ヤフー知恵袋ベストアンサーから引用

塩素(分子)自体は常温では気体なので、酸性もアルカリ性もない。

酸性、アルカリ性というのは、水について言っているので、水か水に溶けたものがないと、酸性ともアルカリ性とも言えない。実験では、リトマス紙を水で濡らして塩素ガスにかざす。すると塩素ガスが水に溶けて酸性を示す。

水に溶けた塩素は、塩酸と次亜塩素酸になっている。どちらもケツに「酸」が付いているように酸性だ。(途中に「酸」という文字があっても,酸性とは限らない)

この、次亜塩素酸を水酸化ナトリウムで中和すると、「次亜塩素酸ナトリウム」になる。これは中性だ。

塩素系漂白剤は,この「次亜塩素酸ナトリウム」とアルカリ性の「水酸化ナトリウム」の混合液で、中性+アルカリ性=アルカリ性なのだ。

次亜塩素酸は酸素を出しやすいので、酸化漂白剤として使われる。塩酸系漂白剤を混ぜると,塩酸と反応して塩素ガス(毒ガス)を発生するので、危険!!