ゴジラ×エヴァの二次小説を書くスレ
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1995年、国連直属対G特務機関「Gフォース」は対G任務を終了した
しかしその後も特殊生物殲滅のため特務機関「ゲヒルン」として残ることとなった
2000年、人類は南極でこれまでのどの怪獣とも特徴の一致しない未知の生命体を発見
葛城調査隊が接触を試みるが失敗、「セカンドインパクト」が起こってしまう
ゲヒルンは対特殊生物特務機関から未知の生命体「使徒」に対抗するため「NERV」へ改称
対特殊生物・使徒特務機関として世界の命運をかけた戦いへ突入するのだった・・・
こんな設定でやっていこうと思います 少年は急に父に呼び出された。
父とはもう何年も会ってはいない。
母と週に一回程度会うのだが、その話に出てくるくらいしか父については知らない。
いつか母に父がなぜ来ないのか尋ねたが母は、
「仕事が忙しいのよ」
としか教えてくれなかった。
父の性格などは知っていた。三年ほど前まではよく電話してたからだ。
しかしだんだん電話することもなくなっていた。
そこで父の元に行くことにした。
少年は名を碇シンジという。彼は両親の親戚の家で暮らしている。
両親が共働きのためシンジの面倒を見れないとの理由からだ。
親戚のおじさんとおばさんは子供ができなかったためシンジに実の孫のように接していた。
シンジ自身この場所が好きだった。
おじさんとおばさんはシンジが家を出て行くことを悲しんだが最終的には認めてくれた。
シンジは別れを惜しみながらも両親のいる第三新東京市へ向かった 彼は父から駅には自分の部下を向かわせると言われていた
シンジは部下を向かわせるなんて自分の父は一体どんな職についているのか考えていた
極道の幹部だろうか?でも母も同じ職場だから考えられない…
でもあの顔は極道だよな…などとあほらしいことを考えていた
シンジが時計を見ると目的地まであと1時間以上あることに気づいた
第三新東京駅は終点ということもあり彼は眠ることにした シンジが目を覚ますと列車は止まっていた
あたりを見渡しても誰もいない
しばらくシンジが呆然としていると、外から放送のような音が聞こえてきた
『現在、政府により特別非常事態宣言が関東・中部全域に・・・』
シンジ「特別非常事態宣言!?」
シンジは耳を疑った
特別非常事態宣言とは特殊生物が出現した際に出される宣言だ
前世紀には特殊生物の襲来がたびたびあったそうだがセカンドインパクト以降、特殊生物の出現などなかったからだ
少なくとも自分が生まれてからは一度も発令されていない
学校の授業では「近くのシェルターへ避難するように」と教えられたがシンジは見ず知らずの街で異常事態に遭遇しパニックとなった
ひとまずシンジは駅からでてシェルターを探すことにした どうか批評・感想・指摘などをぜひしてください
続きは明日書きます 駅から出るとものすごい爆発音が遠くから聞こえ、上空には爆音をたてながら戦闘機が飛行していた
ビルの陰から爆炎がみえている
シンジがそれをみていると煙の中から今まで見たことのない生物が姿を見せた
〜NERV本部発令所〜
司令席にはUN軍の参謀達がならんで指揮を執っている
しかし伝えられる情報はあまり芳しいものではなかった
「メーサー攻撃隊、全滅!」
「旧箱根湯本市外防衛線、突破されました!」
「目標旧箱根湯本市内へ侵入!」
次々とこちらの不利を伝える情報が入ってくる
そのとき、将校たちの手元の電話がなった…電話を聞いている将校たちの顔の色が変わっていく
そして将校の一人が自分たちの上に座っている男に伝えた
「現時点を持って、UN軍は対使徒作戦から離脱し指揮権をNERVに委譲する…」
すると別の将校が口を開く
「N2を使いたかったが、市街地に入られてはどうにもならん…」
そして最後の一人が言う
「碇、頼んだぞ」
碇と呼ばれた男が顔をあげて低い声で告げる
「ご安心ください…そのためのNERVです」
男の言葉を聞いたUN軍の将校たちは静かに退席していった… シンジが戦いを見ていると後ろのほうから轟音を鳴り響かせ一台の車がやってきた
シンジがその見事なドライビングテクニックに感心していると、車が自分の横に止まった
勢いよく車の中に引っ張られシンジが呆然としていると車はうなりながら急加速してシンジの意識は闇の中に消えた
シンジが目を覚ますと見知らぬ女性が車を運転していた
自分は助手席に座っていてどうやら先ほどまで気絶していたらしい
シンジが目を覚ましたことに気づいたらしい彼女はいきなり前から目を離さずに話し始めた
???「あっ、やっと起きた?」
シンジ「あの、えっと誰ですか?」
???「あぁ、私は葛城ミサト。NERVで作戦部の副部長をやっているわ。あなたのお母さんの部下よ」
隣の葛城ミサトという女性はどうやら母の部下らしい
しかしNERVとは一体なんだろうか…
両親の会社だろうか…だが作戦部とか言っていたしただの会社では無いっぽい
思い切ってシンジはその旨を質問することにした
シンジ「そのNERVってなんですか?さっきの怪獣みたいなやつと関係あるんですか?」
ミサト「あぁ、NERVっていうのは簡単にいうとあれと戦うための特務機関よ」
「あなたのお父さんはその総司令、お母さんは作戦部長よ」
シンジは驚いた…いままで父の仕事など何も知らなかった
極道とかそっち系のヤバイ仕事かな・・・とばかりおもっていた父が人類を守るための組織の総司令だったからだ
シンジが思考のループに入っている間に車は地下へ続くトンネルに入っていった 感想などよろしくお願いします
批判などもOKです
続きは夕方に書きます 車はトンネルに入るとベルトコンベアのようなものに乗せられて動きはじめた
シンジはこれまで気になっていたことを質問した
シンジ「葛城さん、どこへ向かってるんですか?」
ミサト「言い忘れてたわね。NERV本部は地下にある巨大な空洞に作られたの。私たちはジオフロントと呼んでいるわ」
ミサトが言い終わるとちょうどトンネルを抜けてとても地下とは思えない光景が広がった
地下なのに木が生えていて川もあり日光まである
シンジが目の前の光景に目を奪われているとミサトが話しかけてきた
ミサト「あぁ、それと私のことはミサトって呼んでね。苗字だとお姉さん堅苦しくて。」
シンジ「はい、そうします。だけどこの光は日光なんですか?」
ミサト「う〜ん…私もよく知らないけど基本的には日光と変わらないらしいわよ。」
日光まで再現するなんて・・・とシンジが感心しているとベルトコンベアが止まった
どうやら目的地へ着いたようだった 車を降りると2人の女性が立っていた
近ずくとそのうちの一人が声をかけてきた
??「シンジ、久しぶりね」
シンジ「久しぶり、母さん」
待っていたのはシンジの母親、碇ユイだった
久しぶりの親子の再会の横でもう一人の女の人とミサトが口論していた
???「ミサト、おそいわ。ユイさんとここで30分待ったわ。」
ミサト「許してよリツコ〜。道路が混んでてさ〜」
???「ウソね。この戦闘で民間人は避難してて道は空いていたはずよ」
ミサト「ギク!お願いよ〜許してリツコ」
???「まぁいいわ。ところであなたが碇シンジくんね。」
リツコと呼ばれていた女性が急に声をかけてきた
リツコ「私は赤木リツコ。ここで技術部の副部長をしているわ。」
シンジ「僕は碇シンジです。」
