返信遅くなり、すみません。
仰る通り、オカシイと言われた事が
納得でき再創作してみました。
ご親切にご鞭撻いただきありがとうございました。

No.1(再創作)

雨がやみ
深いグレーの曇った空を窓から見上げ、
ようやくドアから出る事にした。

瞳にしがみついていたドロップのような
温かい涙は、陽の光に反射し
ダイヤモンドのプリズムのように輝きながら
落ちていった。
そしてとめどなくこぼれ落ちてゆくそれは、
一円の円と弧を描きながら
次から次へと綺麗な形を崩し
何も無かったかのように
足元の水溜まりに同化していった。
そして拭いても拭いても
手が追いついてゆけず、
水の中にいるような視界で
水溜まりを覗き込むと、
青い空と白い雲が私を覗いていた。

泣くつもりのなかった私は、
もしかして…泣いてる?
心の中で自問していると、
突然人影が映り、
ゆっくりと振り返ると
何年ぶりなのだろう…
見覚えのある顔がそこにあった。
そして、懐かしさ漂う中
「久し振り、元気!」
昔よく交わした、こぶしとこぶしで
互いにパンチしながら偶然旧友と会った。