http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0604/21/news008.html
こういうちゃんとわかっている人がいればいいんだろうね。じゃなければIPAのバラまきと情報ゼネコンのいい漁場にしかならんだろうね。
- 確かにわたしたちはオープンソースソフトウェアでシステムを構築していますが、オープンソースを使ったから安価に
 システム構築できる、というのはナンセンスな議論です。安くできるのは、結果として保守費が発生しないようなシステムを
 構築するから、もしくは、地場企業が参加するから全体として中抜きが発生するために可能となるのです。オープンソースを
 使っているというのは、実は別の次元の話です。
- オープンソースの適用が無意味だと思われる領域はあります。例えば電子署名の署名ライブラリです。これを一生懸命開発し、
 オープンソースにしても誰も価値を見出してくれないのではないでしょうか。こういった部分は買ってしまった方が早いです
-コスト削減のためにシステムのWeb化を推進する自治体もありますが、処理ごとにサーバサイドへ問い合わせしていては、
 サーバやネットワークの肥大化を招きます。行うべきは業務であるのに、業務以外に投資を重ねていかなければならないような
 環境を構築しては本末転倒でしょう。
-いわゆるバザール型の開発モデルを期待して公開しているわけではありません。コミュニティーについて言えば、特に地方の
 ビジネスでは、そこ(オープンソース)に勝機があるのならそれでビジネスをしたいと思うだけで、そこに集まる人も仲の
 いい友達ではなく、言わばライバルなのです。これではコミュニティーに期待してもいい結果は生まないでしょう。
 現実的には、オープンソースで公開されたからすぐに使う、という自治体はいないでしょう。