自己紹介が終わると同時にユイが話しかけてきた
ユイ「よし。自己紹介も終わったことだし早速行きましょう。」
シンジ「行くってどこに?」
ユイ「う〜ん、説明もめんどいしさっさと行きましょう。百聞は一見にしかずよ!」
そして困惑するシンジをよそに女性たち三人はどこかへ向かいはじめ、シンジは三人について行くことにした
「第7ゲージ」と書かれた扉を抜けてゲージ内へ入るとそこには紫色の巨大なロボットのようなものがあった
よくみると顔から下は水のような液体に使っている
シンジが呆然としているとユイが説明をはじめた
ユイ「これは人型汎用決戦兵器エヴァンゲリオン。人類の最後の希望よ。」
シンジ「最後の希望・・・これが・・・」
????「そうだ!」
突然上から声がした
上を見ると自分の父親、碇ゲンドウが見下ろしていた
ゲンドウ「久しぶりだな、シンジ」
シンジ「うん、久しぶり。元気だった?」
ゲンドウ「あぁ、お前はどうだ」
シンジ「ぼちぼちだよ」
こんな親子の会話をしているとユイが口を挟んでくる
ユイ「あなたもこっちに降りてくればいいのに」
ゲンドウ「うむ、問題ない」
ユイ「なにが『問題ない。』よ。おかしな人。」
シンジが横を見るとミサトとリツコが口元をおさえて笑いを必死に堪えていた ユイ「ところで、さっき上で見たわよね」
シンジ「う、うん。なんか緑のやつが戦ってた」
急に母が真顔になって話し始めたのでシンジは少し緊張した
真顔になって話す母を見るのは初めてだったからだ
横にいる二人も表情が堅い・・・
シンジも表情をあらためて話を聞くことにした
ユイ「それで、あなたにこれに乗ってあれと戦ってほしいの」
シンジ「えっ?なんで僕なの?ちゃんとパイロットとかいるんじゃないの?」
ユイ「時間が無いからよく聞いて。これに乗るには特殊な能力が必要なの。」
「で、パイロットも居るには居るんだけど二人しかいなくて一人は先日の実験で大怪我しててもう一人はドイツにいるの」
「それで最近になってあなたにパイロットの素質があることがわかったの」
シンジは混乱した。急に呼び出されてきてみたら、巨大ロボットに乗って人類のために戦えと言われたのだ。
しかも相手はさっき目の前で次々と戦車や戦闘機を簡単に破壊していた化け物だ。
シンジがためらうのも無理はないだろう。
ユイ「お願い、シンジ。勝たなければ人類が滅んでしまうの・・・だからお願い。」
ミサト「私からもお願い。シンジ君どうか乗ってくれる?」
シンジは迷っていた。このまま乗れば死んでしまうかも知れない。
しかし乗らなかったら人類は滅ぶのだ。人類が滅べば自分も死ぬ。
結局死んでしまうのだ。
しかし、乗って戦いに勝てば死なずにすむかも知れない。
シンジは覚悟を決めた・・・
シンジ「乗ります!僕が乗ります!!」 シンジが決断すると周りの人間たちは三者三様の反応をみせた
ユイ「ごめんね、シンジあなたにこんなことを背負わせて・・・」
ミサト「ありがとう。シンジ君。」
リツコ「ほんとにいいの?シンジ君。」
周りの人間に対してシンジは言った
シンジ「いいんです。どうせ死ぬなら戦って死ぬほうが悔いは残りませんから」
シンジのその言葉で周りの人間たちは黙ってしまった
リツコ「それじゃ、シンジ君。こっちにきて。説明するから。」
シンジ「はい。」
そうして二人はエヴァの操作方法のレクチャーのために別室へ移動していった
ユイとミサトの二人がケージに残され、ユイがミサトに尋ねた。
ユイ「結局、私は自分の子供の未来をつぶすことしかできないのかしら・・・母親失格ね。」
ミサト「そんなことありません。私たちはシンジ君が生き残るために戦うんです。」
ユイ「そうね・・・仕事に戻りましょう。私たちのするべきことをしなくちゃ!」
ミサト「はい!」
こうして二人はケージをでていった。
すいませんミサトの後半のせりふが意味不明になっちゃいました。
ほんとにすいません シンジはリツコに案内されエヴァを見下ろす位置にある場所にきた
周りには作業をしている人たちがたくさんいる
シンジが周りを見ているとリツコが誰か見知らぬ女性を連れてきた
その女性はリツコにどことなく雰囲気の似ている40代くらいのひとだった
???「あなたがシンジ君ね。ユイからよく話を聞くわ。」
シンジ「あの〜。あなたは・・・」
リツコ「紹介するわ。私の母で技術部部長の赤城ナオコ博士よ」
なるほど、親子だったのか・・・
シンジの疑問が解けるとリツコがエヴァについて説明を始めた
リツコ「エヴァはシンクロ操縦システムといってパイロットとエヴァがシンクロすることで動くわ。
それのせいで動かせる人間が限られてしまっているんだけど・・・
まぁ基本的にはあなたがイメージしたとおりに動くことになっているわ」
ナオコ「これがインターフェイス・ヘッドセット。エヴァとの神経接続に必要なものよ。」
リツコ「あと、エントリープラグ…エヴァの操縦席にLCLという液体を流し込むわ
肺に取り入れることで直接肺に酸素が送り込めるの。ほかに聞きたいことはある?」
シンジは説明を受けながら疑問に思ったことを聞いた
シンジ「あの〜ほんとに動くんですか?」
案の定二人は固まってしまった
そして数秒後再起動したナオコが答えた
ナオコ「はっきり言うわ0.000000001%よ。」
シンジ「そんなに低いんですか!?」
リツコ「まあ0%じゃないのよ」
そしてシンジはエントリープラグに乗り込んだ
かなりの不安を覚えながら・・・ 『エントリープラグ挿入作業開始』
『エントリープラグ挿入作業完了』
『エントリープラグ注水作業開始』
発令所では作業の工程を伝える放送がなっている
その機械的な声のなる放送からシンジの声が流れた
『うっ…LCL気持ち悪い…』
そのとたんユイが叫ぶ
「我慢しなさい!男でしょ!」
『わかったよ…』
どうやらシンジもわかったようだ
発信準備も続いていく…
『第二次接続完了』
『冷却水排出作業完了』
『エヴァ、発進用ゲージへ移動』
『全拘束具開放』
『進路確認、オールグリーン』
ユイがゲンドウをみながら尋ねる
ユイ「あなた・・・」
ゲンドウ「使徒を倒さぬ限り我々に未来などない。シンジの未来も・・・」
ユイ「そうよね・・・」
覚悟を決めたユイは指示を出した
「エヴァンゲリオン初号機、発進!!」 シンジはものすごいGを受けながら地上へ射出された・・・
目の前には昼間見た緑の巨人…第三使徒「サキエル」が迫っていた
シンジが呆然としていると発令所から指示が出た
ミサト『シンジ君、まずは歩くことだけ考えて!』
シンジが歩くことをイメージするとエヴァがゆっくり動いた
発令所では歓声が挙がる…
しかし案の定エヴァは二歩目でコケて使徒に顔をつかまれて持ち上げられる
使徒は腕から出す光の矢で初号機を攻撃する
「うぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
シンジの頭を激痛が襲う
そして光の槍は初号機の頭を貫通した
使徒は初号機を投げ飛ばして咆哮した
投げ飛ばされた初号機に使徒は槍を構えて攻撃しようとした
だが、急に初号機が再起動した
発令所は大騒ぎになった
本来エヴァは活動不能のはずなのに再起動したからである
ユイは必死に初号機のシンジに呼びかけるが初号機から返事は無い
そのとき技術部のオペレーターのマヤが叫んだ
マヤ「エントリープラグ内から生命反応確認。パイロット生きています
えっ!?シンクロ率95%!!」
