阪神淡路大震災から今日で25年、もちろん復興宝くじは出た。
1ユニット1000万枚中に1等1億円10本、当籤条件100万分の1の宝くじが。

当時は1枚の払い戻し上限が20万倍まで。前後賞を加えずに
1枚で1億円にするためには単価引き上げが必要という事で初の500円くじだったが
初の1億円宝くじ、高確率、そして、復興宝くじという事でバンバン売れた。

が・・・復興宝くじを出せば売れるかというと、1枚200円で1ユニット1000万枚で
3ユニット発売だった東日本大震災宝くじは30パーセント程の消化率にとどまり大失敗。

2等でも1000万円が1ユニットに10本、3等や4等にもまずまず分配されていたが、
還元率は40パーセント程に過ぎず、しかも、下1桁が無く、末等が1000円で
100分の3だった事が売れ行き不振の原因と思われるが、結局、皆さん
中間賞金や還元率なども見て確率を読んで買っているんだよ。

今は1枚で250万倍まで可能という事で2020東京五輪を記念して
1等前後賞合わせて20億2000万円の宝くじでも出せるけど、そのためには
300円くじでも500円くじでも、1ユニット2000万〜4000万枚くらいに増やして
しかも、1等はその中に1本・・・こんな宝くじになってしまうけど

いくら何でも、これでは売れないだろうね。