それでは、ここで個人事業主が行う華麗な脱税のテクニック(一部分)をお見せしましょう。

【予備知識編】
税金は、所得に税率を掛けたものが納める税金となります。
 ○税金=所得×税率(所得税は最低5% ただし所得38万円以上)

次に所得は以下のようにして求められます。
 ○(サラリーマン)所得=収入−給与所得控除(収入に応じて決まる)
 ○(自営業)   所得=売上−経費

ここで、サラリーマンの所得は、勝手に会社が計算するので誤魔化しようがありません。
また、公的年金受給者も、嘘の申告をすれば役所に絶対にバレます。


【脱税編】
し・か・し、自営業の場合は、売上も経費も自己申告なのでどれだけでも誤魔化せます。
所得を減らすためには、売上を低く申告し経費を多く申告すればいいのです。
では、そんな事が簡単にできるのか?と思われる方も多いとは思いますが実はできるのです。

売上を誤魔化すには、
・売上伝票をきらない。(お客からもらったお金をレジを通さずポケットへ)
・そもそも売上伝票の改ざん

経費を誤魔化すには、
・店の経費に、個人で消費したものを紛れ込ませる(個人の食費・服代・家賃・光熱費等・ペットの餌代w)
・スーパーで落ちているレシートを申告の際に使う

※個人事業者には、数年に一度税務調査が入ります。しかし、上記のようなものは、それが経費だとごり押しすれば、
税務署も、それが経費ではない根拠をいえない限り経費と認められますし、
何よりも、帳簿をつけていても調査の時に破棄してしまえば、脱税の事実は隠匿できます。
(帳簿は、一定期間保管の義務があるが、破棄しても罰則は無い)