俺は「ぬるぽ」を、こころの中で、何度も何度も叫んだ。
しかし、この俺の叫びは、他の誰のこころにも届かなかった。
いや、届いても感じる事が出来なかったのである。
「ぬるぽ」とは、それ程高尚なものなのである。