ことしインターネットを安全に使うことができなくなったウィンドウズ98などのパソコンが、全国の公立学校だけで40万台に上りましたが、経済産業省は来年度から、
「リナックス」と呼ばれる無償の基本ソフトを利用して、こうしたパソコンを再生させる事業を始めることになりました。
 マイクロソフト社の基本ソフトウィンドウズ98とMeは、今年7月にサポートが打ち切られ、新たに見つかった欠陥にも修復措置がとられていないため、インターネットを安全に使うことができなくなっています。
 こうしたパソコンは、文部科学省が調査を行ったことし春の時点で、全国の公立の小中学校と高校だけで40万台に上っており、
各学校では文書作成の専用機として使うなど、利用方法に苦慮しているのが現状です。
このため、経済産業省は来年度から、「リナックス」と呼ばれる無償の基本ソフトを希望する学校に配布してウィンドウズと入れ替え、パソコンを再生させる事業を始めることになりました。
無償の基本ソフトは、インターネットからのダウンロードやCDの形で配布する計画で、基本ソフトとあわせて、ホームページの閲覧ソフトやメール用のソフト、それに数学の学習用ソフトも配る予定だということです。
 経済産業省情報化人材室の夏目健夫室長は「古いパソコンもこのソフトを使えば、十分に教育用として再利用することができる。パソコンの更新を検討している学校にはぜひ使ってもらいたい」と話しています。

<< NHK 2006.12.31

たぶんknopだろうけどslaxも参入してよ。
wizpy、という手もあるね(ユバーバ