リツコも叫んだ
リツコ「ありえない!ドイツのアスカでさえ最高が71%というのに!!」
ミサト「暴走?」
リツコ「いや、暴走ではない!覚醒といったほうが正しいかもしれないわ
ただ現時点では何もわからない・・・」
初号機は使徒の槍をATフィールドではじく
そして使徒のコアをつかむと自分の胸に押し当てて使徒を取り込んでしまった 〜太平洋、ハワイ・オアフ島沖海底〜
ゴジラは何か巨大なエネルギーの存在を感じて目覚めた
東京での戦いから20年
親ゴジラの消滅のさいジュニアはそのエネルギーによりよみがえり
ここ、オアフ島沖の海底で眠りについていた
しかしエヴァの発する巨大なエネルギーにより目覚めた
ゴジラは本能のままに日本を目指し始めた
世界各地でも同様の現象はおこっていた
シンジは最強っていうことにしてます
巨大なエネルギー体の使徒、エヴァ、黒き月の第三新東京市に
反応してゴジラが目覚めたということにします 回収された初号機からシンジが降りてきた
戦いを終えたばかりだというのにシンジは赤城親子から1時間の間ケージで質問され続けた。
おそらく事後処理を1時間という驚異的な速さですませたユイとミサトがこなければ1日中続いたであろう勢いでだ。
シンジはそのまま病院へ移され大事をとってそのまま2日間の検査入院になった
シンジは赤城親子に対しては「覚えていない」と言っていたが実際は覚えていた
初号機が投げ飛ばされて失神していたシンジは自分に呼びかけてくる存在に気づいた
シンジが気づくとその存在はシンジの中に入り込んできた
そして気がつくと現実へ戻ってきておりなぜかATフィールドの発生の仕方やいろいろなことがわかっていたのだ
同時に初号機の意志に気がついた
そうして未知の力を手にしたシンジは使徒をたやすく殲滅した
ついでに使徒のS2機関も初号機に取り込んだのである
病室にはリツコが居てまた質問攻めが始まった
質問はなぜS2機関が初号機にあるのか?である
シンジは初号機が勝手にやったことでは?と言った。じぶんは覚えてないと。
リツコもあきらめたらしく病室を出て行った
シンジが真実を教えなかったのは理由がある
ひとつは言ってもたぶん信じないだろうこと
もうひとつは言ったらシンジの力について徹底的に調べられること
シンジは力は自分だけの秘密にしたかった シンジが退院するとミサトとユイがやってきていた。
いまさらだが、この二人仲がいいらしい。
彼女たちはシンジにNERVの設備やスタッフの紹介、施設の案内をするため来たらしい。
彼女たちに連れられてエヴァのケージへの通路やその他施設を見学したあとシンジは発令所に来ていた。
発令所ではオペレーター三人組と挨拶した。
シンジ「はじめまして、碇シンジです。これからよろしくお願いします。」
と、シンジが緊張気味の挨拶をすると、眼鏡の髪をオールバックにした青年が声をかけてきた
マコト「僕は日向マコト。作戦部所属で主にレーダーなどの担当だよ。よろしく。」
つづいてロン毛の青年が
シゲル「俺は青葉シゲル。副指令直属でまあ情報収集とかやってるよ。よろしくな」
最後に童顔な短髪の女性が
マヤ「私は伊吹マヤです。技術部所属でエヴァのシステムチェックなどをやってます。よろしくね。」
と三者三様の挨拶をしてオペレーターズとの挨拶を終えた。
その後もこんな風に挨拶をしてしばらく談笑した。
しかし突然ユイが何かを思い出してシンジをつれて走り出した。 着いたのは司令室だった。重厚なドアが威圧感を出していて常人ならドアの前でぶっ倒れてもおかしくないほどだ。
しかし、ユイはそんな威圧感など気にせずにドアをカードキーで開けた。
中には将棋をする父と副司令がいた。ちょうど副司令が詰んだところだったらしく父は顔いっぱいに悔しさを浮かべていた。
しかしそんな父と対象的に副司令は「これで172勝0敗だな」とか言って優越感に浸っていた。
・・・父さん負けすぎだろ
僕たちが入ってきたことにきづいた彼らはこちらを見て立ち上がり話を始めた。
ゲンドウ「シンジ、最初にあやまらせてくれ。本当にすまない。私はできるだけお前を巻き込みたくなかった。」
父が珍しくあやまってきたことにシンジは驚いたが同時に愛されていたことも気づいて泣きそうになった。
シンジ「いいんだよ。ぼくも父さんの役に立てるんだから。」
冬月「碇、いい息子をもったな。」
どうやら副司令は感動しているらしい。ユイにいたっては後ろで涙を流してるし父さんはグラサンの下の目が真っ赤だ。
ゲンドウ「それでは、まず家の話だが私たちとの同居でいいか?あまりユイと私は帰れないが・・・」
シンジ「うん、ぜんぜんOKだよ。」
冬月「それじゃあ契約の話に移ろう。きみにはこれだけの金がれる。税金も免除になる。」
シンジは紙に書かれた0の多さに腰を抜かしそうになった。
シンジ「いいんですか?こんなに貰っても…」
冬月「世界の命運というのを背負わせているのに少ないというのは我々にはできない。
もちろん未成年のときは使用制限があるがな。契約成立ということでいいかな?」
シンジ「はい。」
冬月「では現時点をもって君はNERV所属のエヴァンゲリオン初号機専属パイロットとなる。
サードチルドレンと呼ばれることとなって階級は特務三尉だ。よろしくなシンジ君。」 司令室からの帰り道、シンジはユイに尋ねた。
シンジ「母さん。僕はサードって言われたけどファーストとセカンドって誰?」
ユイ「ん?ファーストは綾波レイ、セカンドは惣流アスカラングレーって言う女の子よ
二人ともかなりの美少女よ〜。アスカちゃんはいまドイツで、レイはいま入院中よ。」
シンジ「なんで入院してんの?」
ユイ「それが、エヴァが起動実験で暴走しちゃって・・・いまからお見舞いに行くところよ。」
しばらく歩くと302と書かれたドアの前に着いた。
ユイ「レイちゃ〜ん。入るわよ。」
ユイがノックしながら問いかけると、中から
「どうぞ。」
と小さな声が聞こえてきた 部屋に入るとベッドに包帯をまいた女の子が寝ていた。
シンジはしばらくその女の子の異様な容姿に目を惹かれていた。
彼女の目は血のような赤で髪は目と対照的に青い。
包帯を巻いている姿はいたいたしいが、逆に守ってあげたいとも思える。
彼女の姿はただただ美しかった。
ユイはレイにシンジを紹介した。
ユイ「レイ、紹介するわ。初号機専属パイロット、サードチルドレンの・・・」
シンジ「碇シンジです。よろしく。」
するとレイも反応した。
レイ「碇・・・」
ユイ「そう、私と司令の一人息子よ。…シンジ、レイはちょっと世間知らずだからいろいろよろしく。ちょっと用事あるからいって来るね。」
シンジ「えっ・・・母さん、ちょっと!」
シンジを無視してユイはどこかへ行ってしまった。
レイとシンジ、二人残された部屋はやけに静かになった。 レイが眠っていると急に病室のドアをたたくおとが聞こえた。
そして聞きなれた女性の声が聞こえてきた。入っても良いか尋ねてるらしい。
寝起きでよく聞き取れなかったレイは適当に「はい。」と言っておいた。
するとユイが入ってきた。そしてもう一人見知らぬ少年がユイについて入ってきた。
レイにとって興味は無かったためレイは無視していたが少年が「碇シンジ」と言ったため顔をあげた。
レイにとっての他人とのつながりは碇ゲンドウと碇ユイの二人しかなかった。
ほかにもミサトやマヤといった話しかけてくる人たちはいたが、二人以外の人間に興味は持て無かった。
