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なんとかファイト フォーメーションC!!

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0006創る名無しに見る名無し
垢版 |
2014/11/26(水) 00:00:10.43ID:17EqNCAc
ハルトシュラー誕生日記念

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0008創る名無しに見る名無し
垢版 |
2014/11/26(水) 00:36:18.54ID:17EqNCAc
むっつり vs 変態

最終回

『さらば無限道場!!! むっつりは永遠に…!』
0009創る名無しに見る名無し
垢版 |
2014/11/26(水) 00:43:47.66ID:17EqNCAc
――― 前回のあらすじ

彼方と刀火の町を巻き込んだ喧嘩は ウマミ達決死のエロパワーで収まった……
無限道場に平穏が戻った………だが
外の世界は平穏でなく…
ある組織による魔法使い狩りが激化し 魔法使いの居所は日に日に狭まっていた
無限道場に通うウマミ・プリンムシ・イチモシもまたその脅威に晒される者たちである
彼らは自分達の命を守るため ある魔法使い組織の隠れアジトに引っ越す事になった
それはすなわち別れである
道場という小さな世界で かけがえのない絆を結んだ少女達の別れの日は近い……
0010創る名無しに見る名無し
垢版 |
2014/11/26(水) 01:34:20.77ID:17EqNCAc
――― 別れの日まであと1日 ―――


無限刀火「…ふぁああ…いい朝だ
こういう朝は鳥ガラ醤油豚骨に限るな
さーて お湯お湯………む?」

彼方「…………………」
す〜〜〜ん…

無限刀火「おい なに台所で突っ立っているんだ 邪魔だそこ」

彼方「あ…あぁ………兄貴…おはよ…」

無限刀火「挨拶はいいからどけ!!!!!!!!! 俺はお湯を沸かしたいんだ
まったく! 人のルーチンペースを乱すな!!!!!!!!!
朝起きたら20秒で台所まで行き 1分でお湯を沸かし5分待つ
その5分間でむっつり瞑想し 1日の調子を整える…
これが少しでも乱されたら 俺の感覚が鈍り その日のむっつりが損なわれてしまう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そこんところ分かってるのか」

彼方「あぁもちろんだ………」
くたぁ…

無限刀火「だったら流し台からはやくどけっつーの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ずーん

彼方「了解した……」
ズズズ…

無限刀火「とかいいつつ徐々にシンクの中に顔突っ込んでるじゃないか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もういい 構わず水を出すぞ」
キュッ

ジャ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ジャジャー
彼方「…………」

無限刀火「避けもしないとはな」

ゴボゴボゴボ
《シンクに水が貯まり彼方の顔が水の中に沈んでいく》

無限刀火(もしかしたらこのまま溺死させられるかもしれんな)
ミツメ


しーん…

彼方「……………」
ごぼ…ごぼ…ごぼ…

無限刀火「……………」

彼方「…………………」
……ごぼ…
0012創る名無しに見る名無し
垢版 |
2014/11/27(木) 00:44:08.55ID:uZ4MfLOg
ジャ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜…
ゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボ………

ぶくぶくぶくぶくぶくぶくぶくぶく………
彼方「……………」

無限刀火「…………
…おいいい加減にしろお前」
グイッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビチャアァァーーッ…
彼方「…」
ぽたぽた…

無限刀火「まったく 今お前を殺したらこの前の事があるから真っ先に俺が疑われるだろうが
さーてコンロコンロ…」

彼方「あ〜〜うー…」
ゴロゴロゴロゴロ…ゴト…
《今度はコンロの上に頭を載せる彼方》

無限刀火「…お前は嫌がらせがしたいのか?」

彼方「…枕が欲しい…ちょっと休みたい」

無限刀火「だったら布団行けよ
むしろ逆海老反りでコンロに頭乗せてる状況が休んだことになるのかと問い詰めたいぐらいだ」

彼方「…」

無限刀火「おい火着けるからどけ」

彼方「…」

無限刀火「………ちっ…しょうがないな…」


バチチチチチ
無限刀火「構わず着けるぞ」
ボッ!!!!!!!!

