無申告でなんも資料が無いんじゃまな板の鯉。
税理士に相談してなんとか有利な方向に持って行って貰うか、いっそ推計して更正してもらう方が下手な交渉するよりマシ。
調査官も推計するには相応の根拠が必要になるから、
無申告で資料なし、でも本人はそもそも申告の必要が無いくらい稼ぎがなかったと言っている状態じゃ更正するの大変。
だから多少譲歩して修正申告させようとする。
でもその譲歩だって調査官の恣意が入る。
推計したら課税額いくらになるか分からないけど、相手に落ち度があって調査官に有利な状況だから、あえて沢山譲歩する必要がない。
じゃあ最低ラインの譲歩で相手を納得させて修正申告させてやろう、となるわけ。
そんなんだったら更正させて推計もやらした方が払う税金は少なくて済む。
逆に、ある程度調査官を納得させられるような資料、例えばこの業種は平均してこれくらいの経費はかかるものだと言うことが分かるような資料が提示できれば、
推計してもそれくらいの経費を認めなくてはならないだろう事が分かる。
そう言うものが提示できれば、そこからもう少し譲歩するなら修正申告してあげてもいいですよと言う交渉ができる。
根拠のない提案しても調査官だって困るだろうよ。