>>29
BorlandがLinux版のRAD開発環境(Kylix)を発売した時は、
その当時でさえほとんどのディストリでインストールできなかった。
あれこれいじって無理にインストールしてもまともに動作しなかった。
Borlandの高い技術力と莫大な資金力があってもバイナリ互換ができなかった。
BorlandのLinux進出の失敗は、ディストリ間の違いの吸収が難しかったのが一因という意見がある。
これを作れば、どのディストリでも動くっていうことが非常に難しかった。
別の言い方すれば、Linuxディストリ間、同じディストリでもバージョン間にバイナリ互換がなかった。
ELFなどの形式などには互換はあっても、それだけじゃアプリケーションは動かない。

debianのソフトのパッケージをUbuntuに入れても、まともに動かなかったりするじゃん。
「依存」という概念があるのが問題なんだと思うんだよね。
GPLライセンスだと、依存させるべきみたいなことになるけど、バイナリ互換を考えたら依存させないべきなんだよね。

aptとか、rpmとか、yujmとか、なんでもいいんだけど、全てのディストリに正しくインストールできるやつってある?
一つのバイナリパッケージで全てのディストリ対応ってやつある?
なんで、ディストリ単位に加えディストリのバージョン単位の数多くのバイナリを公開する必要があるの?
バイナリ互換あるんでしょ?