ショウはベッドで横になってずっと考えていた、下半身の感覚が無くなっていることに。
これもギアを無理矢理外した後遺症なのかなと。
じゃ未だにあの世界にいるゼロ達はどうなっちまうんだ!

ベッド脇の机の下にはギアがかくされている。
こっちの世界に戻ってきてから二週間、ミイは毎日のように顔をだしてくれてまるで恋人のようにさえ思う。はたからみたらリア充だな。
しかし心のどこかで助けに行かなきゃという想いの衣の下で、行きたいと願う自分の裏の顔が見え隠れする。