メラメラメラメラ…
彼方「………」

無限刀火「後頭部燃えても無反応とかお前はマグロかもう
加工された天然クロマグロか」

彼方「………」
しーん…メラメラメラメラ…

無限刀火「……はぁ…
…もういい ティ○ァールでお湯を沸かす」
スタスタ

彼方「……あったのかよ…」
メラメラメラメラメラメラメラメラ… ボォォォーーーーーーーー…
0013創る名無しに見る名無し
垢版 |
2014/11/28(金) 01:52:39.48ID:PLRjc0dN
居間

彼方「…………」
ぐたぁー…

無限刀火「…おい いつまで無気力でいるんだ 目障りなんだが」

彼方「……あーーーーーーーーー…………」

無限刀火「なんだこいつ
もしかして今アレな時期か?」

彼方「…あ〜〜………」

無限刀火「どうなんだよ
病院行くか? なんだったら俺が連れて………ふぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
パク…

無限刀火「な…なんだぁこのカップラーメンは………美味いッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
何と言う美味さだ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
は…はじめて食ったが こんな未開のカップラーメンが存在していたとは…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ど…どこのラーメンだ…!!!!!? …! し…しまった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これはコンビニ限定のやつだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
コンビニのカップラーメンは入れ替えがはやい…! はやくしないと無くなってしまう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こうしちゃいられん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 近場のコンビニ全てを回って買い占めないと!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《カップラーメン >>>>>> 彼方》


バタバタバタバタバタバタバタバタッ…
バタ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


彼方「……あー……」


しーん…


彼方「…あー…あぁー…
(そろそろあいつらが道場に来る時間だ
行かないと…! よっこら…!!!!!)」

ぐった〜〜〜〜…
彼方「…あ^〜〜…
(ダ…ダメだ力が入らない…気持ちは…気持ちは立ちあがてるのに…)」
ぐたり〜〜〜〜〜ん…
0014創る名無しに見る名無し
垢版 |
2014/11/29(土) 01:37:14.48ID:A6wfqVZN
彼方「…ダメだ こんなんじゃ
道場だ 道場に行こう
あいつらの前に立てばシャキッとするはずだ」
スゥ…


――― 外

ガチャ…
彼方「……ん…」

オリジョーナ「隙あり!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
シュバァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

彼方「ん」
ブン!!!!!!!! バキィィィー!!!!!!!!!!!!!!!!

オリジョーナ「だしぃぃいぃぃぃぃブッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドゴゴォォーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

彼方「いきなりなんだ 今のうちは調子が悪いんだ」

オリジョーナ「調子が悪いにしては随分と腰の入った攻撃なのだし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ぱらぱら…

彼方「……つか なんだそのカッコ?
マスクもしてなけりゃいつものハイレグじゃない普段着だ
いつもの不審者然とした格好はどうした? おばさんらしくもない」

オリジョーナ「おばさんって言うなァーーーーーーーーーのだしィィ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
不審者でもないのだし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
シャーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

彼方「いや不審者だろ…………」
みとめろよ

オリジョーナ「口の減らないジャリガールなのだし!
あーあ 最後の最後まで金のカップラーメンは盗めず終いなのだし」

彼方「そういやお前そういう設定だったな…………って
………どこへいくんだ?」

オリジョーナ「忘れたのだし? ミーも魔法使いなのだし!!!!! 混血の」

彼方「いやしらんけど
………お前もウマミ達と同じ所に行くのか?」

オリジョーナ「それは考え中なのだし
とにかくこの町からは出るのだし」

彼方「そうか」



ヒュオオオオオ………

彼方「じゃーな」

オリジョーナ「え?! それで終わり!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ゾーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
0015創る名無しに見る名無し
垢版 |
2014/11/30(日) 00:55:14.35ID:WnolL8iq
彼方「他にってなんだよ」

オリジョーナ「いやもっとこう………悲しんだり引き止めたりするのを想像したのだし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
ていうかむしろ期待したのだし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

彼方「う…うぅ…悲しい…悲しいよ…
おばさんがいなくなったら『こんなおばさんもいるんだな 私はこうはならないから大丈夫だな』というちょっとした心の余裕がなくなってしまうよ…」

オリジョーナ「そんな風に思ってたのだし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
最後の最後にぶっちゃけるなのだしィィー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

彼方「他には特にねーが」

オリジョーナ「キーッ!!!!!!!! 可愛いげがないのだし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
最後の最後までミーをハブって!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
本当はさぁ……本当はさぁ……
本当はミーメインの回があるはずだったのだしぃ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ミーが怪盗らしい怪盗業に励む回があったはずなのだしィィーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
それがなんかしらないけどスッ飛ばされて!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
これもうミーはなんのために居たのか分からないのだし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
コオオオオッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

彼方「確かに」

オリジョーナ「納得すんな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ずーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

