0064ゆっくり昔話『絵に描いた餅』
2014/12/03(水) 22:49:50.44ID:FzX8ZEyD「そこなゆっくりようむ。この寒空の下、壁にすりすりと何をやっているのだ?」
「ゆっ、す〜りす〜りおもちをたべるじゅんびみょん」
「おもち、とは…あのお餅か、しかしどこに?」
「す〜りす〜り…ちょうどできましたみょん」ぴらり
「ほぅ…これは確かにうまそうに焼けた餅だ」
「ゆっへん」
「しかしゆっくりようむや、いくらうまそうでもこれは『絵に描いた餅』ではないか」
「ならゆうがたまたきてみょん、ごちそうするみょん」
(むむう、あのゆっくりようむの絵に描いた餅を馳走になるのか…
これは紙で腹を壊さぬよう大根の一本でも持っていこう…)
〜夕方〜
「言われた通り来たぞ」
「ゆっ、まってたみょん」ぱたぱた
「ややっ!?それは…」
「ちょうどたべごろにやけたみょん、さぁおたべなさい」アチチッ
「ほぅ…これは確かにうまそうに焼けた餅はふはふ」アチチッ
「ゆっへん」
「確かに馳走になった。ううむ、しかし何故だ?何故にあの『絵に描いた餅』がこれだけの数の餅に」
「ゆっ、ようむのかいたおもちがたいそううれたみょん」
「なんと…!はっはっは!これは大した『絵に描いた餅』だ!
どれ待っていろ、持ってきた大根でからみ餅をご馳走してやろう!」
「ゆゆっ、そいつはいいみょん」
『むーしゃむーしゃ!しあわせー!』
―ゆっくりゆっくり。―
by.とりあえずパフェ
こないだ観てたマッサンのサブタイトルから思いつきました。