「学校法人の山形芸術工科大学は設立時から瓜生山学園に大学運営のノウハウを頼ってきた。
人事をみても初代理事長の板垣清一郎知事、2代目の金澤忠雄市長のもとで瓜生山の徳山詳直理事長が副理事長を務め、
金澤氏の後の3代目理事長に徳山氏が就任して現在に至っている。
徳山氏は京都と山形の理事長を兼務してるわけだね」
 「瓜生山に連なる理事は当初は徳山氏だけだったんだけど、その後は徐々に増えて現在は4人。
一方で、当初は県と市がそれぞれ送り込んでいた理事は2004年以降はゼロだ」
 「私立だから構わないという見方もあるけど、今回の問題が出てきてやっぱり施設を提供した
県や市が少しは経営をチェックすべきだったという意見もある」