彼方「…だったらさっさと別の町に行きゃ良かったんじゃないか」

オリジョーナ「………そうなのだし
でもそれがさ…そうする気にはならなかったのだし
ミーは昔から一人ぼっち… 大きくなっても反抗する対象がいないから
世間に対して反抗していたのだし その結果が怪盗なのだし…
金を集めてそれで自分を囲って寂しさを…悲しさを紛らわせてた気がするのだし
ここに来て ユー達に出会い 一回り以上違う子供達からバカにされるようなこと言われたり
ぞんざいに扱われたりしても…不思議と嫌じゃなかったのだし
この町はミーにとって初めて出来た…“繋がり”を持った町なのだし…」
ふぁあああああ……

彼方「…」


彼方「お前…Mだな?」
カッ!!!!!!!!

オリジョーナ「台なしになるようなこと言うなーーーーーーーーーーーーーーーーーーのだし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
0016創る名無しに見る名無し
垢版 |
2014/11/30(日) 01:37:24.18ID:WnolL8iq
オリジョーナ「ふふっ ミーは最後までそんな扱いなのだし 分かってるのだし
…じゃあ行くのだし …あの子供達には挨拶しないから 伝えても伝えなくてもいいのだし」

彼方「…あぁ」

オリジョーナ「……さらば!!!!!!!!!!!!!!!! 黄金の女怪盗オリジョーナは永遠に不滅なのだし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
シュバ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

彼方「…おい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

オリジョーナ「だし?」

彼方「お前…あいつらがお前をバカにしてるとか言ってたが あいつらはバカになんかしてねーさ
むしろ 構いがいのあるお姉さんだと慕っていたはずだ
あいつらを嫌いになってるんなら そこのとこは訂正したい」

オリジョーナ「くすっ……そんなのは分かってるのだし
……………サンキュージャリガール」
ふっ…

彼方「まぁうちはバカにしてるけどな」

オリジョーナ「ファッキュー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
グッバァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴォー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

シュババァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


しぃーん…


彼方「………死ぬんじゃねーぞ」

ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…
0017創る名無しに見る名無し
垢版 |
2014/11/30(日) 02:05:00.65ID:WnolL8iq
彼方「ん?」


おーい おーい どこだー


彼方「…なにやってんだあいつら?」

―――


にじ「おーい!!!!!!!! どぉ〜〜〜こぉ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!?」

シンキ「とぅーいとぅいとぅいとぅいとぅい〜〜〜〜!!!!!!!!!
出ておいデーーーーーーーーー!!!!!!!!!」

わいのわいの

彼方「なにやってんだ?」

ヒョーゲン「あら彼方… いやちょっと探してるのよ」

彼方「探してる…?」


ラニイヤ「どこでちゅか〜〜〜!!? 出ておいでー!!!!!
おいしいおまんまがありますよぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

てれび「ツィーッコイコイコイコイコイコイコイコイ!!!!!! ツィッツィッツィッツィッ!!!!!!!!!!!!!!!!!」

カンシャ「出てこぬなら 帰って寝たい ホトトギス(字余り)」

彼方「…猫でも探してんのか?」

ヒョーゲン「いや ライジーですわ」

ブーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
彼方「仲間かよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
犬や猫じゃねーんだぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
0018創る名無しに見る名無し
垢版 |
2014/11/30(日) 02:17:33.36ID:WnolL8iq
ヒョーゲン「いやでももう結構探したのよ?」

彼方「どこ行ったっつーんだよ?! この見知らぬ土地で!!!!!!!!?」

タイフーオ「家出かしら…くすくす」

おかま「ライちゃん家出する子じゃな〜〜〜〜い〜〜〜〜〜〜!!!!! いやんっもうっ!!!! chu☆彡」

てれび「しかしここまでさがしていないとなるとそれもじゅうぶんかんがえられるのです」

彼方「家出する原因なんてあるのか?」

にじ「あるわけないよー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

シンキ「寄生と寄生は固い絆と仲間意識で結ばれた同志!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ライジーサンが家出をするような事など起きないハズデスヨー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

タイフーオ「しかし困ったわね…ライジーがいないと 誰が家の掃除をするのかしら?」

ヒョーゲン「電気も使えないですわ」

シンキ「ボクの新しい手品…『マトリョーシカライジー』の練習をしたかったのに!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ライジーさんを割って中身をどんどん出していく手品デスヨー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

