初めに悩んだのがa7、あの未来的なインテリアに興味を持たない者はいないだろう。
あの様な車の助手席へ案内された女性は「こんな特別な車を持つ男性に私は逆らえない。抱かれてしまう。」と畏敬の念を持つかもしれない。
しかしa7はでか過ぎる。
あれでは小さな駐車場には入らない。
そもそも女性を口説くのに車の力に頼りたくなんてない。
だがしかし、a5が全てにおいて満足だったかといえばそうでもない。
サイズは昔のクラウン並み、ちょうど良い大きさながらインテリアは賛否両論あるらしい。
確かにオプション付けると一千万に迫る車のインテリアにしてはシンプルかもしれない。
何よりナビゲーションがふた昔前の位置と型だ。
しかしながら最近の国産高級車の家具みたいなインテリアへ、私はまるで興味がないのも事実。
パネルはシルバーではなくツヤなしウッドにしてみた。
これこそシンプルな高級車と思える。
ナビゲーションにスケルトンの懐中時計をかけてみた。
素晴らしい。
Sラインパッケージでスピードメーターにもナビゲーションが付き、ふたつのナビゲーションを同時に操る事になるインテリジェンスな私。
マトリクスレーザーで常にハイビーム、対向車が来たらそこだけ暗くなるイリュージョン。
助手席の雨宮天も対向車が来てもハイビームをやめない私の非道さに心奪われ、実は相手もまぶしくはない合理性。
おっと、今日は語り過ぎてしまったようだ。ふふ