二人はまるで親のように接してくれていた。
その碇という苗字をきいてレイは思う。自分より碇夫妻に近い少年。
この少年がきたということは自分はもう捨てられるのではないかと。
そしてユイが出て行ったときにレイはショック(勝手なレイの思い込みだが)で黙り込んでしまった。 自分の唯一の人との絆をなくしたと思い込んでいたレイは絆をなくす恐怖から泣き出してしまった。
シンジはなんとかこの沈黙から脱出しようと頭をフル回転させていたのだが、何の前触れも無しに急に泣き出したレイに混乱した。
シンジは今度はこの少女を泣き止ませる方法を考えるのに頭をフル稼働させた。
しかし、何もわからない・・・おそらく怪我のせいだと思ってシンジはレイに話しかけた。
シンジ「綾波、どこか痛むの」
レイ「なんでそんなこと聞くの?」
予想してなかった答えにシンジは「えっ???」と思わず言ってしまう。
しかしレイは純粋な疑問から言ったようだし母も「世間知らず」とか言っていたから答えることにした。
シンジ「何でって綾波泣いてるじゃないか」
レイ「そう、私泣いてたの。なんでないたの?」
またもや予想できない答えだった。しかしシンジはちゃんとまじめに答える。
シンジ「えーと。綾波は泣くときなにを考えてたの?」
レイ「碇君に絆を取られること」
シンジはこんな答えも慣れてしまった。
シンジ「ぼくは綾波の絆なんて奪えないよ。僕には盗れない。
だって綾波の絆は綾波のものじゃないか!だから心配しなくてもいいよ。
綾波の絆は僕が守るから。(ニコッ」
言っていることは無茶苦茶だがレイはシンジの言ったことを理解したようだった。
しかし、シンジのあまりにもきれいな笑顔をみてレイは赤い顔でうつむいてしまった。 二人がなんかいい感じになっているところへユイが戻ってきた。
なぜか神妙な顔をしているユイは、レイの前に来るとこう告げた。
ユイ「レイ。残念なお知らせがあるの。」
レイ「はい。」
この瞬間レイは察した。自分は用済みなのだと。
エヴァもろくに起動できない自分の代わりに初戦から使徒を倒せるシンジが居るのだから。
レイは覚悟して次の言葉を待ったが、ユイの言葉は予想を裏切ったものだった。
ユイ「あなたのお家が使徒に踏み潰されてしまったの。」
レイ「えっ・・・」
ユイ「それでね、私たちの家で住まない?」
レイ「はっ?」
それはかなり予想を裏切っていた。捨てられるとばかり思っていたがあろうことか同居するか聞かれたのだ。
そのときレイはそれ以上に問題があった。
シンジのことだ。レイは自分の感情が理解できなかった。
先ほどシンジから笑顔を向けられた時に感じた感情はゲンドウやユイにやさしくされたときにも感じたことの無い不思議な感情だった。
無論レイはそれが恋ということには気づいていない。
その気になるシンジとの同居・・・レイは落ち着いてられるわけが無かったのだ。
顔を俯けてしまったレイをみてユイは嫌だったのかと後悔し始めていた。
しかしレイの顔をのぞくとなんだか焦点のあわない目をしていたのを見てこれが乙女特有の妄想状態へ突入しちゃってると解釈した。
しばらくすると現実に戻ってきたレイがこう答えた。
レイ「はい。よろしくお願いします。」
こうしてレイと碇家(基本シンジ)の同居生活が決定した。 ―太平洋ハワイ真珠湾―
かつてアメリカ海軍第七艦隊の本拠地であったこの場所は現在はUN太平洋第二艦隊の本拠地である。
主力の第一艦隊は現在インド洋でドイツへ向かっている。
その湾の沖はイージス艦が定期的に巡回しており敵勢勢力の潜水艦などは容易に近づくことのできない安全地帯だった。
自衛隊からUN艦隊に参加しているイージス艦「はるゆき」はソナーに突如、100メートルほどの巨大な物体が浮上してくるのを確認した。
船や潜水艦ではないことを確認し、旗艦に設置されたAI「MINI MAGI」も「使徒の可能性有」の判断だったため攻撃を開始した。
突如として起こった非常事態に太平洋艦隊第二艦隊は大騒ぎだった。
目標に魚雷は当たっているのにまったく効果が確認できない。
おまけに当初は使徒だと考えられた敵生体もパターン青は検出できずに「MINI MAGI」も「正体不明」の判断。
手のうちようが無かった。
こうして謎の敵生体からの攻撃をうけたUN太平洋艦隊第二艦隊は一晩で壊滅した。
主力の第一艦隊が居なかったことが不幸中の幸いだろうか・・・ 碇夫妻の住むマンションはコンフォート17という郊外のほうに建てられた所だった。
ちなみにレイも怪我が治りかかっていて自宅療養にするということで一緒にいた。
中は部屋が5つもあって一番広い部屋をゲンドウ、2番目におおきな部屋をユイが使っていた。
シンジは3番目に大きい部屋をレイに譲って一番小さい部屋を使うことにした。
シンジは昔から狭いところが好きだった。
夕飯はシンジが作ったハンバーグだった。ゲンドウは使徒戦の後、忙しく帰ってこれない。
みんなが夕飯を食べ終わった後食後のお茶の時間にユイが学校のことについて言い始めた。
ユイ「そうそう、シンジ。明日から学校よ。」
シンジ「えっ、学校!?」
シンジは学校のことをすっかり失念していた。
ユイ「大丈夫よ。レイと同じクラスになってるから。」
シンジ「えっなんで?」
ユイ「それは保安上の理由からよ。あとエヴァのパイロットって言うことはたぶんバレルから
秘密になんてしなくていいわ。」
そのときユイの携帯にメールが入った。
ユイ「なんですって!?あぁシンジ、ちょっとNERVに戻らなきゃいけないから。たぶん今日は戻れないから
わたしがいないからってレイに夜這いとかしちゃだめよ!じゃあね!」
ころころと声の調子を変えながらゆいは真っ赤な顔で「やらないよ!」と叫ぶシンジを尻目にNERVへ戻っていった。 最近創作意欲が低下しています・・・
誰か感想とか書いてくれ〜!!!!!! たかだか30スレそこそこで減退する創作意欲なら、最初から書くな!……というのは辛口すぎるか。
でも長いのを書くなら、孤独な一人旅の覚悟がいる。
具体的な手法のアドバイスをさせてもらうと…。
物語のはじめは、お笑いでいうところの「つかみ」の部分だからもっと大事に。
例えば、エヴァとゴジラを対決させるなら、その対決シーンから書き始める。
……それから物語のはじめに戻って書き続けるとか。
それから、なんレスかまとめて投下するとき、最後のレスでは読み手の興味を後に引っ張るような終り方をしたほうがいい。
その点、月刊誌の連載小説なんかが参考になる。
例えば「××は顔が無くなっていた!」とか「漆黒の闇の底から光る双眸が睨んでいた」なんて終り方だよ。
最後に、このネタだと書き込み情報の加減がむずかしいと思う。
ゴジラは誰でも知ってるキャラだけど、それでも総ての情報を万人が知ってるわけじゃない。
エヴァにいたっては、知らない人は知らないよ。
だから知ってる人には「判りきったことをくだくだと…」となったり、逆に知らない人が置いてけ堀くったり……。
知って人にはくどくなく、知らない人には充分な情報を提供しなきゃならないから、匙加減が難しいね。
まあ、私よりは若いんだろうから、早々と意欲減退しないでがんばれ。
更年期にゃまだ早いんだろ?
主人公が最強というレスを見て、少し萎えてしまった
主が書きたいのは、そんな所じゃないと思うけどね >>35
アドバイスが具体的に書かれていて参考になりました
あきらめずにがんばっていこうと思います!