てれび「きょうはライジーの胸のたにまに割り箸をねじこんでいき、さいごに火をつける いとおくゆかしきアソビをするつもりだったのですが
いないとなっては…」

にじ「ぼくの携帯の充電がなくなったからさー ライジーの鼻に充電機差し込んで充電したかったのにさー」

ツキ「オモムロニフコウニシタカッタノニ」

タイフーオ「ライジー…! みんながあなたを頼っているというのにどこにいるの…!?
ライジー…!! ライジィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ

彼方「そんなんだから逃げたんじゃないのか? やはり…」
ずーん…
0019創る名無しに見る名無し
垢版 |
2014/12/01(月) 01:00:34.99ID:3MNHxhh8
ヒョーゲン「困ったわね これから皆で大事な話し合いをしようと思ってたのに」

彼方「話し合いってなんだ? まさかよからぬことじゃないだろうな…」

ヒョーゲン「まさか!! そんなつもりはないですわ」

タイフーオ「これからの侵攻についての話よ…」

彼方「良からぬことじゃねーか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヒョーゲン「安心しなさい この世界じゃないですわ」

彼方「なに?」

てれび「いまはこうしてなしくずしてきにここにすんでいますが
それはわれわれのほんぶんではないのです
じげんのまどのタイミングが合えば われわれはそこを抜けてべつのせかいにいくのです」

彼方「つまりこの世界からおさらばするってわけか?
随分と急だな てっきり住み着くかと思ったが…」

タイフーオ「くすくす…それも良かったけれど……最近この世界もあわただしいじゃない?
この世界の出来事に私たちみたいな部外者が関わるべきじゃないでしょう…」

彼方「まぁそうだが…寄生ならこの動乱に乗じて世界に寄生すると思ったがな」

てれび「そんなひんのないことはしないのです」

ヒョーゲン「わたしたち 意識高い系の 寄生です(字余り)」

彼方「品ねぇ…」
チラ

おかま「…やだっ!!!! こっち見てるぅ…!!!!!!!
お嬢ちゃん…! アタシに恋しちゃダメよ…!!!!!!
アタシはノンケお・こ・と・わ・り…! きゃっ!!!!!!!!」
か〜〜!

ラニ「おかまさんはかわいいから仕方ないですね」

彼方「…」

ヒョーゲン「…ま…品以前にさ…
こうして普通に話してる心安い現地の人間が居る世界を侵攻するなんて…やる気が起きないですわ」

彼方「…はっ! こっちは無限だぜ?」

タイフーオ「あら? 別世界の侵攻計画を企てる私達を止めるとでも言うのかしら」

彼方「……いや こっちも同意見さ お前らを狩る気にゃなれねーや…
それに別世界のことまで世話焼けねーよ あとはその世界の無限にまかせるさ
ま…お前らならただの無限なんぞにゃやられないだろうがな」
ニィ…

タイフーオ「あらあら まるで私達を応援してるみたい
創発の均衡者の使いなのに 悪いコね…」
くすくすくす
0020創る名無しに見る名無し
垢版 |
2014/12/01(月) 02:40:13.18ID:3MNHxhh8
にじ「やっぱりどこにもいないよー!!!!!」

ヒョーゲン「何してるのかしらホントあの子は…」

タイフーオ「もうライジーは置いていってもいいんじゃない…?」

にじ「やだよ!!!!!!!! そんなのやだ!!!!!!!!!!!!!!!!」

シンキ「それはありえないデスネ」

てれび「タイフーオ じょうだんがすぎるのです
ライジーがいなくなったら…ライジーがいなくなったら…誰をイジればいいのです?」

タイフーオ「くす…冗談よ…」

ヒョーゲン「やっぱりライジーがいないとね」

わいわい

彼方「…嫌な方向で頼りにされてるな…」

てれび「もう少しさがしてみるのです
ぜんいんあらためてきをひきしめるのですよ
これは“ひとさがし”ではない さしずめ“かり”といえるでしょう
かるのはライジー えんりょはいらない みつけしだい かれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

みんな『うおぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
パッパラパー パパパパーパラパパパラ〜《モン○ンの音楽》
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

彼方「…こりゃ見つかるころにはほんとにマトリョーシカライジーになってるかもしれないな…」

―――

彼方「…ふぅ 隣の道場に行くだけでかなり時間かかっちまったな…あいつら来てっかな」
ガチャ…


パパパパァァーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ガム「だべぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ウマミ「でぇあ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガキィンガキィーン!!!!!!!!!!!!!!!!


