勝手に再利用します↓

伝説的英雄の一人娘であるルキアは、仲間を引き連れて大魔王ディアロの城までたどり着いた。
だが、封印から目覚めたディアロの前に、ピンチを迎えていた。

ルキア、レオニール、マリーナ、アイリの四人は力を合わせて戦うが、全く歯が立たない。

もう一撃でやられる。そんな場面で大魔王ディアロがルキアに話しかけた。

「ルキア。勇者ジオの娘よ」

「はあ、はあ…」

既に気力だけで立っているルキアに、大魔王ディアロは優しく抱きついた。
ルキアは身の危険を感じ、振りほどこうとするが、巨体を押し返す力は残っていなかった。
周りの仲間たちは「ルキアから離れろ!」と声を掛けるのが精一杯だった。

「ルキアよ、我と結婚するのだ」

「えっ…結婚!?」

ルキアは耳を疑った。先程まで剣を交えた相手に求婚とは。

「それとも、既に決めた相手がいるのかな?」

ディアロの言葉に「そんなの、いないわっ」とルキアが答えると、
「そうか。なら問題ないな」と言った。

ルキアは握っていた剣をその場に落とした。

「私はお前の敵…なんだが?」

ルキアは困惑したが、ディアロは真剣な眼差しを向けた。

「これからは夫婦だ」