他県組合員で、神田の市にちょくちょく参加している者です
結論を言いますと、会館から遠くない店であれば、入った方がメリット大きいと思います

メリット
会館に近ければ、ちょっと行って入札してすぐ戻り、暇なときに落札物を回収なんてできます
23区といっても広いので、神田に出るのに半日仕事なんて立地も多いですから、
それに比べるとはるかに恵まれてますね

あれだけの立地の、あれだけの設備を、いつでも気軽に使えるのであれば、
入会金と会費(確か月5-6千円)は安いと思います

仕入れに関してですが、「基本他店の残り物」なのはご存じの通りですが、そこは
物量があるので、残り物でも自分にとっては福があったりします
逆に言うと、あれだけの荷からメリットを見いだせないようでは、この業界で
残れないかと思います

地方のしょぼい市を覗くと、東京本部ははいかに恵まれてるか思い知ります
名古屋からも、毎週遠征してきているチームもあります

デメリット
組合なので、人間関係は必ず発生します
あれだけの建物を、零細業者の集まりで維持するには、それなり苦労もあるでしょう

ただ、よく恐れられる徒弟制度的な下働きは、東京ではそれほど恐れる必要はないかと
思います
若手に日当が出るので、必要な労働力はまかなえているからだと聞いたことがあります
(ここ要確認)

神田は老舗の持ち店舗が多いので、余裕のある人が多いです

ライオンズクラブやJCのように、余裕がある同士のつきあいは、一見無駄でも
長いスパンでメリットが生まれるかもしれませんが、余力がない者が無理してその
コミュニティに入っても、疲弊して本業がおろそかになったりするだけだったりします

ロンリー店主が神田組合に入ると、その轍を踏む可能性も大いにあります
人間関係オミットして仕入れだけに専念というのが、どれほど許されるのかは不明です