カンカンカンカン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
シヌカ「あうあうあうあうあう!!!!」

ギギギギィィィン!!!!!!!!
プリンムシ「くっ……はいィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガギャア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

わー わー

彼方「…!!? なんだぁ…!!!!? 二人一組で剣の模擬試合を…!!!!?
なにやってんだ…! まるで剣術道場みたいじゃねーか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どどーーーーーーーーーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

イチモシ「いやここ剣術道場ですよ」
0021創る名無しに見る名無し
垢版 |
2014/12/02(火) 10:27:08.16ID:6qEXPcs3
彼方「おっ…おぉ そうだったなそういや… で? 連中はうちの指示もなく何してんだ?」

イチモシ「みんなで最後の総当たり戦…だそうです
一人ずつ順繰り順繰り戦ってます」
あたいは休憩中

彼方「ふーん わざわざ湿っぽいことしやがって……にしても…」

―――

ウマミ「ラァァァァーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

プリンムシ「とうーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

シヌカ「あう〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ガム「だッべい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

―――


彼方「……あいつらも成長したもんだ
うちが最初に見たときは 剣を持つのがやっとって感じだったが今じゃ自分達の戦闘スタイルをしっかりと見つけて実践してやがる
真っすぐ力強く 決して退かずに撃ち込むウマミ
反対に距離を取り 相手の動きをよく観察し 力は弱いが一瞬の隙を突いて手痛い一撃を与えるプリンムシ
予測出来ない動きと運の良さで無意識に思わぬ攻撃が出来るシヌカ
そして正統派で最も技に優れたガム……
……あいつらは自分でそれを見つけたんだ あいつらはもう立派な剣士だよ」

イチモシ「直接言ってあげたらどうですか…? 喜びますよ」

彼方「いんや ンなこと言ったらあいつら…また泣き出すだろ?」

イチモシ「まぁ確かに……げんにさっきから一戦終わるごとに抱き合って泣いてるし…」

彼方「そうだろうと思ったよ」

―――

ウマミ「う…うわおおおおおおおおおん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 良かったようううううううううううううううう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ガム「こ…こちらこそだべべじゅおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガッシィ!!!!!!!!


プリンムシ「ナイスファイト!!!!!!!!!!!!!!!! ナイスファイトです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ハイィ!!!!!!!!!!!!!!!!」

シヌカ「あうあうあうあうあうあうあう……!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュッ…


彼方「………ふんっ 毎回あぁしてるのか? 疲れる奴らだな」
ツー…

イチモシ「…鼻水出てますよ」
0022創る名無しに見る名無し
垢版 |
2014/12/03(水) 00:49:06.21ID:nWpaaQ/z
ウマミ「ふぅ………はぁ…」


彼方「おーい お前ら 少しは休憩したらどうだ?」


プリンムシ「彼方!!!!」

シヌカ「彼方ちゃんですぅ」

ウマミ「彼方……………ふ…ふひぃぃぃぃん!!!!!! 彼方だぁぁぁぁ…!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぽろぽろ…

彼方「なんで泣くんだよ!!!!?」
ぞーん!!!!!!!!

イチモシ「もう今日が実質ラストだから…感傷に浸りまくってるみたいです
ちょっとのことで泣いちゃいますみんな」

彼方「なんだそりゃ…… 情けないぞ!!!!!!!!!!!!!!!! シャキッとしろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ウマミ「彼方が怒った………うえぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

シヌカ「怒られるのもこれで最後ですううっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

彼方「なんでだよ!!!!!!!!!!!!!!!! お前はここに残る方だろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ガム「ラスト突っ込みだべえええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ひえええええええええええええん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

彼方「そしてお前も残る方だろ…………まぁいい
少し手を休ませたらどうだ? 家のアイス持ってきたし」

ウマミ「ふわああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アイスウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
食べるうううううううううううううううううう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぽろぽろ

ぱくぱく
ウマミ「おいしいよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
おいひいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぽろぽろぽろぽろ…

彼方「なんでも泣くなお前ら」


外から「よっこらSHOT」
ぷぅ〜〜〜〜〜…ブリッ!!!!!!!!!!!!!!!!