本当にありがとうございます
ユイに届いたメールには
「未確認生物の存在をハワイで確認、至急本部へ」
と書かれていた。
未確認生物、いわゆる怪獣はセカンドインパクト以後確認されていない。
現在のNERVは元々は特殊生物と戦うために作られた国際組織「G対策センター」だった。
G対策センターはゴジラ消滅後、特殊生物対策機関「ゲヒルン」に移行した。
そしてセカンドインパクト後の2004年、裏死海文書と呼ばれる預言書の解読から2015年以降に
襲来が予想される使徒に対抗するため対使徒特務機関「NERV」になったのだ。
ユイが発令所に入ると夜9時をまわったというのに中は騒然としていた。
ユイ「現状を報告して。」
ミサト「はい。UN(国連軍)太平洋第二艦隊が真珠湾内にて現在未確認生物と交戦。
現在太平洋第二艦隊と通信不能です。」
ミサトが言い終わるとマコトが続ける。
マコト「現在までに入っている情報は目標は体長100メートルということだけです。
まもなく衛星からの映像が届くはずです。」
その瞬間、発令所のメインスクリーンに衛星からの画像が映った。
すると発令所がいっせいに静まる。
スクリーンに映っていたのは煙に包まれながら天に向かって咆哮をあげる黒い怪獣の姿だった。 オペレーターの一人が声をあげた。
「目標をゴジラと確認!」
その瞬間、次々と周りが元に戻っていく。
ユイはふとこう呟いた。
「最悪のタイミングね・・・」
翌朝、シンジは老教師に呼ばれて転校先の学校の教室に入った。
教室内で「え〜!?」とか「ウソ〜!?」といった声がしている。
どうやらみんなシンジがエヴァのパイロットという話を噂程度だが知っているようだ。
シンジはごく普通な挨拶をすると席に座った。
授業のために、学校から支給された端末を開くと一通のメールが届いていた。
「あの、聞きたいことがあるんでチャットにきてください」
と書かれていてシンジはチャットに移動する。
「碇君があのロボットのパイロットって本当?」
入ると同時に質問される。別に隠さなくてもいいと言われてたのだがシンジはこう返した。
「ごめん、守秘義務なんだ。答えられない。」
数秒後、クラス中の人間が一斉にリアクションをとる。
「「「「「「「「「「えぇ〜〜〜〜〜〜〜!!?」」」」」」」」」」
そしてかこまれる。学級委員の洞木ヒカリが止めるが誰も聞く耳を持たない。
シンジとクラスメートの問答の様子を紹介しよう。 「ねえねえ碇君、あのロボットなんて言うの?」
「人型汎用決戦兵器エヴァンゲリオン。僕が乗ったのは初号機。」
「どうやって選ばれたんだ?」
「適性が無いと乗れなくて僕に適性があることがつい最近分かったらしいんだ。
そして急に呼び出されたんだ。それでぶっつけ本番。」
「俺も選ばれる?」
「世界でも僕を含めてまだ三人しかいないらしいよ。」
「どうやって操縦するの?」
「ごめん守秘義務なんだ。」
「あのエヴァンなんとかってのいくつあんの?」
「ごめん知らないんだ」
などなど。それが一時間目の終わりまで50分間続いたが老教師は気づかずに授業を進めていた。
休み時間になりようやく開放されたシンジはジャージの少年とさっき「パイロットになれる?」的なことを聞いてきたメガネに呼び出された。
屋上でしばらく対峙していたが、シンジが何か言おうとしたその時にジャージ男が不意に話しかけてきた。
ジャージ「ありがとな!!転校生!!」
シンジ「は?」
シンジは屋上に呼び出されたことから何かからまれたりするのだと思っていたが急に感謝されて戸惑った。
するとメガネが説明してくれた。
「こいつの妹が危うく化けもんに殺されかけたところをお前が守ってくれたんだ」
ジャージ「ワイ、ホンマにどうやって恩を返せばいいんか分からんのや。だから転校生、なんかしてほしいこと言ってくれ。」
つくづく暑苦しいやつだがいいやつっぽい。
シンジ「分かったから僕と友達になってよ。」
ジャージ「ああ!もちろんや!」
こうしてシンジに転校してからはじめて友達ができた。 ジャージ「ところで転校生!わしのことはトウジって呼んでくれ!!」
シンジ「じゃあ僕のことはシンジでいいよ。」
その時、忘れられていたメガネがでてきた。
メガネ「俺のことはケンスケって呼んでくれ!よろしく、シンジ。」
シンジ「ああ、よろしく!」
トウジ「ところでもうそろそろ戻らんと授業遅れてしまうがな。」
ケンスケ「あっ!ヤベッ!走るぞシンジ!!」
こうしてシンジたちは慌てて教室に戻って行った。
昼休み、偶然隣の席になった綾波にシンジは弁当を渡した。
シンジ「弁当だよ綾波。(ニコッ」
レイ「ありがとう。(ポッ」
その瞬間教室が一瞬にして静まり返る。
シンジ「あれ、どうしたの?みんな・・・」
そしてまたクラス中に取り囲まれるシンジ
「碇!おまえいつ綾波さんに弁当をつくる関係になったんだ!!?」
誰かが叫んだ。
シンジ「えっ、別に一緒に住んでるから・・・あっ、ヤバ!!」
シンジが自らの失言に気づいた瞬間にはもう遅く、転校初日から
「碇は綾波と同棲している」という噂とともに全校に名前を知られることになった。 NERV本部内会議室・・・
ここに碇ゲンドウをはじめとするNERVのトップたちが集まっていた。
ゴジラへの対応を協議するためだ。
まずはじめに日向マコトから説明がおこなわれた。
マコト「現在ゴジラは太平洋を19ノットの速度で日本に接近しています。ゴジラは昨夜ハワイ真珠湾を襲撃しUN太平洋第二艦隊を壊滅させました。
原子力空母から放射性物質を吸収するのが狙いだったようです。またこの個体は1993年に誕生したゴジラと同一個体です。
ゴジラ以外にも世界各地で未確認生物の目撃情報が相次いでおり現在警戒レベルを3にひきあげています。」
するとユイが手をあげた
ユイ「作戦部からM計画の凍結解除とスーパーX4の開発を進言します。」
すると会議室がざわついた。
ゲンドウがユイに問いかけた。
ゲンドウ「根拠は?」
ユイ「ゴジラは使徒より強くパイロットにフィードバックのかかるエヴァは不利です」
そこにリツコが尋ねる。
リツコ「でもエヴァだけで十分なのでは?」
ユイ「確かにエヴァの機動性は十分ですが兵装が不足しています。それにゴジラはATフィールドを展開できないので
エヴァでなければいけないわけでもありません。ここは対G専用の兵器を開発して備えるべきです。」
そこでゲンドウが結論を下した。
ゲンドウ「M計画とスーパーX4の開発計画、両計画の凍結を現時点を持って解除する!!」 今日はここまでにしときます。
なお、この話でNERVと加持は人類補完計画にはかかわりが無いことになっています。
あとシンジの性格も原作と若干違います。
エースコンバットともクロスオーバーさせるつもりです。
アドバイスなどありがとうございました。 ん〜、話は面白いんだけど、なんていうのかな、芝居の脚本を読んでるような気分になるんだよね。
各々の台詞の前にキャラクター名を入れる必要はないと思うんです。
>>44
>>各々の台詞の前にキャラクター名を入れる必要はないと思うんです。
それは私も感じるんだけど、多分名前入れないと誰が何喋ってんだか判んなくなると思うよ。
アニメとか特撮みたいな映像から文章の世界に入った人に共通する弱点なんだけど、話し言葉の中でキャラの書き分けができないんだ。
絵が無いんだから、絵の分まで文章を働からなきゃならないんだけどねぇ。
私なんかエヴァンゲリオンは見たことないから、名前外されたら、その場で喋っている人数すら把握できなくなるね(笑)。
ただ…ここは「創作発表」板なんだから、44氏の書き込みが本当なんだ。
アニメの台詞と小説の台詞は違う。
映像抜きでキャラを語らせる台詞を吐かせなきゃいけないんだよ。
ご指摘ありがとうございます
セリフについては自分でも気になっておりましたので
今後から「」の前の名前なしでもキャラを表現できるよう努力していきます。 ミサトはとある資料を読んでいた。
先ほどユイが会議で述べた『M計画』と『スーパーX4』についての資料だ。
『M計画概要(極秘)』
M計画とは1993年に当時のGフォースで建造された「メカゴジラ」の後継機計画のひとつである。
