2008年初頭にLinuxファウンデーションが行ったインタビュー(インタビュー前編、後編)の中でリーナスは、自分自身が
「デスクトップLinux以外のことなど、1度だって気にしたことがない」と答えているし、「(Linuxをサーバとして)使いたいとも思わない。
興味がない。自分はどちらかといえばデスクトップの人間だし、これまでずっとLinuxをワークステーションとして使ってきた」と話している。

リーナスは冒頭でデスクトップという言葉で始めておきながら、最後に“ワークステーション”と言い替えている。

 リーナスも「ワークステーション」と「デスクトップ」を区別していないわけではないようで、
インタビュワーにデスクトップLinuxの可能性について聞かれて、こうも答えている。
「デスクトップはどうあるべきかについて、みんなバラバラの考えを持っている。
Windowsユーザーがたくさんいて――、彼らはデスクトップがどんなものであるか知ってますよね。Windowsでしょ?」