ピピピピ…
タイマーが鳴った
七仔(チーザイ)は急いで冷蔵庫にいって扉を開けた
試作のチョコレートができていた
早速食べてみる
「う、これは苦すぎる 大人の味と思って砂糖をちょっとだけにしたけど僕には無理だ」
次のチョコレート
「さっきよりはマシだけど、これも苦いな」
こうしていくつか試作品を食べた後、2つのチョコレートに絞られた
「こっちは大人用、こっちは子供用にしよう」
メモを見ながら再びチョコレートを作り始める
「ぼっちゃま、お手伝いしましょうか?」
「大丈夫だよ、セバス 2回目だから前ほど時間はかからないと思うし」
七仔(チーザイ)は性格はおっとりしてるが、頭がいいのでのみ込みは早かった
「さすがぼっちゃまです」
小雅とシャン子にはチョコレートをパンダの形にしてあげようかな そう思いながらチョコレートをゆっくりと溶かしていた
再びチョコレートを型に流したり、パンダの形に整えて冷蔵庫に入れた
こうしてチョコレートは完成した
個別にラッピングしていく
「できた あとは渡すだけだ」
「ぼっちゃま、グットラックですぞ」
「うん」