当計画は「メカゴジラ2」建造を計画するが、技術力・予算面の都合上計画は中止。2002年に対使
徒戦用兵器として開発は再開するも、より有力な「E計画」(エヴァンゲリオン配備計画)が承認され
たため再凍結となった。
なお2003年に建造途中であった試作機は現在第1ゲージに保管されている。
続いて『スーパーX4』の資料を読む
『スーパー]4』
陸上自衛隊の開発していた「スーパー]」を改良する計画。当計画は機動性に劣るスーパー]を小
型化、複数機での運用を目指す。Gフォースの解散と共に計画中止。
「これだけ分かれば十分ね・・・」
ミサトは閲覧室を去っていった。 ミサトが閲覧室を出るとユイが待っていた。
「ミーちゃん、ちょっと聞いてほしいんだけど」
突然の話にびっくりした。
ミサトはこの上司に突然話しかけられたときいい思いではあまり無い。
「なんでしょうか?」
ミサトは聞きたくないと願う気持ちを抑え、恐る恐る話しかけた。
「実はねぇ、わたしがM計画責任者になっちゃったの。」
「へっ?それだけですか?」
内心悪いニュースと思っていたミサトはついおどろいた。
しかし驚くミサトを無視してユイは話をすすめる。
「それでね、わたしが参謀に昇格になっちゃって・・・あなたは作戦部長に昇格よ!!やったね!!」
「へっ?・・・・え〜〜〜〜〜〜〜!?」
ミサトの絶叫が廊下に響き渡った。
すいません・・・
わたし今日忙しくて・・・ねむくて今日はもうかけません
本当にすいません
感想・アドバイスなどありがとうございます。
こんな作品でも読んでくださる方々がいるということが本当に支えになります
私のはじめての作品ということで未熟な点も多いのですがやるからにはやりきってしまおうとおもいます
応援よろしくおねがいします。 シンジが学校から帰ろうと準備をしていると携帯にミサトからメールが届いた。
訓練があるのでNERVに来い…ということらしい。
レイもNERVに訓練に行くらしかったので一緒に行くことにした。
学校から3分ほど歩いた場所にバス停がある。
その3分間シンジとレイはずっと白い目線にさらされつづけた。
シンジは男子生徒に、レイは女子生徒に殺意をも感じさせる眼光を浴びせられていた。
どうやらこの世界にもアヤナミストなるものは存在するらしい。
シンジもまた幸運にも顔は母親から受け継ぎ整った中性的な顔立ちだったので女子生徒の中に密かに狙う者も多かったようだ。
人の噂というものは怖くさまざまな尾ひれをつけて広まるものらしい。
「同棲だって」が「もうそういう関係らしい」となり「家の中じゃ・・・」となる。
レイは元々の寡黙なイメージで男子から密かな人気を寄せていた。
たまに勇気を出してアタックする勇者はいたがレイの無言の圧力(?)によりあえなく玉砕するのが常だった。
それを転校初日から弁当をわたす関係になり、同居という快挙まで達成しているシンジは少年達から尊敬の対象、同時に憎悪の対象ともなったのだ。
ちなみにシンジのファンクラブも女子生徒の中で結成されてるらしい。
転校初日だというのに・・・ うらやましいぞ、シンジ(by筆者 NERVにつくとリツコとユイとミサトの三人が待っていた。
ユイはほかの三人と一緒に居ても、顔が若作りなせいかあまり年の差を感じさせない。
シンジに「よく今でもナンパされるのよ」と自慢するが、なぜこんな美人と父が結婚できたのかはシンジにとって今世紀最大の謎である。
どこからどうみても美女と野獣だ。
シンジがそんなことを考えていると作戦室についていた。目の前におおきなスクリーンが設置されている。
「これから何するんですか?」
シンジの問いにミサトが答える。
「じつは重大な事態が起こったの。それを今から説明するわ。」
するとスクリーンに戦艦のような船を破壊する黒い怪獣の姿が映し出される。
「これは・・・使徒?」
「いいえ、これは使徒とは違う。もっと強大な力を持つ生物よ。」
「それじゃあ一体何なんですか?」
一瞬の間を置いてミサトが答える。
「前世紀、何度も世界を滅亡の危機に陥れた大怪獣・・・ゴジラよ。」 「ミサトさん、どうしてゴジラが居るんですか?」
シンジは当然の質問をした。世間的には1995年の東京での戦いでゴジラは溶けて死んだはずだった。
シンジの質問にユイが答えた。
「当時ゴジラは2体いたの。そのうち一匹はまだ子供で人間に育てられた経験から人間を襲うことも無かった。ジュニアと呼ばれていたわ。
彼らは南太平洋のバース島という島に住んでいたんだけど島の地下にあった天然ウラン爆発により島は消滅。親のほうはこのときにウランを
過剰摂取して体内の核バランスが崩れてしまったわ。東京でジュニアはデストロイヤーという怪獣と戦って死亡。だけど親の撒き散らした
放射能を吸収して復活。それがいま目を覚まして日本に近づいているのよ。」
しばらくしてシンジが尋ねた。
「どうして僕と綾波にそれを伝えようと・・・」
ユイが答える。
「いま対G超兵器、三式メカゴジラ…もちろん仮称よ。あとでちゃんと名前付けるから!…に乗ってほしいのよ。」
「えっエヴァでも戦えるんじゃ・・・」
その質問にはリツコが答える。
「エヴァではゴジラに対して不利なのよ。だからシンジ君にメカゴジラとシンクロしてほしいのよ。
理論上はシンクロできる可能性は少ないんだけど…コンピューター制御は反応速度が遅くなっちゃうし・・・」
美女三人(一人は母親)の願いを断れなかったシンジはメカゴジラでのシンクロテストを了承した。
隣にいるレイはそんな鼻の下を伸ばしたシンジを思いっきり睨みつけていた。 シンジとレイは第一ゲージにつれてこられた。そこには巨大な銀色のロボットがあった。
「これが三式メカゴジラ。骨格に初代ゴジラの骨を利用した生体ロボットよ。」
ユイが説明する。
「あと言い忘れていたけれどこのM計画責任者に私がなることになったわ。三佐から二佐に特進で参謀になったわ。
まあ私も元は科学者だしね。作戦部長はミーちゃんが引き継いでくれるわ。」
「よろしくね!」
ナオコがケージへ降りてきた。
「早速だけどシンジ君、メカゴジラに乗ってもらうわ。こっちへ来て頂戴。」
シンジが連れて行かれたのはケージを見下ろす位置にあるコントロールルームだった。
「ではこのエントリープラグに乗って。」
エントリープラグはこの前乗ったエヴァのものと少し違う。モニターやスイッチ類が多い。
「エヴァのエントリープラグと若干違いますね。」
「メカゴジラはエヴァと装備とかいろいろ違うからね・・・あとで説明するわ。」
しばらくすると通信から準備が整ったと言われた
『メカゴジラ、起動まで3,2,1,起動!!』
しかし何も起こらない・・・
『メカゴジラ起動失敗・・・』
オペレーターの声が第一ゲージに木霊した シンジはその後エヴァのシンクロテスト、その他格闘訓練などを受けて帰った。
レイで実験も起動せずユイはほかのパイロットを探さねばならなくなった。
ユイが執務室で候補者リスト(極秘)を見ていると先輩でもあり親友であり恋敵でもあった赤城ナオコが入ってきた。
「どう?パイロット候補は見つかった?」
「それがぜんぜんなのよ・・・なんか提案とかないの?」
「そうね・・・もしかしたらエヴァとシンクロできる人間とメカゴジラとシンクロできる人間は違うのかもね。」
その言葉であることに気づいたユイは執務室を勢いよく飛び出していった。
執務室に残されたナオコは呟いた。
「元気のいい人ね・・・だから私も負けたのね。」 ユイは昼間にミサトがM計画について調べていた資料室に向かった。
しばらく何かを探していたようだがふと動きが止まった。どうやら目的の資料を見つけたようだ。
手に取った資料はこう書いてあった。
『三枝ミキの能力によるGクラッシャー作戦概要』
この資料は1993年に作成された計画書で、三枝ミキの能力についての報告と考察が書いてあった。
さらに三枝ミキを調べるとどうやら現在はNERVの特殊能力開発部という閑職に就いていると判明した。
ユイは彼女に会うことにした。 ユイが執務室でナオコと話していたころ、ミサトはスーパー]4のパイロット選びに苦戦していた。
結局決まらないので適当に軍事会社を探すことになり、候補を物色していた。(そんなことでいいのかよ・・・)