ウマミ「ひいいいいいいいいいいいん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
おじさんのおならあああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

シヌカ「うえ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

彼方「何故泣く!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
どこに泣ける要素があったんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
0023創る名無しに見る名無し
垢版 |
2014/12/04(木) 00:56:20.38ID:GMZ+enIA
彼方「お前らなぁ…しっかりしろよな
剣の腕は上達しても心の方はまだまだ女子高生だな」

ウマミ「仕方ないよ」

プリンムシ「こんな形でお別れとは思いませんでしたしね」

彼方「……別れなんてこれからの人生で何度でも何度でもあるんだ
こんなのにいつまでもこだわってちゃ先へ進めねぇよ」

ウマミ「……彼方は強いなー」

彼方「あったりまえだろ!!!!!!!! …だろ…!」

イチモシ「?」

ガム「じゃあ彼方さん最後にみんなに稽古付けてくださいべな
総当たり戦はもう終わったべなすし」

ウマミ「そだ!!!!!!!!!!!!!!!! 一人ずつ彼方と戦うってのはどう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
成長が分かるし!!!! それで勝ったら免許皆伝なっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

彼方「ば…ばぁーか!!!!!!!! 勝てるわけないだろお前らがうちに!!!!!!!!!!!!!!!!
やるだけ無駄の怪我損が目に見えてるよ!!!!!
最後の日だろうがやることは変わらないぞ! 適当に素振りしてろ!!!!!!!!!!!!!!!!」

シヌカ「彼方ちゃんは何するですぅ?」

彼方「うっ…うちは…………家で寝て来る!!!!!!!!!!」
ダッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ウマミ「え〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!? 寝るのー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ブー!!!!!!!!!!!!!!!!


ダダダダダダ… ガチャ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


しーん


ガム「いっちゃったべなす」

プリンムシ「…妙ですねハイ」

ウマミ「妙って?」

プリンムシ「彼方…様子がおかしかったとは思いませんか? いつもより元気がないというか」

ウマミ「確かに…」

シヌカ「あう…風邪です?」

プリンムシ「いや あれは体調的な問題ではないように感じました
…そうなると思いつくのは―――…もしや!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
0024創る名無しに見る名無し
垢版 |
2014/12/06(土) 01:44:18.91ID:GsQsBXOE
――― 本宅

ガチャ
彼方「…フィー…」

ドンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
無限刀火「ふぉおおおおおおおおおおおおおおおおおお…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴチャアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

彼方「!!!!!!? 兄貴か!!!!!? なにカップラーメンに埋もれてんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

無限刀火「わはははは!!!!!!!! 見ろ彼方 ありとあらゆるコンビニを回り買い集めた今朝のカップラーメンだッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もはや全世界の在庫を買い尽くしたっつー勢いだぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これだけあれば週2で食ったとしても10年は持つぞー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
で〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

彼方「よ…良かったな
(賞味期限切れるだろそれ…)」

無限刀火「あん? それより彼方 何をしている? 道場はどうした?」

彼方「ちょっと今日はやる気でねー …つか兄貴ぃ…久しぶりに出てやれよ」

無限刀火「なんで俺がわざわざそんなことしなきゃならないんだ」

彼方「いや兄貴が道場主だろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

無限刀火「そうだったな
ならば今日限りで道場主の権限をお前に委任する 頑張れ」

彼方「そう簡単に委任されてたまるかい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
…兄貴!!!!! あいつらは…ウマミ達は明日にはいなくなるんだぞ
最後の最後まで兄貴をむっつりだと一片も疑わず慕ってくれたあいつらに最後くらい付き合えよ」

無限刀火「今日はカップラーメンで寝る日だ
そう決まったんだよ」

彼方「…ちっ!!!! …そーかよっ」
プイィーッ!!!!!!!!!

無限刀火「おい居座るなよ」

彼方「ちょっと仮眠する そしたら道場に戻るよ」
ガバサッ《頭から布団を被る彼方》

――― 窓の外

コソコソ
ウマミ「見える?」

プリンムシ「えぇ」

イチモシ「ま…まずいよ…勝手に家をのぞき見とか…」

ガム「大丈夫だべイモちゃん!!!!!!! 18歳以下の犯罪は罪が軽いべ!!!!!!!!!!!!!!!!」

イチモシ「いやそういう問題じゃ…!」
ズーン
0025創る名無しに見る名無し
垢版 |
2014/12/09(火) 11:00:06.67ID:HuBMnH31
じー…

イチモシ「…え…えっと…なんでのぞいてるんだっけ?」

プリンムシ「確認です そしてそれは確信に変わりましたハイ
彼方が元気ない理由…それは…無限師範が原因でしょう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

シヌカ「センセが…?」

プリンムシ「この間 彼方と師範が喧嘩したでしょう」

ガム「あーー…すごかったべなぁ」

ウマミ「でも仲直りしたんだよな」

プリンムシ「はい あの時は確かに仲直りしましたが
それでもまだ2人の関係はギクシャクなまま…
彼方が元気がないのは いまだに師範と完全和解が出来ていないからでしょう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ハイ!!!!!!!!」
ババン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ウマミ「なーる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! そういうことか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

