もちろんだあれもいない。

ぺたぺたぺた

あたちのあしおとだけがきこえる。

ぺたぺたぺたぺた

いつものみなれたへやなんだ。
でも、なんかいやぁなけはいがする。

ぺたぺたぺたぺたぺた

するってえと、ぴたっ
となにかあたちのあしにひやぁっとしたものがぶつかったの。

そのしゅんかんぞくうってぜんちんのけがさかだったんだ。

なあんにもなかったはずのへやにだれがおいたのかわからない、あたちのからだのはんぶんくらいでしょうかねかたまりがでーんとあったんだ、そのあとはなにがおこったのかわからない
あんなにあちゅかったのにひゅーっとからだがひえてひえてしょうがなくて。

はっときがちゅくと、さっきまでのかたまりがあとかたもなくきれーいにきえていた。

あとできいたらね、あたちをとびらのそとからみてたってひとがいたんでしゅよ。

それでね、ニタァと笑って
こおりはおいしかったかいって、そういうんでしゅよ。