なかでもひときわミサトの目を引いたのは「マーティネズ・セキュリティー社」のM42飛行中隊だった。
M42飛行中隊は2009年にセカンドインパクト後の不況にあえぐ世界を征服しようとした武装組織ヴァラヒアと
その黒幕、ゴールデンアクス計画をつぶしたことで有名になった隊である。
コードネーム「アンタレス」を中心としたアンタレス隊が所属しているが、
ゴールデンアクス計画後、アンタレスは依願退職して現在の新生アンタレス隊は
フレデリック・バーフォード指揮官のもとで各地の戦場で非常に優秀な成績を出していた。 3機編成のアンタレス隊はアフリカの治安維持部隊の一員として活動していた。
アフリカはセカンドインパクト後各地で内戦や紛争が相次いだ。
彼らは今エジプトの過激派武装組織の掃討作戦に参加していた。
既に作戦は終了しており、現在基地への帰還中だった。
『アンタレス隊、今回の任務はご苦労だった。』
『ヘン、こんな任務ちょろいもんだぜ!』
お調子者のジョニー・オーウェン大尉、コードネーム・グリフォンが言う。
『グリフォン、調子に乗るんじゃない!』
隊内で唯一女性であるケイ・ナガセ大尉、エッジがたしなめる。
「二人とも、落ち着け、今は任務中だ。」
そういうのは岩本サトル、二代目アンタレスとしてアンタレス隊を引っ張るエースパイロットだ。
『ところでアンタレス隊、特務機関NERVより君たちの操縦技術の高さを認められて誘いが来ている』
『ヘン、おもしれー!ばけもんと戦ってるっていうところだろ。』
『たしかに面白そうね。わたしは隊長の意志に従います。』
『俺もだぜ、隊長。』
『アンタレス、どうする?』
「前から興味はあったからな…お前たちそれでいいか?」
『ああ、面白いことになってきた!』
こうしてマーティネズ・セキュリティー社からNERVへのアンタレス隊の移籍が決まった。
あの、前にシンジは最強設定とか書いてましたがその設定やっぱ無しで・・・
ATフィールドを生身で発生できるくらい・・・ということにします なるほど。
ゴジラは機龍シリーズ+三枝未希シリーズにするわけか。
もともと機龍はエヴァンゲリオンとガンダムの影響が強いからね。
未希を使うんなら、サイコミュまがいの機能も搭載するのかな? 三式機龍はレールガンやミサイル、ロケット弾さらに機体のブースターそしてアブソリュート・ゼロなど装備が多いので
そのようなシステムにしたいのですが名前をなかなか思いつきません・・・
っていうかゴジラ×エヴァからだいぶ遠ざかっている気もしますが最終的には戦わせます
そこらへんが気になっている方々、ご安心ください 一週間後…第三新東京市郊外、NERV専用滑走路
NERV本部と直通で結ばれるこの施設には司令専用機やその他NERV所属戦闘機部隊などが配備されている。
そこにアフリカから世界最強とも呼ばれる遊撃隊、アンタレス隊と空中管制機「サンダーヘッド」が降り立った。
彼らはNERV本部直通の列車に乗ると話を始める。
「なぁ、いったいNERVってなんなんだ?」
突然ジョニーが聞いた。
「さあ私も詳しいことは聞いていない。何でも極秘事項が多いらしい。」
「ふーん。バーフォードさんにも詳しい話は無しか・・・」
ジョニーが悪態をつく。
「おいジョニー、これでも私は上官だぞ。」
「そうよ、もうちょっと口を慎みなさい。」
ナガセが注意。
「なんだ?おれが悪いみたいになってんじゃん。」
「そうだ、お前がわるい。」
リーダーのサトルが指摘する。
「まったくお前たちといると調子が狂う。」
バーフォードはため息をついた。
そんな四人を乗せた列車はジオフロントへ向かった。
四人がNERV本部へ降り立つと新作戦部長、葛城ミサトが出迎えに来ていた。
「長旅お疲れ様でした。私NERV作戦部長葛城ミサトと申します。」
「いえいえどうも。私ははマーティネズ・セキュリティー社M42飛行中隊指揮官のフレデリック・バーフォードです。」
ミサトとバーフォードが社会人の挨拶を終えると、彼らは第四ゲージに案内された。
そこには彼らがこれまで見たことのない戦闘機が置かれていた。
「おいおい、この戦闘機は一体・・・」
すると技術部部長赤木ナオコが出てくる。
「この戦闘機はしらさぎ、おそらく現時点で世界最高性能の戦闘機です。」
バーフォードが尋ねる
「失礼ですがあなたは?」
「申し遅れました。NERV技術部部長の赤城ナオコと申します。この戦闘機の開発責任者です。」
「では改めて赤木博士。なぜNERVはこのような戦闘機を開発したのですか?」
「説明しましょう。現在我々は使徒と呼ばれる敵生体の攻撃を受けています。使徒についてこれまでに分かったことは十七体存在するということだけです。そして我々NERVは決戦兵器エヴァンゲリオンを用いて使徒に対抗していますがエヴァンゲリオンには飛行能力が無く
対空戦闘の際に不利となります。それを解決するために今回この戦闘機を開発しました。」
しばらくしてナガセが尋ねた。
「なぜ私たちをパイロットに?」
「この戦闘機は非常に高性能であるため乗りこなすことのできる人間は非常に少ないのです。そこであなたたちに協力を要請したわけです。」
「ふーん、それでなんで4機あるんだ?」
ジョニーが質問した。確かにドッグ内には4機のしらさぎが置かれている。
「このなかの一機は攻撃型AI[NEMO]により操縦されます。」
「攻撃型AI!?」
「はい。人間だとどうしても動きに制限ができます。そこで人工知能を戦闘機に搭載することで高度なオペレーションを可能にするということです。」
「だが制御不能とかそういう事態は・・・」
「起きません!絶対に!!」
バーフォードが言うとナオコは強く否定した。よほど自信があるらしい。
しかしその後にナオコは誰にも聞こえない声の大きさで呟いた。
「多分・・・」(おいおい) その2時間後、彼らは早速第4使徒迎撃に向かっていた。
まだしらさぎは調整が完了していないので今回は
エッジ・・・F-18
グリフォン・・・F-35
アンタレス・・・F-22
での出撃だ。
『全く早速かよ。ほんと人使い荒いぜ。』
『文句を言うなグリフォン。今から任務を知らせる。』
『はいはい。やれやれだぜ。』
『今回の任務は敵の能力を調査することだ。』
『はっ?殲滅じゃないのか?』
『よく聞けアンタレス隊。NERVによる情報によれば使徒という敵生体はATフィールドというバリアーで攻撃を防ぐことができるらしい。
そのため通常兵器による攻撃は無効だ。そこで複数の方向からの同時攻撃を地上部隊と合同でおこなう。予測ではATフィールドは同時に
複数展開することはできないらしいからな。このときに使途が何らかのリアクションをおこなう。その攻撃方法を確認するんだ。』
「わかりました。」
サトルが言うとほかの二人も
「「イエッサー」」
と返した。
しばらくすると使徒の姿が見えてきた。
「アンタレス隊、任務を開始する!!」 ・・・ということで今日はここまでにしときます。
諸事情により。何日か投下できなくなるかもしれませんが途中で打ち切りとかは絶対嫌なんで
最後まで走り抜けたいと思います!! シンジは学校からNERVへ向かっていた。
学校の授業が終わり、きょうはNERVの訓練も無いのでトウジたちとゲーセンに行く約束をしていた。
すると突然、非常警報がなり始めてレイがやってきて現在連れて行かれている。
シンジは気づいていないがレイはドサクサにまぎれて手をつないでいる。
しかしレイは緊張しているので無意識にものすごい握力でシンジの手を握っていた。
「綾波〜手が痛いよ。」
シンジが情けない声を挙げる。
「だめ、手を離すと迷ってしまうわ。」
レイが反論する。
結局NERVに到着するまでずっとシンジは手を握られ続けた。
シンジが本部に着くと発令所はものすごい騒ぎだった。
「目標、映像で捕らえました。映像で出します。」
ロン毛オペレーター、シゲルが叫ぶと使徒の映像がモニターに出る。
「あれが今回の使徒・・・」
「あら、シンジ君。もうついたのね。それじゃ初号機で待機してて。」
モニターの中では使徒が海から現れそのまま飛行しながら戦車隊を飛び越えたところだった。 発令所にバーフォードから音声通信がはいる。
「こちら空中管制機サンダーヘッド。アンタレス隊各機とも目標を肉眼で確認。発令所の指示を。」
「了解。地上部隊との一斉攻撃を予定どうり一分後に開始します。各機攻撃態勢に!」
ミサトがこたえる。
「地上部隊展開終了。いつでもいけます!」
オールバックオペレーター、マコトから報告。
『こちらアンタレス隊いつでもいける。』
アンタレスから通信が入る。
「ではこれより使徒に対しての一斉攻撃を開始します!」
ミサトが宣言した。
『カウントダウン開始します。』
サトルは通信を聞いていた。
『10,9,8,7,6,5,4,3,2,1,,,発射!!』
その命令と同時にミサイルを一勢に各部隊が発射した。
その後爆発を避けるためアンタレス隊は離脱する。
3秒ほどしてすさまじい衝撃が機体を襲ってくる。
使徒は飛行をやめて立ち上がると後方からのミサイル攻撃をATフィールドで防ぎ、前方と横からのミサイルを鞭で叩き落した。
さらに追加で放たれた長距離ミサイルを迎撃しまた移動を開始した。
結局ミサイルは当たっていない。
『アンタレス隊、使徒は第三新東京市に向かう。その後を追尾しながら威嚇攻撃を加え時間稼ぎだ。』
アンタレス隊に追加任務が下った。 シンジは初号機のモニターから総攻撃の様子を見ていた。
総攻撃が終わるとミサトから通信がはいった。
『今回の使徒は今見たように鞭を使った攻撃をするわ。中距離攻撃を得意とするタイプよ。
主にパレットガンを使った遠距離攻撃中心でいくわ。』
「わかりました。」
『使徒の予想到達時刻はあと30分よ。それまで待機しといてね。』
アンタレス隊は使途への攻撃を続けていた。
先ほどのように各機分散してからの一斉攻撃をしかけるが体に当たってもダメージを与えられない。
「エッジ、フォックス2…まるで効いていない。」
「こいつ予想以上の堅さだぜ、どうする?」
「こんなんじゃ足止めにもなりやしない。クソ!!」
サトルがぼやいた。
『冷静になれ、アンタレス。アンタレス隊各機、攻撃中止だ。まもなくNERVの決戦兵器のエヴァンゲリオンが登場する。
その援護にまわれ。』
「アンタレス了解!」
「はぁ結局何もできなかったな・・・」
ジョニーがぼやいた。
アンタレス隊のグリフォン、ジョニー・オーウェンは93年のメカゴジラで恐竜のぼうやの代わりにメカゴジラに乗った
補欠の人です。たんなる脇役ですがこの人の名前が好きだったので登場させました。
(セリフの中に「司令室、補助要員のジョニー・オーウェンを!」って出てきます) 『現在、関東・中部地方全域に特別非常事態宣言が・・・』
ケンスケの携帯の画面の中のアナウンサーはずっと同じ内容を繰り返していた。
「チッ、またかよ!」
「なんや?どうしたんかケンスケ。」
トウジがケンスケに話しかける。
「また報道管制だよ。くっそー俺たちだって上で何が起きてるか知る権利があんのに!」
なにやらケンスケは憤慨している。
「なんや?そんなことか・・・まったくお前もようあきんな〜」
「なあこっそり抜け出そうぜ!」
ケンスケが提案してきた。
「は?何を言い出すんやお前は?」
「だってトウジはこのまえ碇に妹助けられただろ。その妹を助けてくれたシンジが命がけで戦うところを見届ける義務があるんじゃないか?」
「まあ確かにそうやな・・・」
「いいんちょ、ちょいトイレいってくるわ。」
トウジは学級委員長の洞木ヒカリに声をかけた。
「はいはい、すぐに戻ってくんのよ!」
「わかっとるがな。いつもやかましいねんいいんちょは!」
「ちょっとやかましいってどういうこと?」
「こういうところや!」
「なんですって〜!」
夫婦のように息のあった会話をする二人を見てケンスケは「なんでこの二人もうちょっと仲良くなれないのかな?」とか思っていたりした。 二人が委員長を切り抜けて出てきた時にはすでにエヴァと使徒の戦いが始まっていた。
エヴァはパレットガンを撃つがATフィールドに阻まれて逆に煙で使徒の姿が隠れた。
『やはりATフィールドね・・・』
シンジのもとにミサトのつぶやきが聞こえてきた。
「ミサトさん、どうすれば?」
『そうね、プログナイフを装備して!近接戦闘よ!」
「おいケンスケ!銃みたいなの捨てて肩から何か出しよった!」
しかし隣のケンスケは聞いておらず上空の戦闘機(アンタレス隊)を見ながら叫んでいる。
「あぁ、あれはF-22!!世界最高レベルの戦闘機を見ることができるなんて!!!感動だ!!!!!!!!」
・・・変体オーラ丸出しだ。
ふとトウジが叫んだ!
「おいケンスケ!エヴァがこっちに落ちてきたぞ!!」
ケンスケが目を上にやるとエヴァの巨大な機体がとんできていた。 初号機はシャムシエルのATフィールドを中和していた。
しかしシャムシエルはその隙をついて鞭で初号機の足をつかむとトウジたちのいる山に投げ飛ばしたのだ。
『シンジ君!大丈夫?』『シンジ!!無事?』
発令所からミサトとユイが呼びかけていた。その声でシンジは目を覚ました。
エヴァを起き上がらせようとすると初号機の指の間に見慣れた二人を見つけた。
「ミサトさん!友達が二人シェルターから出てきています。」
『何ですって!?二人は一体』
すると通信の向こうでマコトが報告しているのが聞こえた。
『シンジ君のクラスメートの鈴原トウジ、相田ケンスケです。』
『よし、シンジ!二人をすぐにエントリープラグに乗せて!』
ユイが指示を出した。
『碇二佐!そんなことをしたらシンクロ率が下がってしまいます!』
リツコが反論している。
『参謀の権限をつかって私が許可します!シンジ、急いで!』
言われるより早くシンジはエントリープラグをイジェクトしてスピーカーで二人に呼びかけた。
「トウジ!ケンスケ!今すぐこれに乗って!!早く!!!」
言われるままに二人はエントリープラグに乗り込んだ。
その瞬間激しい不快感がシンジを襲った。まるで何かが自分の中に入り込んでくるような・・・
そして迫ってくる使徒の姿を見たときにシンジの理性は吹き飛んだ。 「シンクロ率が20パーセントまで低下!!パイロットの精神汚染が始まっています!!」
マヤが叫んだ。
「どういうこと?」
「プラグ内部に異物が入り込みシンクロ率が低下しているの・・・」
ミサトの問いにリツコが答えた瞬間スピーカーからこの世のものとは思えない声が聞こえてきた。
『殺してやる・・・殺してやる・・殺してやる・殺してやる、殺してやる!!!!!!!』
プラグ内ではケンスケとトウジが震え上がっていた。
突然シンジが苦しみながら黙り込み近くまで行くと何かをつぶやきながらだんだん声が大きくなっていき
そしてシンジの眼が赤く輝いたからだ。
「殺してやる!!!!!!!!!!」
そう叫んだシンジは使徒に向かって走り出した。
再び発令所…
「パイロットからデストルドー反応確認!自我を失っています!」
初号機は使徒の鞭をジャンプでかわし、その後空中からかかと落としで使徒の動きを止めると
使徒を八つ裂きにし始めた。
発令所内ではマヤがお得意のゲーゲーをやる以外誰もしゃべらない。
そして初号機は使徒の体内からコアを取り出すと握りつぶして活動を停止した。
「初号機活動停止・・・作戦終了・・」
シゲルの声が発令所に響いた。 アンタレス隊は一連の騒動を空から見ていた。
無線から中学生の声がしていた。
「まさかとは思うがNERVの決戦兵器ってパイロットが子供なのか?」
グリフォンから通信がきた。
「やはりぜんぜん銃での攻撃は効いていないな・・・」
「あっ投げ飛ばされた。」
ナガセが言った
「だめジャン」
「よしアンタレス隊、支援するぞ。」
「やっと出番か・・・」
そういった矢先突然初号機が再起動した。
「巻き込まれるぞ!離脱しろ!」
離脱して旋回して戻ってきたときに見えたのは使徒をばらばらにして立っている初号機の姿だった。 ・・・というわけできょうはホントにおしまいにします
コメントとかよろしくお願いします
あとできれば59で言っていたサイコミュまがいの機龍操縦システムの名前、誰か考えてくれませんか? やっぱりどうしても投下したくなり、もう零号機起動実験まで進めちゃいます ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています