ゴロゴロ転がるリーリー を目を細めながら見ている永明のとなりにはタンコママが寄り添っていた。

「タンコよ、若いもんは元気でええなぁ。わしは疲れたからちょっと昼寝するかいなぁ。」
慣れた手つきでビーチチェアを広げた永明はヒョイと寝転んだ
「ふーーー。やっぱりボンボンベッドはええなあ~〜」
「もう、永明さんったら ボンボンベッドだなんてクスクス」
タンママは永明の肩に頭を乗せて笑った

「あら?あそこに落ちてるアイフォーンがずっと鳴ってるわね?」
タンママはアイフォンを拾ってきて永明に渡した


永明は躊躇なく即電話に出た