FCを多展開している会社で働いてた。
いろいろかかわったが思い出深いのが吉野家、本当に人情味を感じた。
吉野家は昔はドル箱だった、他業種の親会社出向が、成果だして栄転したレベル。
今は、全く儲からないので完全撤退したはず。
吉野家自身も戦略の変更からFCを切りたがってると思う。
今も儲かり続けてるアメリカ発のFCは、まったく人情味を感じなかったが
本当に理論整然としておもしろかった。

ラーメンをやってみたこともあるがはやり廃りが激しく
絶対的ナンバーワンがいない業界はきびしいと感じた。
たい焼きやたこ焼きは何年もつのこのFCという感じが多かった。
そういう意味でココイチに興味はあったが、資本力でFC展開をすぐに認めて
もらえる形態じゃなく、やれなかったので
カレー店を直営でやったが看板が弱くすぐに撤退に憂き目をみた。
そんな中で、カフェ、居酒屋、あるいは主食として確立された業界で
ナンバーワン、譲歩しても2位であり
直営からの実績や予算関係の資料が出てくることが最低基準となった。

10年で初期投資を回収するから、その間にFC自体倒産しては困るという
本当に単純な理由w

コンビは、親会社が契約してしまったので
しょうがなく子会社として運営したが、利益を出すのにヒーヒーだった。
はたから見れば、垂涎の的になるような立地での破格の家賃にもかかわらず。
個人で成功している人は、能力があるのか初期投資を回収する必要が無かった
わからないけど、すごい。

ちなみに、一番利益率が良かったFC店は月商約1200万で営業利益20%超えてた。
ただ、親会社が持ってる特殊な土地へ出店での数字。
似たような立地で業態が違う飲食直営だと月商2000万で営業利益20%だった。
それが、他の飲食と競合がある地域だと、営業利益5〜6に落ちてた。
結局商売のやり方を買う以上、資金か立地かどちらかで
圧倒的優位に立てないと厳しい商売というのがFC商売に対する認識。