>>303
歴史上、実戦で戦艦が最後に使われたのは、から30年も前の湾岸戦争で使われただけ。
初めてトマホーク・ミサイルを実戦で使えるように試験改造された老朽艦1艦だけで、これを最後に歴史から消えた。
アメリカ国防総省のホームページにも、戦艦は現在これを最後に、世界中のどこにも無いと明記されている。

戦艦が無くなった理由は次の通りだ。
◆ミサイルの時代になり、大砲が不要となったため、反動を吸収するために艦を大きくする必要は無くなった。大砲は艦を痛め、命中精度も低いため、ミサイルの時代となった今日、博物館から戦艦を実戦復帰させるような計画はひとつもないばかりか、それがあり得るように語るのは知恵遅れの発想だろう。
◆現在はネットワーク戦術の時代であり、そもそもUNIXも、それを動かすかつてのワークステーションも、ネットワーク戦術の要請に応えるべくして発達してきた。
◆戦艦大和は失敗作である。その大失敗に気付いた日本軍は大和級の3番艦を建造途中で空母に改造したが、ときすでに遅かった。
◆しかし、宇宙戦艦ヤマトなどのアニメの影響からか、75年間、実戦を経験しなかったからか、「でかい=すごい」という古い概念が日本人の中にいまだくすぶっている。結果として「付加価値」と称しては一生使いもしない機能をふんだんに付けた日本製品は韓国製や中国製に負けるようになり、SONYやPanasonicなどの没落を招いたのである。