工作員が必死こいて「買った買った」と騒いでも現実はこれ


当選金額増加傾向なのに「宝くじ」の売り上げが減り続けている
https://www.excite.co.jp/News/society_g/20171007/Myjitsu_029996.html
『宝くじ』がの売り上げが減ってきているという。総務省の発表によると、昨年度の宝くじの総売り上げは
18年ぶりに9000億円を割ったそうだ。

「2015年度は、『年末ジャンボ宝くじ』で1等前後賞合わせて当選金額を10億円に引き上げた結果、宝くじの
発売実績が9154億円と増加しましたが、2016年度は減少に転じ、18年ぶりに8452億円と8000億円台に
戻っています。内訳は、ジャンボが11.5%減、『ナンバーズ』『ロト6』『ロト7』などの数字選択式宝くじが
5.2%減でした」(総務省)

ここ20年のあいだ、年に数回あるジャンボ宝くじの年間売上高は4000億円以上で推移していたが、昨年度は
3746億円と、ついに4000億円を下回った。また、年末ジャンボの最高当選金額を10億円(1等・前後賞合わせて)
にした2015年度は、宝くじ全体の売り上げが一旦は上がったものの、同じく10億円とした翌年は再び減少に転じた。

■ 販売元の工夫も…苦戦する販売元

長期で見ても右肩下がりで、売上額が1兆1000億円を超えていた12年前をピークに、増減を繰り返しながら
徐々に減ってきているのが現状だ。

「売り上げアップの秘策は“高額”か“高確率”かということになると思いますが、かつてのような一攫千金を狙う
人々が減っているように思えます。昨年度の年末ジャンボの場合、1等7億円はわずか25本ですから、購入者数
および購入金額減少の一番大きな要因は“当たる確率の低さ”にあるとも思えますが、実はそうでもないのです。

というのも、昨年度から普通のジャンボ宝くじに加えて、1等1000万円が1000本ある『年末ジャンボプチ』という
宝くじを新たに始め、当選確率を上げるような工夫を施しましたが、それでも売り上げは増えていないからです。
ギャンブルやレジャーも多様化していますし、何よりも販売元のみずほ銀行や総務省の宝くじに関する“利権の裏”
が一般人にも広まってしまいましたから」(ギャンブルライター)

宝くじの控除率は50%を超えている。胴元がもうけ過ぎる賭け事が衰退するのは、至極当然と言えるのかもしれない。