プミピキ大奥 〜プミの夢の巻

〜ある日の大奥
ドドドドドドドドドドトッッ・・・
「おてぬお姉しゃん!この小包を船便でお湯衛門しゃんへ送ってくだしゃい!」
「お湯衛門しゃん?あ、仏蘭西のユアンメイ君ね。この麻袋を送りたいの?送れるかなー表に頼んでみるか。わっ、なんかべとべとしてるよ〜プミちゃん何入れたの?」
「グフッりんご飴でしゅ」
「ピキー(あと国から姉さんが送ってくれた梅干しです)」
「このまえの乳くさいお菓子のお礼でしゅ、プミお姉しゃんでしゅからそういうところ気がきくでしゅエッヘン」
「・・そっかお礼なんだね。でもなんでりんご飴なの?」
「お湯衛門しゃんはりんご飴が好きでしゅよ、プミ知ってましゅ」
「??」
「プミ夢を見たでしゅ。三社祭でお湯衛門しゃんと一緒にりんご飴を食べまちたよ、お湯衛門しゃん『おいしい』って喜んでまちた。あ、ピキどのは迷子になってていなかったでしゅ、まだまだ乳くさいおちびしゃんで困ったものでしゅ」
「ピキー!」