異世界設定つくらない?2
意見を出し合い世界設定を作るスレです
皆さんアイデアを気軽に出し合い新しい世界を作っていきましょう
前スレ
異世界設定つくらない?
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1289573404/
引継ぎ?
そうじゃないなら、前ファンタジーだったから
実際に起こりそうな世界設定作りてぇ のまえにエルムンドの方もテンプレ考えて立てないとだけど 俺は立てれないので誰か立てて
スレタイ:
【みんなで】オリジナル異世界・惑星エルムンド【共同設定】
本文:
ファンタジー世界【エルムンド】の設定を作るスレです
まとめwiki
ttp://www22.atwiki.jp/isekaisousaku/
関連スレ
異世界設定つくらない?
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1289573404/
異世界設定つくらない?2
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1294583646/ 容量オーバーだったのかw
>>1乙!
>>3
エルムンドは独立したからこっちはまたゼロからだな。
思いついたイメージだけでも構わん晒したまへ。
>>5
ではちょっと試してくるわ。 立った。
サブジェクトが長すぎますエラーが出たので「オリジナル」の文言だけ端折ったが。
【みんなで】異世界・惑星エルムンド【共同設定】
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1294590043/
ファンタジーやったし個人的にはメカメカしいのがいいかな
ロボとかじゃなくサイボーグとかアンドロイド系の >>8
いいね。オーソドックスなファンタジーと並んで好物だわw
俺は前スレでちょっと言ってたファンタジー対スチームパンクでも詰めようかな。
書き込んだ内容以上に相当膨らんでしまったが
エルムンドに組み込もうと思うと今イチ手間取りそうだしこっちでコツコツやりたい。
前スレ途中で感情魔法? みたいなネタ書いてた人もこっち来ないかな。
あれ面白そうな気がしてたんだけどレスつける前に流れちゃってたから。 おおむね現代ぐらいまでの科学水準(ていうか現代の地球そのもの?)の世界で
ロボットやサイボーグが当たり前に居るような世界にしようと思えば
ロストテクノロジーか奇跡の大発明はたしかに必須かもしれんな。
これが「第三次世界大戦後の荒廃した未来!」みたいなのだったら
別にサイボーグが歩いてる一方で通信が伝書鳩頼りみたいな
チグハグな世界もありそうな気もするが。
シャドウランみたいなごった煮ワールドも作ってみたい気もする サイボーグいいね。
災害が起った地域に肉体強化した人間がレスキューとか近未来だわ。 前スレからの振れ幅から言うとローファンタジー世界を創ってみたい気もしますね。
涼宮ハルヒシリーズのような日常にとんでもない非日常(未来人、超能力者、宇宙人)が舞い込んでくるような世界、
あるいは普通に普通の現実を物凄くキッチリと切り取って描き出してみる(ノンフィクションっぽいフィクション)等。
逆にハイファンタジーに行くなら人間を殆ど(或いは全く)登場させない世界を描いてみたいです。 複数設定が並んだときに分かりやすいように
各世界の特徴を1レスにまとめるテンプレを作ろうと思うんだが
【世界/企画名】
【世界観の大まかな紹介】
【基準(土台となる)世界】
【基準世界との相違点】
【特色を生む根本的な原因】
【世界に住む主な種族】
【視点となる種族/立場等】
【この世界での物語例(案)】
思いつきで書いてみたがどうだろう。 例:惑星エルムンドの場合。
【世界/企画名】 惑星エルムンド
【世界観の大まかな紹介】全長80キロに及ぶマナの樹と幾多の浮遊大陸、天使、龍族が支配し
魔法を使う「魔族」と、魔石による技術を発展させた「人族」が争う世界
【基準(土台となる)世界】地球の中世〜近代とほぼ同じ世界
【基準世界との相違点】 魔法と魔法生物、魔法の動力源「魔石」が存在し一般ファンタジー世界の住民が割拠する。
【特色を生む根本的な原因】 惑星中心に存在し、マナの樹によって地上と空に放出される「魔法の源となるもの」マナ。
【世界に住む主な種族】天使、龍族、魔族、人族、亜人など
【視点となる種族/立場等】
【この世界での物語例(案)】魔族の支配する領域(浮遊大陸等)と人族の支配する領域との間で戦争が起こる。 毛色の違うところでもいっちょでっちあげ。SF風。
【世界/企画名】 アンドロイドとメカアニマルの世界
【世界観の大まかな紹介】人類文明崩壊後数千年経った地球で、独自の進化を遂げたアンドロイド(人型自律ロボット)と
メカアニマル(非人型、低知能自律ロボット)が独自の進化を遂げた世界。
【基準(土台となる)世界】人類文明崩壊後、自然が復活して文明の跡を覆い尽くした世界。(アフターマンワールドみたいな。)
【基準世界との相違点】 アンドロイドとメカアニマルが、人類の代わりに地球の支配者となっている。
【特色を生む根本的な原因】 人類文明崩壊後も自動で生み出され、やがて独自に繁殖を始めた上記二種の機械種族。
【世界に住む主な種族】 アンドロイド(ほぼ人と同じ外観の柔らかい外皮を持つロボット種族)
メカアニマル(機械むき出しの装甲されたロボット種族。四足、キャタピラなどを持つ。「動物」に相当。)
【視点となる種族/立場等】 アンドロイド。特に、「野生」のメカアニマルを狩って使役獣や武器等の原料にする「狩人」たち。
【この世界での物語例(案)】アンドロイドの少年が、メカアニマルを狩るハンターとして成長する。
戦闘用に調整したメカアニマルと、メカアニマル由来の武器で武装した大軍を用いた戦争など。 >【視点となる種族/立場等】
>【この世界での物語例(案)】
この辺りはSSの領域なので異世界設定としては必要無いのでは? SFで思いついたのをあげてみるおー
やっぱフロンティアだよね
スピリッツだよねー
【世界/企画名】
第四惑星アプレット・銀河系
【世界観の大まかな紹介】
宇宙時代を迎えた新興惑星国家。銀河の大航海時代が始まったと称している。
本格的な宇宙進出が始まり、外星系との行き来が始まった時代が舞台となる
【基準(土台となる)世界】
地球の未来(23世紀とか)のような感じ。外星系との接触などがあり、容易には比較できない
【基準世界との相違点】
惑星(星系)国家として完成している。国家間の争いはないが、民族や出自への帰属意識は残っている。
科学技術が発達しており、すでに恒星間移動技術などが確立している。外星系文明(いわゆる異星人)との接触もあって交流が始まっている。
【特色を生む根本的な原因】
外宇宙への進出が始まった頃であり、異星文明との接触もまだまだ一般的とは言い難い大航海時代初期といった状況である。
フロンティアを目指す人々や、新時代に戸惑う人々、新時代を作り上げようとする人々…様々な生き様がそのままドラマになる激動の時代である。
【世界に住む主な種族】
主に人類(我々とまったく変わらない人類)、人造人間としてのアンドロイドや迫害される対象としてミュータントなどが存在する。
また人類が交流を開始した外星系種族ー異星人が存在する。
【視点となる種族/立場等】
主に人類
【この世界での物語例(案)】
一攫千金を目指して外星系を目指すスタートレーダーや大航海時代の始まりによる発展を目指す官僚と黒船的存在の異星人との政治的戦いなどが考えられる。
銀河の大航海時代として考えれば、西部劇もののテイストを盛り込むのも面白いかもしれない。
と、こんな思いつきを書いてみたけどどうかな? >>20
壮大だなw
そういやスタートレックは基本「公共の利益のための未知宇宙探索」
スターウォーズは「既にある銀河帝国(新三部作は共和国)内の争い……と、
「一攫千金目指して未知の宇宙人のいる惑星目指して飛び出す」系ってあんまし聞かない希ガス。
大航海時代になぞらえるなら
命知らずが出資者を募ったり、企業や国や金持ちが命知らずを募ったりして
恒星間宇宙船を仕立てて出航するみたいになるのか?
そしてたまには生きて帰ってくる奴もいて大もうけするみたいな。
>>20
恒星間を移動する方法についても、設定する必要があるとオモ。
通常の宇宙空間を、単純に超光速で移動するだけなのか、
通常の宇宙空間から、別の空間を通過して、それから元の宇宙空間に戻る、という方法なのか、
別の宇宙への入口がどこかにあって、それを利用する、というやり方なのか、
また、それを可能とするテクノロジーは?
世界観としては、まだ不十分。 >>20>>21
大航海時代に例えてたんで
コロンブスのときと違って目的地の恒星じたいは場所分かっとるから
道中危険はほしいなと思ってたら
一個思いついたw こういうのは?
いわゆるハイパースペース方式なんだけど
その「ハイパースペース」では、
なにもない星と星との間だけ「一光年=一キロ(縮尺は適当。)」みたいに空間が圧縮されとって
入ると星々がありえないぐらい「ゴチャッ」と密集している。
しかも星それぞれの公転や銀河の膨張などの移動、果ては同じ時間帯にワープしてる他の(星の)船とかとの干渉で
さらにゴッチャゴチャに「動いて」いるので、
なにもないはずだと思ってむやみに直進してたらどっかの星にぶつかってしまいかねなくて超危ない。
さらにその縮尺だとひとつの太陽系がまるごと太陽一個に密着してるようにしか見えないので
太陽に突っ込まずに惑星に下りるには激突前にワープアウトしなきゃいけないんだけど、
あんまり安全重視で遠すぎるポイントで降りると
元に戻った縮尺では(通常移動で)目的地まで100年かかるとかなりかねないので
操縦士の腕が問われますよみたいな。
(失敗→再ワープを繰り返してると下手糞がパットを外しまくるみたいな動きで
ワープパワーが底を尽きてしまう。地球に戻る時も同様。)
ああ間違えた。 >>20 >>21 じゃなくて >>20 >>22なw
あと可能とするテクノロジーは「最初に地球に来た宇宙人が持ってきてくれた」ぐらいが
細かいことブン投げて結果に集中するにはいちばん手っ取り早い方法かなあ。
やりたきゃ考察してみるのもいいかもしれんがw ワープっぽい超空間航行って、最近ちょっと流行っていない感じがしないか?
超長距離を大変な手間暇かけて行き来するって、
もうちょっと根源的かつ単純な理由が動機に欲しいきもするし。 流行ってないというか「ワープによる星間移動」そのものがキモな話って
たぶん無いんだろうなw
こないだ見た「アバター」って映画でも
舞台の惑星に行く手段はあたりまえのようにワープだったし
それを「ワープ理論や社会への影響」とか逐一設定していたのかと言えば多分(必要ないので)してなかっただろう。
動機はねえ。
思うに世界設定の場合、
「それ(この場合星間移動)をやってる奴ほぼ全員に共通する」動機と
「話の主役(級)にだけ存在する(強烈かつ独特の)」動機の
二種類があって、世界設定に限れば必要なのは前者だと思う。
たとえば「大金稼げるから」が理由なら超普遍的だが、
設定上の星間移動の困難さが「金のためにそこまでする奴が居るか!」レベルになってしまったとしたら
「大金その他目的の重要性を上げる」or「せっかく設定したが移動の困難さを下げる」の
どっちかでバランスを取るべきなんだろうな。
そして、そもそもどっちがキモ(動かしてはならない、変えない方がいい前提)になるのかは
ぶっちゃけどんな世界を作りたいかという発案者本人の意向によると思う。
今のテンプレの一覧形式だとこれが分かりづらいな。
ていうか自分で作っといてなんだがこれ使いづらくね? 今の所既存のスレ(設定を紹介するスレ)と変わらない内容になってしまっているので、そろそろ皆で創る異世界の方向性を決めたいです。
これまでに出た案を大雑把に書くと「ロボットもの」「宇宙を股に掛ける」「近〜遠未来」と出ていますが、この方向で設定を練っていきますか?
急ぐ必要はありませんが議論はしておきたいと思ったので…。 別にいいじゃん、のんびりやろうぜ
動機っつたら金の他には命とか?
既存の生存圏からはじき出された食いっぱぐれが死に物狂いで居住可能惑星を探して出ていくも、新たに発見された惑星もすぐ満杯になって……無理があるかな
あとは外宇宙からの侵略に対して攻勢に出るor逃げ出すために未知の宇宙へ……なんかじめじめした話になりそうだ >>28
同じくてす、人口が増えすぎて強制的に追い出されたとかありそうだな
仮に聞きたいけど開拓が順調に回ってきた段階で地球が突然消滅したらどうなるんだろうな
生き残れるかな人類 いまから1000年後に、太陽は超新星化で消滅する。
その前に、人類は太陽系から脱出しなければならない。
・・・というふうにすれば、個々の人間はともかく、
人類全体としては、死に物狂いで居住可能惑星を探して出す必要が出てくるぞ。 宇宙人がやってきて技術革新が起こり
気軽に宇宙開拓できるようになった
くらい単純だとわかりやすいな 凶暴宇宙人があっちからもこっちからも攻めてきたというか勝手に移住してきて
「こんなもんスーパー戦隊がいくらあっても歯が立たんわ!」
↓
地球カオス化
↓
「いっそ俺たちも、別の星侵略して住めばよくね?」
↓
宇宙大航海時代のはじまり 超文明を持った人類を考えてみた、けどこれほとんど神だけどどうすればいいんだろう
・トリスタン(仮)
太古から存在した超人類。
ワープ航法、ダークエネルギーの利用法、完全自律ロボット工学、生物創造法、銀河全体の地形図などを既に所持し。
超能力まがいの事をほぼ生身で行える(本当の超能力でもいいかもしれない)
本体は黄金に輝く直径30cmほどの直系の球体、本体は非常に脆弱な為常時殻を被っている
殻を被ってさえいれば宇宙空間でも生存できるし、物理的な衝撃にも耐えられる
殻の外見は地球人程度の大きさならばどんな形でも変えられる
不老で寿命は存在しないが同時に数も非常に少ないし繁殖力もほぼ無い
自称「完成された人類」「神の一族」
性格は高慢で他の人類を見下すのが普通、人類に対して芸でも教え込むかのように技術をくれてやる事もある。
個人主義でトリスタン同士が協力し合う事は稀
知能は人類より高いが理解不能なレベルでは無い、むしろ長寿による知識の方が突き抜けている
生身の体力面は人類の一般女性並み
お遊びでアメーバでも作ったらいつの間にか惑星に住み着いて人類になっちゃったZE☆
を素でやる奴等、ほとんど神、だけど人類の枠からは外れられない
決して人類が勝てない相手ではないと思うが
基本的に神と崇めていれば気を良くするので無害な筈だと言う事を想定している
>>25>>26
「宇宙船そのものが行うワープはコストがかかり過ぎる
しかし、「ワープゲート」という機械を建造・設置し星系と星系を結ぶ方法ならば
充分に星間貿易や、惑星開拓による資源採取で元を取れるコストになる
なので、ワープゲートを建造・設置するための開拓船を送り込むために
宇宙船での星間ワープ航行が行われる(送り込んで設置してしまえば、行き来は容易い)」
これなら、単独ワープ能力を持つ宇宙船を送り込む事のコストの高さ・難易度
と
それでも高いコストを支払ってやる意義・妥当性
の設定が両立できる
最初にちょっと苦労するだけで、いわば高速道路や新幹線が開通してしまえば後は楽、てなもんだ >>30
だが、移民船を建造するコストや移民先で殖民開拓を行うに当たって必要な技術をもつ人間の選定
そして、移民させる人間の、船の定員限界からくる優先度
とか考えると、「追い出される」というよりは「金を持ってる連中が、開拓に必要な技術人材とともに
移民船を作って脱出する、大勢の中流階級や貧乏人は滅び行く母星に置き去り」
という方が現実的かもしれない
そうして置き去りにされ残されて、何とか生き残った末に残った連中でどうにか持ち直して
発展し、子孫が宇宙に進出できた母星と
脱出した連中の子孫が移住した先の星で、過去の遺恨による対立とか発生してたら
ちょっと面白い設定になりそうだ
>開拓が順調に回ってきた段階で地球が突然消滅
母星からの支援・補給が断ち切られても開拓先の星が自活できる段階まで進んでいたら何とかなるけど
そうでなかったら、文明が数世紀後退する覚悟で生き残る方法を模索し、数世紀かけて
再度宇宙進出できるまで発展…とか面白いかな
でもって、「突然連絡を絶った母星がどうなったか確認しに行きたい」ことを目的としたグループの子孫が
母星帰還政策を打ち出して、既に消滅してる母星を探して宇宙を永遠に彷徨う放浪者種族となったり
あるいは自分らが移民してきたという事をすっかり忘れて、その星で発生した生命だと思い込んでいるかも >>37
ワープ航法で瞬間的に移動できるのだったら、そういうストーリーは成り立たないとオモ。
そういうストーリーが成り立つためには、
「恒星間の移動は、できないことはないけど、やるとなったら
移動だけに、自分の人生を賭ける覚悟が必要」
恒星間の移動には、かなり時間がかかる設定にしたほうがいい。
移動速度は、光速の2倍程度。 >>38
ワープ航法が確立する前の時代のバックストーリーでいいじゃん
そういう歴史的背景があるからワープ航法が当たり前になった時代でも
種族ごとの対立や行動様式に繋がっている、という 『星界の紋章』『星界の戦旗』のバックストーリーに似ているな〜と思ったw
平面宇宙航法が発見される前は、最高速が光速の20%というユアノン推進船なので、
恒星間の移動に何十年、何百年もかかり、
星間貿易などという、酔狂なことをやっていたのは、宇宙放浪種族のアーヴだけだった。
この異世界は、光速を越える技術が開発されたので、
星界シリーズのバックストーリーの世界より、もっと早く移動できる。
それでも、星間移動に数ヶ月から数年かかる。
遠い未来の話なのに、16世紀の大航海時代のような世界だ。
意外なところで商業作品の設定の一端にたどり着いてしまったのか。 世界Xの中で造り出された世界x。
しかしその造られたはずの世界xの中に世界Xの存在が確認されている…。
このようなスペースパラドックスと言うかメビウスリング的な世界観が浮かんだのですがいかがでしょうか。
世界Xから干渉する事で世界xを動かしている、しかし同様に世界xからも世界Xを動かす事が出来る、という
少しややこしいでしょうか? 規制されてて今まで書き込めんかった
その間に企画書いてきたから晒します
物語投下は初めてなので文章力が足らないのはお許しください
という訳で「トリスタン」投下するのじゃ 20X0年 8月12日 ハワイ州オアフ島
その日のワイキキビーチはいつもに増して壮観だった。
雲一つない快晴の蒼空の下で海を泳ぐ人たちも活気で満ち溢れている。
異変は突如として起こった。
何も無いのに突如として強風が吹き荒れる。
つむじの中で青白い光の輪が重なっていき、一つの物体を形作る。
円盤、UFO、未確認飛行物体、形容する言葉は色々あるだろう。
その言葉がイメージする薄気味悪いものではありえなかった。
青白く輝き、神々しささえ漂わせる黄金のボディ。
調和のとれた胴体に切れ目が走り、ハッチが開く。
円盤の中から出て来たのは未知の異形では無かった――
人がよく知る形の身体の中から湧き出てくるような黄金の眼。
黒髪長髪、起伏の無い肢体とそれを裏付ける絶対領域。
その少女の宇宙人の小さな唇から言葉が紡がれる、それが第一声だった。
「ハロー、アース達」
耳では無く頭の中に直接響く感触、群衆はそれがテレパシーだと気付くのに数分の時間を要した。
その少女は海面を歩き群衆に一歩づつ歩み寄る。
そのすぐ後、偉大なる宇宙人がこんな行動に出るとは誰も予想だにしなかった。
「わらわの為にこんなにも集まりおって、すぐにわらわの為にパラソルを献上せよ」
偶然、目の前にいた観光客に向かってこんな事を言いだすとは。
「ふー、たまには原始人の真似事もよいのう……」
その光景は異様だろう、一人の少女がパラソル張ってビニール椅子に寝そべっている。
傍にはレモンとブルーハワイのドリンクが用意されている。
何と言う事は無い、ただのバカンスのはずなのだ、それなのにこの群衆。
それは彼女が異星人である事に他ならない、証拠の宇宙船は今も海面に浮いている。
「新聞を持ってきてくれぬか?」
一人の青年が傍でどこからか持って来た葉っぱで煽がされている、先ほどパラソルを強奪(献上)された不幸な青年である。
「あ、あの、何と?」
困惑した様子で青年は少女を見下ろす。
「もしや餌でも与えぬと動かぬのか貴様は?」
そう言うと何処からか取り出したリモコンみたいなものを浮かせる。
そして指すら使わずに怪しげな機械を動かして見せている。
先ほどの様な輪が出来上がり、青白い燐光と共に大量の金貨が構築されていく。
浮遊するトレーにのったそれを青年に近づけた。
「ほら餌であるぞ、もしやまだ足りぬのか?」
「いや、そう言う訳じゃなくて、文字が読めるのか?」
青年はそれを受け取る気は無かった、というより目の前の現実を認めたく無かった。
彼には全く疑問だらけで訳が分からなかった、何でこっちの言葉が分かるのかも、
何で宇宙人が宇宙人が新聞を読むのも訳が分からない。
「とっとと持って来ぬか地球人、わらわは地球の文字くらいは全て読めるわ馬鹿者」
この宇宙人が以前から地球に来ていたことなど今の彼には分りようもない事だ。
青年は疑問を一旦置いておいて目の前の要求に応える事にした。
「アース共も少しは進歩しおったか」
彼女の言うアースとは地球人の事である、惑星の名前がアースだからそこにいる人類の名前もアース人、簡単な話だった。
「ぬ、あの地球人、餌は要らぬのか?」
少女の形をした宇宙人はトレーに残った金貨を一瞥する、次に周囲の群衆を見渡す。
その目を見た少女はふふんと鼻を鳴らしながら片手のグラスを飲み干し――
「まあよい、我々にとっては価値のある物では無いしのう」
と軽くパイ投げの要領でトレーごと海に放り投げ――
ザブンと制御を失ったトレーは放物線を描いて大海に喰われた、ついでにそれに釣られた人間も一緒に飛び込んで行った。 「新聞、持ってきました」
青年が戻って来た時に見たものは群衆の中から海に次々と飛び込んでいく光景、中には知り合いも混ざっている。
「お主が受け取らぬせいで海に落としてしもうた、わらわにとっては要らぬから地球人共にくれてやったわ」
新聞を手を使うことなく引き寄せる。
「これだけ進化して今だ縄張り争いであるか、愚かな事であるな、なまじ個体数が多いばかりに惑星一つですら統一出来ぬなんて」
「お主がこの惑星の主であったらどうする、地球人?」
「それは……」
青年は、いきなりのその質問に戸惑いを隠せなかった。
現実からかけ離れたその質問にただの高校生がいきなり答えられる筈が無かった。
「わからない」
「ほほう」
少女は青年の顔を覗き込む。
青年は少女が何を考えているのか全く理解が追いつかずただ困惑するだけだった。
「テンドウ・ユージと言いおったか?」
「あ、ああ……」
「お主気に入った、今からわらわの飼い犬となれ」
天道祐二、不運にもたまたま出て来た異星人の目の前にいた日本人学生である、彼はこれからも振り回される事になるだろう。
「はあっ!?」
この傲岸不遜という言葉をそっくりそのまま表したかのような得体の知れない宇宙人の少女のペットなど本当は御免なのだ。
「言った通りの意味であるぞ、お主に拒否権なぞ無いからの」
少女は強引に祐二の手を引っ張って宇宙船に導いて行く。
不思議にも祐二は海に沈む事も無く、波の上に立っていられる。
「そうであった、わらわの名前を話して無かったわ」
けど何故か祐二は素直に少女に着いて行く気になっていた。
「その耳を良く澄まして永遠に脳裏に刻むがよい、わらわの名前はアデル、"紡ぐ者"アデルじゃ」
祐二にはその顔が一転してかわいらしく見えてしまったのだ。
これが人類の新たな時代の始まりだ、彼女の持ちえる技術の欠片によって地球と人類は大躍進を遂げる事になる。
なお天道祐二は金貨の顛末を知り合いから知る事になるのだが、知り合いが持っていた金貨は祐二が見ている前で粒子となって消えてしまった事はまた別の話。
(残ったトレーの方が価値があるのもまた別の話) 20X0年8月15日 オレゴン州ユージン
「宇宙人?」
そういやニュースがそいつで占領されてて見たい番組が見れなかった事は覚えてる。
「そうだ、宇宙人、少なくとも僕達より高度な文明を持っている」
そいつとお付きの男、多分ハイスクールのガキの護衛なんかめんどくせえったらありゃしねえ。
「何でおれがそいつ等の子守をしなくちゃなんねえんだよ」
「お付きの青年は日本人なんだ、日本語が分かる奴で信頼できるのは君しかいなくてね」
確かに爺が日系だが俺は半分白人だぞ。
「そうは言ったってなあ、いきなり言われてホイホイ承諾できるか」
「レン、僕は君がイエスかハイか聞きたいんだ」
「どっちも肯定じゃねーか、ふざけんな」
「詳しいデータは送っておくよ、じゃあねMr.タキザワ」
「おい待てこの野郎!」
切れやがった……
「ったくよう、いくら俺が便利屋だからってこういう時にまでこき使うなよ……」
まあいつもの事だ、気にする事じゃないが。
「アイツも人使いが荒いこった」
煙草も切れちまった、ついでに買ってくるか。
最後の一本に火を付けて吹かす。
「さあて、仕事を始めるか」
頼まれたからには、やるだけだ。 投下終了です。
企画を上げておきます。
【世界/企画名】
「トリスタン」
【世界観の大まかな紹介】
超高度文明の宇宙人相手に文明レベルで大きな差を付けられている地球人がいかにして渡り合うか。
【基準(土台となる)世界】
現代より少しばかり技術が進んだ世界、現代から近未来に突入する過渡期。
【基準世界との相違点】
宇宙人の存在、超能力が実在する。
【特色を生む根本的な原因】
トリスタンと言う超高度人類文明の存在。
【世界に住む主な種族】
・アース(地球人)
アースは地球人のトリスタン側からの呼称、地球星人という意味。
・トリスタン
何十億年も前から存在し、銀河を席巻してきた超人類。
・他亜人種
アースと同じくトリスタンに屈服を強いられている人類、文明レベルはアースほど高くは無い。
【視点となる種族/立場等】
アース:日本の一般高校生天道祐二、アメリカ日系軍人レン・タキザワ
トリスタン:若いお嬢様トリスタンアデル
【この世界での物語例(案)】
上記OP参照
先述したとおり初めてです、自分だけでは難しいので協力をもらえればいいなと思って投下しました。 出て来たキャラ設定(暫定)
"紡ぐ者"アデル だいたい1億と2千万歳
地球にやってきた第一トリスタン、ツルペッ(rゲフンゲフン――
少女の姿をしているがアースに怪しまれないようにするための違和感バリバリだが彼女なりの配慮である。
なお彼女はトリスタンの中でもかなり若い部類に入る、尊大な口調とふるまい(と貧乳)は種の特徴でありステータスだから仕方ない。
彼女がずっと前に生命を創ったまま放置していた惑星にバカンスに来た事が全ての始まりとなる。
現代の英語および日本語、新聞を知っている事から何らかの手段で地球の文化を知っていたようである。
天道祐二 18歳
日常方面の主人公。
たまたま修学旅行に来ていた学生、平平凡凡を地で行く男、椅子とかパラソルはレンタル。
本当に偶然にアデル様の眼にとまっただけの天文学的確率を超える幸運を享受した男。
そしてラブコメが始まる。
レン・タキザワ 34歳
戦闘方面の主人公。
日系のクォーター、軍人。
同期の上司からほぼ押しつけで護衛の役目を押し付けられる。
スイトックに任務を最優先にする性格のようだ。 なんで人類が宇宙に出て行ったり、超人類やらが誕生したのかを詳しく書けばリアリティが増すと思う
宇宙人が襲来、とかの設定にももうちょっと詳しくなんで襲来したのか、宇宙人がどんな性格か、とか
ワープが出来ない後航法で恒星間を移動するとなると、地球と同じ環境で生活できる
移動船(擬似地球船)とか、やっぱりそういう感じの移動船に絞られるのか SFな設定は理解してもらうのも難しいねぇ
専門用語ばっかり出したり造語作ると意味分からんし
魔法と同じくご都合主義に走ると妄想乙になる
頑張れ影ながら応援してる 感想ありがとうございます。
規制が付かない期間が一ヶ月に二回あるかないかですので投下間隔は1ヵ月に1回できればと思います。
StarcraftとかHaloとかの海外産ゲームは非常に参考になると思います。
事実トリスタンはStarcraftのProtossという種族に強く影響を受けています。
>トリスタンの性格、一言で言うと「我等を縛るのは誇りのみ」な種族です。
自身等のルールがあってそれを何処でも押し通すような奴らです。
しかしルールの範囲内であればフリーダムに暮らしています。
>宇宙に飛び出す理由、たとえば。
アース「石油がねえ!」
トリスタン「石油であれば向こうの星にあるぞ」
アース「頼む、運べるようにしてくれ!」
トリスタン「良いが代わりにめんどくさいエイリアン退治してくれるかの?」
で良い気がする?
>超人類が誕生した経緯
トリスタン自身は後に生まれ出る生命を管理する使命の為に宇宙が自分達を創ったと考えています。
超能力はどうにも説明しづらい時の最終手段くらいの気持ちがいいかも。
航法は超光速船かワープゲート、ゲート無しの無制限転移はトリスタンの特権程度でいいかも。 前スレのいい流れが完全に分断されてしまいましたね…。 >>56
おまえがうっとおしいから分割したのに
結局こっちにも沸いてきたからな みんなーエルムンドはいいとこだぞー!
今となってはおれしかいないけれども とりあえず皆で意見を出し合って創る世界の方向性だけでも決めてしまえば人は集まって来ると思いますけど。 どうでもいいが、「異世界」ってスレタイなのにSFはどうかなあ…
それはSF設定付くらない?ってスレでもできるというか、
異世界にしなくても現実の延長線上の未来世界という背景でも別にできるわけで
それにSFは結構専門知識が要るから比較的敷居が高く、参加し難い面がある
やっぱ、剣と魔法のファンタジーなり、魔法は存在しないけど地球でもない世界なり、
あるいは西洋的ファンタジーではなく和風ファンタジーとか、
そういう方向に行った方がいいと思う 確かに剣や刀は取っ付きやすい気がします。
その辺りから広げていければ…例えば剣術の流派で住み分けがされている世界?など
少々短絡的ではありますが…。 レトロフューチャーっていうの?
SFならそういうのがいいなって思った。
イルカがせめてきたぞっみたいなやつ ナルニアみたいな現実世界とつながっている異世界とか
指輪みたいな、その外を明示しない箱庭的な異世界ってここではあり? むしろそれがメインだろ。
ぼくのかんがえたオナニー宇宙の妄想されてもつまらん。
ハリポタやシャナのように、設定を聞くだけでも面白くなるような話を読みたい。 オナニー宇宙の「宇宙」ってのは「くに」や「ワールド」の意味であって、
宇宙ものを書いてはいけないとか、宇宙ものを書いた
このスレの特定人を非難しているわけではないので。念のため。 ストーリーよりも世界観に惹かれる人間なので、このスレッドには期待。
好きな小説はジョージ・オーウェルの『1984年』。 >>59
そもそも「みんなで創る」必要はないのでは?
前スレの>>1はそういう方向性を狙っていたようだけど、今は違うし。
だいたい、共同企画系のスレッドはもう既に5つくらい濫立している。 次はあからさまな荒らしではなくて、毒のある言葉がいいよね。
ID変われっ。 妖精忌憚 あなたの知らな異世界
FAIRY TAIL Fairies caught on my video / Cottingley Fairies Afterwards 多摩川に妖精を見た
http://www.youtube.com/watch?v=nfVDjKibmbk
Chupacabra or Jersey Devil? 都市伝説検証 「八王子・ザ・ワイルド・シティー」
http://www.youtube.com/watch?v=Ar-Sy49ysBY
遺伝子工学で巨大化した動物
掘り起こされた恐竜を蘇生 マザーみたいな雰囲気の世界設定作りたいんだけど…
その場合も細かく決めた方がいいんでしょうか ぶっちゃけ、世界設定なんて、
ストーリーに関係ある部分だけで十分。 面白いスレを見つけたが廃墟だった
ここは設定好き達が世界観設定を作るだけのスレなのか?
最初は作った世界をシェアードワールドにしてぬくぬく創作するのかと思ったが… ほぼ廃墟だし妄想異世界サラスナライマノウチ
【世界/企画名】
十二支の獣人の世界(仮)
【世界観の大まかな紹介】
地球とはまったく異なる星で様々な種族の獣人がそれぞれの国で暮らす
【基準(土台となる)世界】
近代かそれ以前程度
種族により水準が異なる
【基準世界との相違点】
登場人物が獣人のみ
種族間のいさかいを防ぐために各種族の代表を集めた議会が存在する
【特色を生む根本的な原因】
個々人が、種族の元となる動物に準じて「野生」と呼ばれる力を持つ
【世界に住む主な種族】
主に子丑寅…と十二支を元にした十二の種族と、猫や狼などの少数種族
そこはまぁ
個人としては最強だけど個体数は最低みたいな 猫族は子族と確執があって、勢力では勝るが個体の体力では劣る子族に対してテロ行為を行っているとか
辰族は長命だが行動力に欠け、猪族は実行力こそあるものの思慮に欠けるとか
規律を重んじる犬族と享楽的な猿族は延々勢力争いを繰り返すとか ・子族
最も数が多く、富裕層から貧困層まで地位も様々。知識人、支配者層を多く輩出する
・丑族
穀倉地帯を主な領地とし、議会への発言権も大きい。基本的に温厚で種族間の調整役を務める
・寅族
軍事面に大きな力を持つ。猫族と縁が深く、直情な性質もあって小賢しい子族との間にたびたび諍いがあるがあしらわれている
・卯族
輸送、配達などで他種族集落にも多く関わる。酉族と組んで情報の流通に一役買う面も
・辰族
長命で賢く力も強いが、それゆえ他種族との関わりを厭う傾向がある。個体数も減少の一途を辿っており、斜陽の種族
・巳族
湿地帯に領地を持つため地理的に孤立している。性質は変温動物なので日和見主義。
・午族
遊牧民。他種族との関わりでは、短距離輸送の卯族に対して長距離輸送の行商を主とする。
・未族
縫製技術に長ける。毛皮を持つものが多い獣人界では贅沢品として扱われ、貴族のステータスとして珍重される
・申族
文化水準は子族に匹敵するほど高く、特に娯楽、芸能面で力を発揮する。反面統制は甘く、議会制度にも真面目ではない
・酉族
唯一の飛行種族として伝達、空輸など他種族と多く関わる。一方で集落は隔絶した高空にあり下界には無責任なゴシップ的興味を持つ
・戌族
規律と法を重んじ、警察司法に通じた者が多い。議会への参加も積極的。縁の近い狼族は暴力的で法に従わないため嫌う
・亥族
バカ。
ここまで考えた こんなスレがあったんですね
長く使われてないようなので新しく話題を出してもいいでしょうか? 舞台は次元の狭間を漂う箱庭のようなファンタジー世界
海をどこまでもいくと奈落に落ちてしまうし、太陽はこの世界を中心に回っている。そのくせ重力とか環境は地球に似た世界。
典型的な中世ファンタジーの世界観。大小様々な大陸や島があり、それぞれに無数の国や町や村が散らばっている。
この世界で国を作ってるのは大概ヒトであり、最も繁栄している。
ヒトには様々な種族がいて、人間、ドワーフ、エルフ。ホビット、獣人等もヒトに分類される。
差別や種族間の抗争もあるが、概ねお互いにやり取りは交わせている。
この世界の言語は一つの共通語から枝分かれしたものであり、全く言葉が通じないということはない。種族間というよりは地域毎に訛りや独自の発展をしている。
識字率は低い。
地球にいるような生き物も無数にいるが、魔物と総称される生物が生体系の頂点に立っている。
これら魔物は様々な面でその他の生き物と異なる特性を持っていて、進化の過程で生まれたものではない。
生体系の頂点に立っていると言ってもヒトの生存域には強力な魔物が住んでいないことと、個体数が多くないためヒトが補食されることは少ない。
魔物と一口に言っても別に連帯意識があるわけではなく、それぞれの種が互いに生存競争している。
科学は発展しておらず、魔法はほんのり衰退し始めている。
ともかくこってこてなファンタジーの世界。 ごめんなさいテンプレ忘れてました
書き直してきます