タテゴトアザラシの親離れはわずか2週間、生後一週間もすると親子で水泳の授業が開かれ、流氷が溶けきるまでに海で生きるための術を伝えます。

最初は水が怖くて何度も水から出たり入ったりを繰り返す仔あざらしですが、お母さんに促されて頑張ります。

そして仔あざらしが充分に泳げるようになると判断した母あざらしは子供を流氷の上に残し、仔あざらし達より一足先に北の海に旅立つのです。