バイエルンのホームでの強さはどこに?勝ち点1をもぎ取った17位フォルトゥナの監督が証言

「バイエルンは自信にあふれているとは言えない状態だ。そう指摘せざるを得ない。
フライブルクやメンヒェングラットバッハ、アウクスブルクとのホームでの試合に勝てなければ、彼らのようなプレーヤーでも不安になってしまう」

「数年前にはチャンピオンズリーグのファイナリスト、ブンデスリーガを何度か優勝したボルシア・ドルトムントが急に18位となる光景が目にされた。
彼らもトップ級のチームだった。バイエルンはそこまで低迷することはないと思うが、そういう事態が起き得る時期も存在するのかもしれない」

試合に向けた準備についてはこのように明かした。

「月曜日に(チームと)バイエルンについて話し始めたんだ。普段ならバイエルンについて話す必要なんてない。
でも今回は(バイエルンの)アウクスブルク戦、メンヒェングラットバッハ戦、フライブルク戦に関して指摘したね」

「(ロゥエン・)ヘニングスを投入したのは、フライブルクを参考にした。
彼らも終盤にフォワードを送り込み、終了のホイッスルと同時に同点弾を奪ったんだ。我々の頭には、常にそのことがあったね」

フンケル監督はバイエルンの守備陣の不調にも触れている。

「守備がそれほど安定していないため、マヌエル・ノイアーにも今シーズンは普段のような安定感がない。依然としてドイツ最高のGKではあるがね。
彼でもセーブできるようなゴールではなかったが、調子が良いときには運も引き付けて1つや2つは阻止できたかもしれない」

「バイエルンは(リーグ戦)12試合で17失点を喫している。彼らは34試合でこうした失点数を記録することもあった。
(ジェローム・)ボアテングが2点目の場面でオフサイドを誘発しようとしたプレーを見ると、それはもう衝撃を受けるほかなかった」