぞれの役割というか、分野が違うというか。
プロという言葉をどう捉えるかにも関わってきますね。
とはいえご指摘のような違和感を覚える方もいるでしょうから、「読むことにかけては文章のプロ」とかにするのがよさそうですね。
リアリティ……求められていたんですか……ど、どうしよう……。
>>418
バディものを編集者でずっとやるのは難しいかなぁ。やるとしたら作家を交えたトリオで取材に行って、そこで……みたいな感じですかね。
目指すのは、シチュエーションコメディ、というかギャグマンガみたいなもの? 脱力系で。
今回は別ジャンルのパロディですかね。
創作論的なもの(というほどのものじゃないですが)はなんというか、雰囲気?
どんどん文句言ってください! >>419
ありがとうございます。
やっぱり中途半端というか、なんだこれ? みたいな感じですよね。
もっとふたりにポリシーをしっかり持たせるか、ジレンマを抱えたまま次の展開にもっていくか、そもそもなにも書かないか、ですかね。
削ったり付け足したり、いろいろしながら、なんかあまりに語りすぎるのも面白くならないかなぁと、変な切り方をしてしまいました。反省です。
書くなら、売り上げ度外視でも、売れりゃあなんでもいいんだよ! でもないふたりになると思います。当たり前か。 >>412
>黒豹出版は、東京都○○区に八階建ての本社ビルを構える中堅出版社である。
>本社ビルといえば聞こえはいいが、竣工からかなりの年数が経っており、鈴子などは出社の折にそのビルを見上げては、
>「やっぱりちょっと傾いてる気がするなぁ」
>とつぶやくのが常だった。鈴子の配属されている文芸部は六階にある。
「詳細な説明」から「印象を語る台詞」へと移る順番に二度手間の冗長さを感じた
ここは、最初に「印象を語る台詞」で読者の興味を引いて、
「詳細な説明」に入った方がスムーズでは
>黒豹出版では年に一度、一般から広く小説を募集する新人賞を設けていた。有望な作家を発掘するためである。つい先日、その募集が締め切られ、選考作業に入っていた。
>鈴子ら若手編集者は、その一次選考の下読みという作業に当てられていた。応募作品を読み、いいと思った作品を次の選考段階へと送るのである。
>実力のある新人を発掘するとともに、力のおよばない者には引導を渡すことになる。楽しくもあり、また辛くもある仕事だった。
結末までの概要が全て語られている
読者に先を予測させ、展開の驚きを削る
>ある程度の瑕疵ならば校正、書き直しを経て出版にこぎつけることは可能である。だが、この文章はどうか。ある程度どころではないのだ。
>編集者らが一言一句ああしろこうしろと言ってそれなりのものにすることはできるだろうが、それでは作品はこの作者のものではなくなってしまう。
>ちょっと前なら編集者自身が手を入れることもあっただろうが、今は時代が違う。少なくとも黒豹出版ではそうだ。この作者は書き直せるだろうか?
>鈴子は答えを出しかねていた。
同じく全容の繰り返し
>おだやかな声に鈴子は顔を上げた。にこやかに微笑む若い男がすぐそばに立っていた。鈴子よりはるかに若い。
ややくどい
年齢差は鈴子の喋り方で分かるし、後で早熟とも表現される
キャラクターが登場する場面なので、想像させる余地を残しても面白いと思った
>「これはすごい……下駄をここまでの言葉で語るとは……それに、まるで今実際に自分が下駄を履いているようだ……」
楽しい
全体
神目線とのことだが、地の文で語り過ぎに見えるところが多かった
キャラクターはシンプルに描き分けられているが、
地の文との連携でミスしてテンポが悪いところがある
大筋として、「ストーリーは良いのに文章が稚拙な小説」「美文なのにストーリーが破綻している小説」の二項対立がある
それぞれについて「エピソード」や「言い合い」がもっと欲しい
作家にはどうにも得手不得手があって、それでも背負っていくしかないね、
という重みを話の中で増していくと最後の余韻は強くなるのでは ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています