近未来日本における二大対立。

@集権派vs分権派
道州制の導入により、かつての「地方」が「州」となり
州政府が置かれている為、国会中心の中央集権を唱える
「集権派」と、州政府の権限を広げた地方分権を唱える
「分権派」が激しく対立している。

A連盟派vs連邦派
アジアの連邦化に向けた動きが加速しつつある中、米国は
日韓台比を中心に同盟国を集め「東亜連盟」を組織し自国の
発言権の強化を画策。中国は自治区を形式上「共和国」とし、
「中華連邦」を名乗ってこれに対抗した。日本国内でも
アジア連邦のイニシアチブをどちらが握るかをめぐって
「連盟派」「連邦派」に別れて対立を深めている。

なお、二つの対立は争点が違うため派同士で組む事は無く
集権派・分権派、双方の中に連盟派・連邦派が存在。
言わば四つ巴の状態にあると言える。