プリンムシ「見てみてくださいあの険悪な雰囲気を…!!!!!!!
同じ部屋なのに彼方は布団に被り
無限師範はわざわざカップラーメンの下に隠れている!!!!!!!!!!!!!!!!
これはもう…別居ですよ!!!!!!!! 家庭内別居ですよハイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ウマミ「そ…そんな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ガム「あんな仲のいい二人が…!!!!!!!!
ダ…ダメだべ!!!! ダメだべこんなのは…!
悲しいべ……つらいべ…」

イチモシ「いやどうかな 本当に喧嘩してるのかな…」

ウマミ「なんにせよ…このままほっておけないよ!!!!!!!!!!!!!!!!
こんな状況にしたままこの町を出るなんて…うち様は死んでも死に切れないよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バヲ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

プリンムシ「いやまぁ死ぬためにこの町を出るわけじゃありませんが…ハイ」

シヌカ「うっうー どうするです?」

ウマミ「…残された時間は今日一日…!
この町を出るまえに…これまでの感謝を込めた…最後の恩返し!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
『仲直り大作戦』の決行だぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ばばん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
0026創る名無しに見る名無し
垢版 |
2014/12/09(火) 21:33:37.53ID:HuBMnH31
ガラッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウマミ「彼方ーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
先生〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ばばーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ガババ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
彼方「な…なんだ!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ガササ…
無限刀火「おいお前ら どこから入ってくるんだ」

ウマミ「ちょっと頼みがあるんだけど!!!!!!!!!!!
今日さぁ うち様達のお別れ鍋パーティーするから材料買ってきてよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

無限刀火「なんで俺達が買ってこなきゃならん」

ウマミ「お別れパーティーの主役はうち様達だよ!!!!!!!!?
こういう時は祝う側は用意するものなんだよ!!!!!!!!」

無限刀火「祝われる側が祝えと強要するなよ」

彼方「…しょうがねーな
行くぞ兄貴」

無限刀火「なにやる気になってんだ だったらお前一人で行けよ」

彼方「いいから行くぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
グイッ!!!!!!!!

無限刀火「お…おい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


―――

ウマミ「よっし!!!!!!! まずは作戦通りだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

イチモシ「作戦って…… 何も全く決めてないんだけど…」

ウマミ「大丈夫!!!! 作戦ならうちの頭脳担当のプリンムシが考えてる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
今まさに組んでるよ!!!!!!!! 仲直り大作戦のロジックを!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
プリンムシ「√2 3√2 √(a+b) √{(a+b)√(c+d)}……!」
キュゴゴゴゴゴゴゴゴココココココココココココォォォ…!!!!!!!!!!!!!!!!

イチモシ「その数式は必要なんですかね…?」


ダッ!!!!!!!!
ガム「行ってきたべな!」

ウマミ「おっ どうだった!!?」

シヌカ「協力してくれるですぅ!!!!!!!」

ザッ!!!!!!!!
ヒョーゲン「なになに? なんなの?」
0027創る名無しに見る名無し
垢版 |
2014/12/09(火) 22:49:55.74ID:HuBMnH31
かくかくしかじか

ヒョーゲン「話は分かったけど 誰も協力するなんて言ってないですわ」

シヌカ「『来てー!!』って言ったら来てくれたですぅ!!!!!
だから協力してくれると思ったですぅ」

ヒョーゲン「なにその回避不可な罠!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ウマミ「まあさあ…お隣りさんで一緒にボウリングした仲じゃないか
協力してよ」

ヒョーゲン「こっちは今それどころじゃ…」

タイフーオ「まぁいいんじゃないの…協力してあげても」

ヒョーゲン「ライジーどうするのよ」

てれび「ほうっておけばよいのです
どうせおなかがすいたらかえってくるのです」

ヒョーゲン「てれびが言うなら仕方ないないですわ…でも
一体何をすれば良いのかしら?」

プリンムシ「皆さんには我々に出来ないことをしてもらいたいですハイ
我々は顔が知られすぎてるのでこれから行う作戦を実行することは出来ないので
もちろん皆さんにも多少変装してもらいますが」

にじ「おもしろそー!!!!! あはははは!!!!!!」

シンキ「変装メイクならボク得意デスヨー!!!!!!」

わいのわいの


ヒョーゲン「…まったく 何故私達がこんな茶番に付き合わなきゃ…」

てれび「ちゃばんとおもってはダメなのです チャンスとおもうのです」

ヒョーゲン「どういうこと?」

てれび「このさくせんとやらのなかで……ムゲンのすきをつき…ころすのです…!!!!
そうなればじゃまものはきえ 我々の世界侵攻もふたたびじっこうできるのです…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヒョーゲン「…!!!!!!!! てれび…! まさか最初からそれが狙いで…!!!!!!?
な…なんという…ゲスロリ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴクッッッ

てれび「…というのはたてまえで ただたんにおもしろそうだからつきあうだけなのです」

ヒョーゲン「…」
0028創る名無しに見る名無し
垢版 |
2014/12/10(水) 01:44:39.38ID:tQE92fg2
―――

無限刀火「なんなんだあいつらはまったく」

彼方「…」

彼方(あいつらの狙いは分かるぜ… まったく…妙な勘違いをしていやがる
だがまぁ…あいつらは最後の孝行のつもりだろう
仕方ないが付き合ってやるか)

彼方「ま…いいじゃないか兄貴 せっかくだから祝ってやろうぜ あいつらの前途をさ」

無限刀火「前途ねぇ… 祝せる前途があるかどうか」

彼方「鍋には何を入れたらいいかな」

無限刀火「カップラーメンに決まってるだろ」

彼方「決まってねーだろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
…ラーメン鍋ってことか? じゃあ鍋用のラーメンを…」

無限刀火「それは邪道だ
漢なら黙って鍋にカップラーメンを写して食うんだ」

彼方「それただのカップラーメンだよ!!!!!!!!!!!!!!!! 普通にラーメン食えよ!!!!!!!!!!!!!!!!
鍋に移す行為が無駄すぎるだろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞーん!!!!!!!!

無限刀火「それ以外は食えん」

彼方「かーっ!!!!!! 面倒くせぇ嗜好してるなマジ!!!!!!!!
この前はカップラーメン以外食べてくれただろ!!!!!!!!!!!!!!!!?」

無限刀火「あれはノリだ 二度はない」

彼方「ノリだったのかよ」

無限刀火「俺は別にカップラーメンで構わん 鍋の材料はお前が決めろ」

彼方「うちが? ……んー…鍋の材料ねぇ…
…チュッパチャップスと…」

無限刀火「話にならんな お前も人の事言えないぞ」

彼方「う…うるへー!!!!!!!! そもそも鍋なんて贅沢なもん食ったことねーし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

わーわーギャーギャー
0029創る名無しに見る名無し
垢版 |
2014/12/10(水) 02:08:04.27ID:tQE92fg2
ガム「あばば…早速喧嘩してるべ…?」

プリンムシ「大丈夫 勝負はこれからですハイ! 2人は恐らくこの先の『スーパーちんこスーパー』に行くはず…
そこに第一の矢を仕込んでありますハイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドン!!!!!!!!

ウマミ「マジかー! 緊張するぅー!!」

―――

彼方「スーパーについたぞ」

無限刀火「彼方 来たはいいが よくよく考えれば金の持ち合わせがないぞ」

彼方「えぇ!!!!!? 根本的な問題じゃねーか!!!!!!!!!!!!!!!!」

無限刀火「急だったしカップラーメンもたくさん買ったし…仕方ないだろ」

彼方「くっそ… なんか特売でもしてたら買えるかもしれないけどそう都合よく…」

無限刀火「やってるみたいだぞ」

【本日、特売日! 全品99割引!!!!!!!】

彼方「マジかー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

【ただしペア限定!!! 店内で手を繋いで買い物をした人達限定☆☆】

彼方「」

無限刀火「なんだこの妙なキャンペーンは?」

彼方(あいつら露骨すぎるだろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

―――

イチモシ「あ…あれが第一の矢…?」

プリンムシ「そのとーりですハイ!!!!!! 財布のお金が無いのは空間式三次元算で計算済み!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そこで舞い込んだ超お得キャンペーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! もう乗るしかないでしょう!!!!!! このビッグウェーブに!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ウマミ「な…なんて冷静で的確な判断力なんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴォウ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

イチモシ「そ…そうかな」

ヒョーゲン「でも手を繋いで中に入っても まわりが誰もしてなかったらすぐにバレますわよ」

プリンムシ「安心ご無用輪ゴムは揉む用!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヒョーゲン「!?」

―――

無限刀火「…こんなことしてる奴らいるのか?」
きょろ…

ばーーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! わいわい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《男も女も女同士も女同士も関係なく 客達は手を繋いでいた!!!!!》
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