プミピキ大奥 〜プミの夢の巻

「ピキー!(プミさまだって夕刻のミルクめっちゃワクテカして待ってます!)」
「(キコエナイフリ)だからプミ、昨日こっそり三社祭へ行ってりんご飴買ってきまちたエヘヘほっかむりちまちたからバレなかったでしゅ」
「あらら、大奥から勝手にお出かけしちゃ駄目じゃないのーしょうがないなー」

「でも不思議なんでしゅ、ほんとうの三社祭と夢の三社祭はなんかちがうんでしゅ」
「?」
「夢の中のお祭りで、プミはなんか青くてピカピカの金色のおはじきみたいなのがたくさんついたベベを着てまちて、なんかキコキコいう面妖な乗り物に乗ってるんでしゅ」
「えーなんだろうそれw」
「よくわからないでしゅが、それで困っている人を助けたり、悪さする人をつかまえたりするおちごとをしてるみたいなんでしゅ」
「へー岡っ引きみたいだね」
「そうなんでしゅよ!プミ岡っ引きになりたいでしゅからうれしいんでしゅ!プミこのまえ若お兄しゃんに聞いた、今城下で話題の銭形平次に憧れてるでしゅ〜グフフ」
「へ、へぇ〜初耳だけどそうなんだ」
「あい!でしゅからこのまえ平次になる練習でタケノコを投げてみまちたら爆発ちたのでビックリちまちた!」
「ピコー(あれ銭形平次のつもりだったのか・・・)」